雪ぶつけられた69歳男、小5男児に暴行-福島(Yomiuri Onlineの記事より)
人間は歳を取ると子どもに戻るといいます。
空き店舗に数週間だけ入って老人たちを集める怪しげな健康食品の業者を一時期よく見ました。
若い頃はしっかりしていた人でも、歳を取るにつれ素直で純粋になっていき騙されやすくなるんでしょう。
歳を取ると涙もろくなるといいます。
これはいいことでしょうけど、自分の親を見ていると感情の抑制が効かなくなるという面があるようです。
ですから、人によっては上記事のように怒りの抑制も効かなくなるようです。
かくいう僕の父もよく笑うようになった反面、つまらないことでへそを曲げて自室から出てこなくなることがあります。
頼まれた買い物で品を間違ったことを母が言っただけで一週間ほどお籠もりします。
小さい頃気に入らないことがあって母にハンガーストをかけた記憶がありますが、きっとあの心境でしょう。
では、母はというと、こちらもなかなか幼児退行が進んでいます。
前に母が携帯電話がほしいと言い出したことがありました。
が、筋金入り吝嗇家の父は渋っていました。
そもそも携帯電話が必要なほど外出しませんし、今更持ったところで使いこなせるとも思えません。
そこで、分が悪いと勘づいた母が言い放った一言が衝撃でした。
「周りの友達はみんな持ってるのに自分だけ持ってないのは恥ずかしい」
何かを欲しがると「よそはよそ家は家」と幼い僕に言ったあの母と同じ人とは思えませんでした。
結局、晴れて携帯電話を手に入れた母でしたが、外出時よく忘れて居間に転がっているのを見ます。
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