「小保方さんはかなりのナルシスト」 日本カルチャーを牽引する志茂田景樹氏が言及(J-Castの記事より)
言ってることは正しいけど、その人がしてきたことと一致しない。
そんな時思わず言いたくなるのは「お前が言うな」です。
かつてキリストも娼婦に石を投げている民衆に対してこう言いました。
「では、今まで一度も罪を犯したことないもののみが石を投げなさい」
言いたいことは分かりますけど、これを何にでも当てはめるのは危険です。
このリクツだと生まれてこの方何もしてこなかった人ほど物事を多く批判する権利があることになりかねません。
例えば、ある人気漫画をつまらないと言った人が、それよりヒットしていない漫画の作者だったらどうでしょう?
口さがない人の多いネットではすぐさま「お前が言うな」の大合唱で炎上の憂き目にあうと思います。
では「お前が言うな」と言う人達はどうなのでしょう?
漫画の一つもロクに描いたことのない人たちばかりです。
つまり、何もしたことがない分人に見せる弱みがないので強気に出られるというわけです。
でも例え下手っぴでも経験したことある人の方が、その分野についてより良く理解できる面があると思います。
それに何かにチャレンジしてる人の方が、してない人より弱みを多く抱えてしまうのは社会として健全とは言えません。
それでも「お前が言うな」と言いたくなる気持ちもわかります。
あまりに不躾に相手をけなすのはいくら正しくてもファンの気持ちを傷つけますから。
なぜそう思うのかを経験者なりに説明できれば、ただの中傷とは違って議論に生産性も出てきます。
※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから
志茂田景樹さんの今昔。昔からおしゃれな方ではあったようです。氏のtwitterはなかなか深いです
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