☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

芽吹きの熱は大地に満ちて・・・富士山と蓼科山を巡る冬旅2

2020-03-05 00:24:34 | 徒然・・・旅
車窓に見える木々の枝はほんのり赤い芽吹きの色に染めり始めている
大地は内にほとばしる芽吹きの熱をいっぱいためて春を待つ
大地にエナジーが一番満ちてくる時

夕暮れ時蓼科のOさんのペンションに着くと辺り一面真っ白い雪
家人はそれだけで大喜び・・・
浅間神社の集められた雪を見ただけでテンション上がってたもの
踏みしめるとシャキシャキッと音がする

この冬京都市の中心地より北の方は朝少し銀世界が見られたけれど
私たちのところはほぼ雪は降っていない
夜の静寂に浮かぶ銀世界は凛として美しく不思議な高揚感に包まれる

子どものころは京都でも結構雪が降って世界が白く染まるのは
冬の当たり前の風景だった
育った地域はことによく雪が降り月明かりに照らされた銀世界や
シャンシャンシャンとチェーンを付けたバスや車の走る雪の朝の
何とも言えない空気感と音風景は今も胸に残る
無意識の郷愁が雪によって呼び覚まされる
旅の空だから余計に・・・

朝起きたら廊下の窓に雪の結晶が・・・初めて見た!美しい!
以前就職して北海道に行った知人が「道路にも窓にも雪の結晶できて
びっくりした!」と言ってたのを思い出した
               
-10度の冷え込みでも室内は暖房が程よくきいて
ありがたいことに寒さはあまり感じない
今日も雪模様、見えるはずの南アルプスが全く見えないのは寂しいけれど

昼からは晴れることを願ってOさんご夫妻の車で女神湖方面へ出発
通いなれた道、いつもと風景が違うだけでも何だか嬉しい
まずはピロシキ目当て?!の長門牧場へ

一面雪野原、風が強くて冷たい 
たまに青空が顔を出すがまた曇りはじめ辺りは見えない
ステーキとピロシキそして牛乳
それにいつものソフトクリームはこの寒さでも外せない

女神湖1周、まるで墨絵の世界
蓼科山は麓しか見えず辺りは昨日からの雪に覆われている
毎年は厚い氷が張り車のイベントが行われるほど凍結している湖は
暖冬のせいで半分ほどしか凍っていない
しかし初めて見る雪の女神湖
冬ならではの光景に出会うことができた!

白樺湖を巡って車山から霧ヶ峰へ
美しい樹氷のきらめきは見ることができたけれど辺りの山々は見えない
待てども待てども空は晴れない・・・

あきらめてビーナスラインを下る
ゆっくり降りていくと嘘のように空が明るくなり始めた
青い美しい澄み切った空が広がる
「暮れるまでに」と急いでOさんの勧めの「蓼科山が美しく見える」スポット
三井の森へ

どんどん蓼科山を覆っていた白い雲がとれていく
待ちに待った麗しき蓼科山が姿を見せる
ほんのりと夕日に染まり「ああ 蓼科山!」と言う感じ・・・
湖と木立とのコラボもとても美しい
耳は痛いけれど冷たい大気も吹き付ける風も何のその
染まりゆく蓼科山をただただ眺める・・・
感激!感謝!満足!幸せ!

後はお湯質を誇る東急ホテルの温泉でゆったり・・・
評判の北欧料理のレストランでたらふく・・・

        



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