反原発派が東京の大雪は 「人工雪」で都知事選の妨害だと主張(秒刊SUNDAYの記事より)
家にいればタンスの角に足の小指をぶつけ、外に出れば雨に振られ、帰宅しようとすれば自分の自転車だけサドルの代わりにブロッコリーが刺さっている…
悪いことが続くとこう思いたくもなります。
「どうしてこんな目に?」
人は理不尽に耐えることができません。
そこに納得できる「理由」が欲しくなります。
それは神や仏から占いや風水、UFOに乗った宇宙人、イルミナティやフリーメーソンの陰謀など様々です。
が、その理由はあくまで各人の理解力の及ぶ範囲に限られます。
よく統合失調症の人が『電波』という言葉を使います。
「どこそこの誰々が私に電波を飛ばして悪口を言ってくる…!」みたいな感じです。
電波は耐え難い不安に手っ取り早く理由をつけるのに便利です。
電波と同じく無色透明無味無臭で人間には知覚できない『放射能』も近頃は好まれる素材です。
では、電波や放射能が発見される前はこういった人たちは何によって攻撃されていたのでしょうか?
今でも健在ですが、やはり生霊や呪いの類が主力だったんじゃないかと思います。
次に逆の場合を考えてみます。
家では好物のビーフシチューが朝から出されたと思えば、外を歩けば美少女にいきなり告白される…
これはこれで不安になってきたりはしないでしょうか?
人は一定以上の不幸にも耐えられませんが、度の過ぎた幸福にもまた耐えられないのです。
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