☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

バイオリン&ピアノの調べ虫の声そして月の光

2021-09-25 00:00:10 | アートライフ

今年は満月と重なった中秋の名月の前夜
最近ご縁が繋がった滋賀県湖南市の山の麓「オータンの森」へ

熱化学還元処理された無垢の杉の木で天井・壁・床・椅子等
すべて作られた「音療育館」ミニコンサートホール
どんな響きがするのだろうととても興味がわいていたところへ
N先生からコンサートのお誘いが、、、
それも名月の前夜
これも「ご縁!」と出かけることにした

久しぶりの高速
インターを降りると彼岸の入りと相まってか
いろんなところに真っ赤な曼殊沙華!
今は盛りと見事に咲いている

ミニコンサートホールは2階
40脚ほどの面白い角度の杉の無垢の椅子が
感覚を空けて並べられていた
背面と座席は90度なのだが座席面が
45度?!ぐらい上に傾いている
びっくりして如何なものかと思ったが
何の何の座り心地が良くて無垢材の温かみが
背中に伝わって何ともいい感じだ

空が茜がかってきてコンサートが始まる
客席はスタッフを含めてほぼ埋まっている
tomoo&saki
ピアノとバイオリンのユニット
久しぶりのライブの興奮と
この地に遠方からも思いのほかたくさんの人で埋まったホールに
演奏者自身が感激と喜びにあふれているのが伝わってくる

オリジナルありホップ調ありジャズ風ありジブリ曲ありの軽やかな演奏
バイオリンの調べもピアノの響きも建物と共鳴し合って
予想通りとてもいい
だんだんと暮れゆく空
開け放たれた窓から涼やかな風が心地よく吹いてくる

第1部が終わりみんなで月の出を待つ
森の一番深い所から出てくる今夜の月は少し時間がかかったが
煌々と明るくスーパームーンと見まがうほど大きい

輝く月のもと第2部はすべて明かりを消して
竹ろうそくの仄かな灯かりのみ
楽譜も見えないほとんど真っ暗な中での演奏
これも演奏者の「何がやれる」「やってみようか」という感じで始まった
大きく響く虫たちの声との競演もとってもいい感じで…

月の光の中で聞くドビュッシーの「月のあかり」のピアノが沁みた
本来ピアにストのsakiさんの演奏だったらしいが
窓の外の「月」ばかり見つめていたので気づかなかった
今夜彼女の夢がひとつ叶ったらしい

ここはもと京都大学のN先生の研究所
木材の熱化学還元処理の研究や木のおもちゃ製作ばかりでなく
もう20年以上我が家で愛用?!している竹炭や竹酢液の研究の
パイオニアで
今やいろんなイベント等で広く使われている
竹ろうそく、竹灯篭の発案者でもあるとか…

今は竹酢液がコロナに対応できるという研究も…
今日も入口で先生直々に噴霧器で全身竹酢液をかけて貰った
もう20年以上竹炭や竹酢液を使っていると話したら
「それは素晴らしい!!」と…
オーガニックのアロマオイルのマスクスプレーを早々に買い
はっかオイルも試していたけれど
匂いが嫌いではないのでこれからはマスクには先生お勧めの
竹酢精製液を吹きかけることにした

虫の声響く森の秋めく宵に
月の光を存分に浴びて
めったとない音体験を味わうことができた
心地よい時間…
とても素敵な中秋の名月&満月の前夜を楽しむことができた
        
    
                

                

コメント
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