下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

馬ノ神~セルフレスキュー

2024-06-03 11:23:40 | 92山
会山行は馬ノ神。
出発前にレクチャーがあり、この道は5本ある十和田古道の1本のようだ。
惣辺キャンプ場をスタート。
牧場のゲート脇を入り、有刺鉄線沿いの細い道を進むと、意外と広い登山道に出た。
古い車の轍も見える。
今にも雨の降りそうな天気だが、ブナ林の中は気持ちがいい。
道は林床が笹の区間は分かりにくいが、背が低いし(今だけかもしれない)、よく見ると薄っすらと踏み跡が見える。
ブナから杉林となり、再びブナとなると、分岐が現れる。
平坦な道がはっきりとした登となるとすぐに山頂となった。

帰りはセルフレスキュー訓練。
ザックを組み合わせた搬送とザックを使った背負い搬送を行いながら戻った。
キャンプ場に戻り、ロープワーク訓練や肩ガラミの練習をした。
盛り沢山の内容で充実した一日だった。




出発前のレクチャー




このゲートと次のゲートの右を行く




登山道は広く轍も見える




大きなブナが所々残っている




笹薮は道が分かり難い。前半と違い幅も狭くなる




ここを登り切ると山頂だ




山頂。山名版と二等三角点がある




山名版がなければ通り過ぎてしまいそうな山頂だ




ザック搬送。平地で数メートル運ぶのと違い、疲れるので、スリングで肩掛けしたほうがいい




運ばれてみた。




背負い搬送。人数がいたら後ろを確保




降りてロープワークの練習




充実した一日が終わり、解散となった

小松山・浅虫八十八ヶ所

2024-05-27 07:52:58 | 92山
浅虫温泉と青森市の間にある山、小松山、田頭山、片越山を登る予定で出発。

小松山
記録を見ると、送電線の管理用道路を利用して稜線に出て登っているようだ。
ここは真南から、もっと短い距離で登ってみることにした。
道路にはゼブラ帯があり、駐車にはもってこいだ。
ただ、ゼブラ帯に停めるのだからそれなりの覚悟は必要だ。
当初計画したルートは、笹薮がひどい。
周りを見ると杉林で歩きやすそうなので、隣の尾根から直登することにした。
取付きから杉林が主で、さほどの藪ではない。
登るにつれて、急坂になり両手両足で登るようになる。
ブル道に2ヶ所出会ったが無視。
とにかく真っ直ぐ上を目指した。
少し登っては休みまた登る、を繰り返し1時間少し。
やっと勾配が緩くなった。
普通に歩けるのが嬉しい。
あっけなく山頂。
山名板があった。
帰りは沢へ寄りすぎた。
よく見ると、ブル道がある。
沢を渡り、荒れたブル道を歩き難なく車まで戻った。

田頭山・片越山
これも南側からの記録が多いが北側から登ることにした。
車を取り付き点に移動しようにも、道路がない。
さんざん動き回って諦めた。
今考えれば、たかだか学校横に車を止め、たかだか数百メートル歩けばよかった。

浅虫八十八ヶ所
以前聞いたことがある、浅虫八十八ヶ所を歩いてみることにした。
道の駅に車を停め、出発。
途中で昼食を取り、約2時間で回った。




スタートの尾根の中、ヤブは少ない。




急斜面を上から見た。帰りも大変だ。




山頂が見えてきた。




山銘板。カラスがうるさいので早々に帰る。




ブル道に出た。




ゴール。ブル道を使えばだいぶ楽に行ける。



浅虫八十八箇所の起点(八幡宮)




巨木の多い森を行く。




このような石仏が八十八体?出てくる。




所々、むつ湾が見える。




浅虫高野山で結願。

楢木森山

2024-05-20 08:48:21 | その他の山
楢木森山
0610久須志神社鳥居~0620久須志神社~0735バリカン山~0850楢木森山~1040久須志神社鳥居

人気の山なのだろう、YAMAPには結構な投稿がある。
月見野霊園からのルートが一般的なようだが、久須志神社を起終点とする周回ルートもあるようだ。
墓か神社か・・・・、久須志神社スタートとした。
朝一番の用事が昼からとなり、午前中のハイキングとなった。

車のナビでは探せなかったので、携帯のGoogle Mapを頼りに進んだが、迷うことなく到着。
朝早いので、一番乗りとなった。
準備を整え、神社の謂われを書いた看板をざっと見て、鳥居を2つ潜ってスタート。
6時過ぎのまだ準備のできていない体には、辛い登りだ。
神社は着き、裏側に回ると登山ルートに出る。
ここからは小さなアップダウンを繰り返しながら、あまり展望の聞かない道を歩く。
時々青森市とむつ湾がみえる。
バリカン山も見えるが、まだ遠い。
バリカン山で長めの休憩を取り、楢木森山へ向かう。
420mのピークから想像以上に下る。
????、地図を出して周りをよく見たら、楢木森山への分岐があった。
急斜面をZで登る。
尾根に出てすぐに山頂。
ここでもきっちり休憩を取り374mピークに向かった。
急な坂道を降りる。
途中、男坂と女坂の分岐があるが、どっちがナニなのかわからないので、直感で女坂を選択。
目的のピークから少し下って、95鉄塔。
ここからはゴールを目指し、黙々と歩く。

