下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

ぼんてん山・うぐい滝川.2日目(うぐい滝川)

2019-07-08 15:07:50 | その他の山

2日目(うぐい滝川)
使用するうぐい滝林道は第2橋と第3橋の間で工事中のため、第2橋に車を停めて、1km強の林道歩きとなった。
第3橋から入渓。
30分ほどの単調な沢歩きから、プチゴルジュとなる。
一昨年は流木で埋まっていたが、今年はきれいな姿を見せてくれた。
ここから変化に富んだ沢の始まりとなる。
深さは大したことはないが、数か所のヘツリ場が現れる。
みんな濡れたくないので、素直にヘツル。
第1の核心、倒木滝が現れる。
一昨年は巻いた人からロープを出してもらい、トップロープで登ったが、今年は再びフリーで登る覚悟で来た。
倒木の上部に手がかかるまでは、難なく登った。
ここから、あと一ヶ所のスタンスが取れず、やむなくシュリンゲ2本で足場をつくる。
何とか登った。
ちょっと情けない気分だが、アラセブなので自分自身を大目に見た。
登りに集中するあまり、写真を忘れた。
この辺りからよく滑るようになる。
何気なく置いた足が、ずるっと滑り、水に落ちる。
疲れて、踏ん張りがきかないのかとがっくり。
続いて、巨岩が重なり合った滝。
さらに小滝が数か所続く。
ここでも、みんなが何気なく登っている滝を登れず、助けてもらった滝があった。
大きな滝を持つ石滝沢と出合う。
滑床が主体となり、快適だ。
長滝沢との合流点で休憩。
まだまだ時間に余裕があるので、長滝に向かう。
第2の核心部、長滝だ。
最上部は、トップロープでも登れず、引っ張り上げてもらう体たらくとなった。
直ぐに林道と交差。
本日の終了点である。
ヤブ化と土砂崩れでかなり荒れた林道を戻った。

※上がってスパイク地下足袋を調べたら、全てのピンがぐらぐらで、まったく効かない状態だった。
 これについてのリポートは、後日まとめる。




入渓点。今日は機嫌がよさそうだ。




ここからが変化に富んだ渓相となる。




寒いので落ちたくない一心で越える。




微妙なヘツリ




ここもヘツル




巨岩滝が現れる。




基本的にナメが続くようになる。




石滝沢の大きな滝(石滝なのだろう)。




少し明かりがさし、天候の回復を思わせる。




長滝下部にて集合写真。




長滝上部。ここでロープを出してもらった。


ぼんてん山・うぐい滝川.1日目(ぼんてん山)

2019-07-08 14:08:47 | その他の山

八戸山水会の月例山行で「ぼんてん山・うぐい滝川」へ行った。

1日目(ぼんてん山)
家を出るときから小雨。
小雨を強いジリと考えることにし、少々の不安を抱えながら、待ち合わせ場所に向かった。
横浜は道路が乾いている。
登山口はガスで目指す山も見えない。
下りのスリップ防止のため、スパイク地下足袋で出発。
牧場に横切り、松林へ。
林道に出て再び登山道へ。
ここから、杉や雑木林を抜け、急斜面を登りきると「前ぼんてん」着く。
ガスのため、ここから見えるはずのサイクル施設・石油備蓄基地、風力発電や太陽光発電が見えない。
ここから北に方向を変え、ぼんてん山を目指す。
ブナ林に入ると、ガスのおかげで幻想的な雰囲気となり、大きなブナは森の主に見えてくる。
ブナ林から灌木帯に変わると少しだが勾配が強くなる。
突然目の前が開けると、山頂である。
やはり展望がないが、満足。
下山後、薬研キャンプ場へ。
ここで二人が合流して、酒を飲みつつ明日の沢へ夢をのせた。




登山口。目標の塔が霞んで見える。




雑木林の中の登山道




前ぼんてん。何も見えない。




マザーツリー。400年ブナ。




ぼんてん山頂(細かいことだが、三等三角点がある。標高は468.71mなので標記は469mが正しいと思う。)