下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

P019ハゲ山

2014-10-20 07:17:46 | プラス
山の名前を付ける場合、命名者はどのような気持ちで名付けるのか。気楽に、思いつきで、ポッと付けてしまった名前が、呼びやすかったので皆が呼び続けてしまった、てなところだろか。
「ハゲ山」。かわいそうといえばかわいそうな名前だ。
六ケ所村、泊集落の南西に位置する、県道横浜泊線沿いの尾根の先端(三角点)に付けられた名前だ。
県道からだと10~20分位で行けそうだが、ここは1本北側の尾根から、遠回りをして行ってみた。

県道から馬門川沿いの林道に入り、適当なところに車を停める。
最初からヤブ漕ぎを覚悟して行ったが、作業道が尾根沿いに付いている。しかし、10分も歩くとなくなるがヤブはクロモジやモミジの幼木が主体で歩きやすい。30分ほどで第1ピークに着く。ここから林床はネマガリに変わるが、密度が薄く、腰ほどの高さでさほど問題はない。1時間歩いて目指す、県道沿いの尾根に乗った。ここからコンパスを大きく振って広い尾根をゆっくりと下る。途中、全くなんの脈絡もなく大岩が現れた。1辺5mほどの立方体だ。そこから30分でハゲ山となるが、アチコチ探しても三角点は見つからない。
三角点が目的ではないので(いったい何が目的なのか良くわからない)、県道に向かって降りることにする。沢の向うに見える尾根に登り返したり、日当たりの良い伐採地でイバラにテンヤワンヤしたりで、今日の山はおしまい。
車まで戻り、馬門川まで降りてゆっくりと昼飯を食べ、1時間ほど昼寝をして家に帰った。



(時には背丈ほどのヤブに捕まるが、腰がないので簡単に突破できる)



(大岩)




(秋の馬門川)



(泊小学校からの月山)



(泊小学校からの今日のルート。第1、2ピークが見える)