風呂に入り、余事を済ませ家に帰った。




鳥居を潜り参道を神社へ




久須志神社。左側から登山道へアクセスできる。




案内標識や目印テープがびっしりあり、迷うことはない。




バリカン山。ベンチでゆっくり休まさせていただいた。




青森市とむつ湾




広々とした美しい区間もある。




楢木森山。




新道って??。女坂を選んだ。




95鉄塔。どうやらこの山は鉄塔番号が目印になっているようだ。




小さな沢を3箇所?超える。晴れていれば問題ない。




ゴール。車が増えている。人気の山なのだ。

櫛ヶ峰・硫黄岳

2024-05-06 10:27:29 | その他の山
連休後半、5/3~5/4、またまた八甲田に入った。
5月3日 硫黄岳
6時30分頃に睡蓮沼。
駐車場はそろそろいっぱいになりそうだ。
準備を終えてスタートしようとしたところ、櫛ヶ峰の道順を聞かれた。
道順というかスタートの方向を聞かれたのだ。
何時間かかるのか聞かれて、みなさんなら2時間強で行けるのではないかと答えた。
我々はパラダイスを登り、駒ヶ嶺北側の湿地帯へ向かう。
高度が少し低い、赤石沢源頭を巻くルートは藪が出ていると判断した。
櫛ヶ峰手前で荷物をデポし、山頂に向かう。
山頂でシールを剥いだり、水分補給したりしていると、道を聞いた彼らがやってきた。
途中で道を間違えそうになりながら、2時間半での登頂である。
スキーを見たら皮のビンディング。
当然、かかとが上がるようになっている。
靴は革靴。
スキーのトップには番号がふってある。
3人共、自衛隊だ。
斜面は亀裂をを避け、それなりに楽しく滑ることができた。
自衛隊の3人がぶっ飛ばして帰ってゆく。
ニセ駒からパラダイスに滑り降りたが、縦溝と松ヤニで散々だ。
箒場にテントを張り、宴会。

5月4日 硫黄岳
松ヤニを天ぷら油で落とし(ぎりぎり落ちた)、ボディーシャンプーで油を落とした。
今日は7時に睡蓮沼。
もう一杯になりそうな車の数だ。
今日も天気がいい。
まずは、仙人岱ヒュッテを目指す。
超緩斜面をゆったりと歩き、ヒュッテに到着。
ゆっくり休んで、硫黄岳へ向かう。
山頂は藪が出ていて、南斜面にはちょっとの区間、藪漕ぎが必要だった。
上部斜面は滑られたが、下に行くほど縦溝。
更に下に滑り込んだら、松ヤニ祭りとなった。
歩きも辛い帰りとなった。




いざ出発。




今日も天気がいい。




櫛ヶ峰はいつ見ても美しい。




自衛隊3人組に撮ってもらった。




駒ヶ嶺には亀裂が入っていた。




仙人岱について、スキーの裏を見たら・・・・。





朝7時、すでにこの状態。




今日も天気にいい中出発。




山頂について、滑降準備>




この斜面を滑り降りる。




家に帰り、リムーバーをかける前。




アフター。きれいに取れた。この後ベースワックスを塗って保管。スキー仕舞いとした。

連休の八甲田

2024-05-01 08:08:52 | その他の山
27日~28日まで八甲田に入った。
埼玉から山スキーは5年ぶりだという夫婦を迎え、ともに行動することにした。
27日
ロープウェイを利用から前岳からの銅像茶屋ルートとした。
切符を一番に買って並んだが、すでにシーズン券などの人たちでいっぱいだ。
かろうじて1便に乗ることができた。
身動きの取れない満員電車のよいうで、これはこれで辛いものがあった。
銅像ルートをそのままトレース。
誰もいない。
誰も来ない。
田茂范沢の底まで降り、少し登り返すと前岳は目の前だ。
少しの登りで前岳山頂。
以前より亀裂の広がった北東斜面を慎重にかわし、北斜面に滑り込んだ。
遠くに見える銅像茶屋に向けまっすぐに降りる。
あまりの天気の良さに、車の中で昼寝。
久しぶりにゆったりできた。

28日
横岳。
南目屋の末端道路から目指すつもりが、雪がなく1本手前の道路から出発した。
なんとか雪を拾いながら西尾根に取り付けた。
982mを過ぎると斜度も増してくるが、急斜面というほどでもない。
稜線に出ると傾斜は弱まり、視界が広がる。
いつも、ここからが長く感じるところだ。
山頂には一人昼食中の男性がいたが、他は誰もいない。
珍しく静かだと思ったら、ドカドカと数人のパーティーが登ってきた。
来た道を忠実に戻った。
どうやらYAMAPには軌跡を記憶する機能があるらしく、帰りにお世話になった。

29日
なんだか気分が乗らず、解散。
次の日は雨予報なので、家に帰ってシュラフなどを干した。

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27日 前岳

田茂范沢で思い出したようにビーコンチェック。




対岸を見ると4人のシュプール。




山頂目前。




写真ほど急斜面ではなかった。




山頂で滑降準備。




樹林帯に入ると岩の上に根を張ったアオモリトドマツ。



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28日 横岳


この道路をスタート地点とした。




牧場の雪は殆どない。




ようやく尾根に取り付いた。



稜線に出た。ここからがダラダラと長い。




山頂到着。




昼食中のソロにシャッターを頼んだ。今日は5人。




青森市が黄砂で霞む。




今日もまた熊の足跡が・・・・・。