下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

恐山街道

2024-02-12 07:34:18 | 92山
座りっぱなしの仕事で疲れていたのもある。
雛岳に行くつもりでいたのだが、夜中の雪で変更。
案の定、朝は雪かきから始まった。
1時間ほど汗をカキカキ雪をかいた。
遅い朝食を終え、恐山街道を行けるところまで行って帰ってくることにした。
いつものスノーモービルは入っていないようだ。
スキーを履いて出発・・・っ当然だが、20cmほどのラッセル。
一本杉まで1時間以上かかった。
そのまま恐山街道を歩いたが、直ぐに気が変わり、左の尾根に向かう。
十年くらい前まで、この尾根ルートは、屏風山ヒュッテへの冬季ルートであった。
それが、倒木により通れなくなっていた。
その後の状態を見ることにしたのだ。
倒木は未だそのままだった。
一本杉まで戻り、風がないのでツェルトを張らずに昼食を摂り帰った。




出発。車はいつもはゲート前に停めるのだが、100m手前のバス停に停めた。




風もなく(上空は吹いているようだ)いい天気だ。




一本杉到着。




一本杉の仏像。




尾根に出ると・・・こんなきれいな道が???あったかなぁ。




倒木帯はここから約1.0km続く。



帰ったらゲート前の除雪をしていた。車を停めないでよかった。

雪崩訓練

2023-12-27 07:37:32 | 92山
八戸山水会の恒例行事、雪崩講習へ行ってきた。
雛岳の予定が谷地ゲートの閉鎖で、高田大岳へ変更となった。
みんなが集まる前、単独者がでかけた。
ラッセルが大変そうなので、一人で行くのか聞いたら、「そうです」ときっぱりと答えた。
全員揃って、出発。
前日大雪で、遭難者が出て救助されたが、遭難者曰く「スキーを履いていても雪が膝から胸まであった・・・・・」
トレースを使わせてもらったが、一人でラッセルできる深さではない。
こちらはラッセルなしの14人、いずれ追いつくと思いながら登るも、最後まで追いつくことはなかった。
超人である。
1150mで終了点とした。
超人は更に上方に居た。
雪崩講習の方は雪が深く、深雪のレクチャーを受けて終了となった。
つぼ足になれば、脱出困難になりそうなので、やむをえぬ決定だ。
雪は深いが、重く、スキー下手にはつらい下りとなる。
途中で遅い昼食を摂り下山。




出発準備。これからビーコンチェックをして出発。




谷地温泉は営業しているらしい。




気持ちがいい。




膝上の深雪だが、先行者のトレースをありがたく使わせていただく。




高田が薄っすらと見えてきた。




目的地まで跡一踏ん張り。



帰り。みんなのシュプール。重い雪に悩まされた。




谷地に着いたのは午後4時近く。

縫道石山

2023-10-16 08:00:14 | 92山

会の山行で縫道石山へ行ってきた。
先週、下見したときは同じ時間、同じルートで歩いた。
計画が甘いなと思ったが、人数が19人もいるので、そのままにしておいた。
結局、だいぶ早めに終えた。

参加人数が多いので、2班に分けて行動したが、全員の足が揃っているのでどんどん進む。
結局山頂へは、標準時間を切る速さで19人が登りきった。
早すぎるので、ババ岩・ジジ岩へ向かった。
ババ岩からスッキリした縫道石山を眺め、ジジ岩に移動。
縫道石山、ババ岩、ジジ岩ともに狭いので、登山道脇で昼食を摂り登山口へ帰った。
予定よりだいぶ早く終えることができた。




ビューポイントからの縫道石山




ババ岩。19人も入れば少し危険。




ジジ岩からのババ岩。




ジジ岩も狭い。





縫道石山山頂で集合写真(Cさん提供)。


縫道石山

2023-10-10 07:00:34 | 92山

1ヶ月ぶりの山だ。
この1ヶ月、パソコンの前に座りっぱなしで、体力が心配だ。
災害で通行止めになっていた村道は片側通行から全面開通になっていた。
数台の車が停まっている。
ババ岩分岐まではゆるい登りで、ここから野平分岐までは下り坂になる。
ここからは登り一辺倒で、勾配が緩くなることはない。
山頂までに2回休憩した。
前に来たときは1時間弱で登ったが、今回は1時間20分かかった。
帰りの、ババ岩分岐までの登りがきつかった。
ジジ岩で昼食をゆっくり摂り帰った。




写真の左側には車が数台停まっていた。




縫道石山ビューポイント。木の枝がうるさくなってきた。




鎖場。なくても簡単に登れるが、下りは心強い。




山頂。今日は彼方まで見渡せた。




山頂からババ岩・ジジ岩、丸山、新山。




ババ岩からの縫道石山。




山から来たのか犬の散歩で付いてきたのか不明だが居間に居た。女房には散々怒られた。


吹越烏帽子岳改め御宿山

2023-09-11 08:41:37 | 92山

県道泊陸奥横浜停車場線の峠から吹越烏帽子岳へ行くことにした。
かなり前に2度登ったことがある。
20年位前、かつて縦走路があったとの情報があり単独で行ってみた。
荒れてはいたが踏み跡が有り、往復した。
数年後?横浜トレッキングクラブで整備したと聞き、吹越烏帽子岳側から縦走したことがある。

峠の道端に駐車して出発。
この時点で、不安しかない。
かつての駐車場が草茫々で入れないのだ。
案の定、第1ピークにある雨量計?からは何がなんだかさっぱり。
こうなれば、尾根を忠実に辿っていくしかない。
背丈を超える笹薮に手こずりながら、第2ピークに到着。
かなりの時間を使ってしまった。
次のピークを目指すべく、少し下りると目印テープがびっしりとある。
踏み跡っぽいものも見つけた。
なんの考えもなく、それを辿ると、戻っているようだ。
また、苦労してピークまで戻り、方向を合わせ再出発。
ガスが有り、遠くを見渡せないので油断は禁物だ。
第3ピークで、このままでは明るいうちに烏帽子岳へ到達できるか???となる。
第4ピークで敗退決定。
せっかくなので、近場の御宿山を目指すことにする。
第5ピークに乗り、位置を確認し、方向を確認。
鞍部からの登りは急斜面に加え、幼ヒバが邪魔をして歩きにくい。
山頂についたのが12時過ぎ。
ここから、北に伸びる尾根に乗り林道を目指す。
が、ここでもミス。
何も考えず、眼の前の尾根に乗ってしまった。
トラバース気味に修正し、北川上流の沢に到達。
ここで大休止して、地図を広げる。
距離300m、高低差60mで林道を確認。
休憩してからの60mの登りはきつかった。
草藪の林道を歩き県道へ。
砂利道を約1km歩き、戻った。

御宿山はなんと読むのだろう。
国土地理院の地図には「おつくし」とわざわざふりがなを振ってある。
ところがカシミール3Dの地名プロパティを開くと「おんじゅくやま」と出てくる。
当面は、わざわざふりがなまで付けていただいているので、「おつくしやま」としたい。




県道からこの道を登る。かつては車で上の駐車場まで行けた。




藪こぎの末、第2ピーク。




この目印テープに惑わされた。




第3ピークからは太平洋が見えた。




第4ピークまだ先は長い。




第5ピーク。ここで方向転換する。




目指すは吹越烏帽子岳、いやいや御宿山。




御宿山山頂。それぞれ位置確認。




ようやく戻ってきた。




カシミール3Dの地図と地名プロパティ。




ルートはこんなもん。