☆フェアリーベルの暖輪室☆・・・♪京都風日和♪

時空のキラメキのなかで、感性を研ぎ澄ませ、
吹く風のままに・・・ちょっと不思議な話も・・・ 

シャーロック・ホームズ・・・シャドウゲーム

2012-04-06 03:31:46 | 徒然

 映画「シャーロック・ホームズ」の第2弾
 宿敵モリアティ教授を迎え撃つ今回
 「最後の事件」を下敷きにしていると言われるが映画はまるで別物

 アクション・ミステリということだがホームズ本来の推理ものというより
 前回同様アクションシーン中心のエンタテーメントだろうと

 ちょっと期待薄ではあったが
 「シャーロキアン」とはいかないまでも

 長年のホームズファンとしてははずすわけにはいかない

 「シャドウゲーム」というのは
 観察したいくつかの場面を読み取って繋ぎ合わせ
 これから先に起こることを推理して組み立て先手を打つ
 これを瞬時に、一瞬のうち行うことらしい
 チェスや将棋・囲碁等先に相手の手の内を先の先まで

  読んで先に手を打つという感じだ

 そのシーンが見もの
 映像ならではで面白い

 兄のマイクロフトやモリアティ教授の出番も多く
 ホームズただ一人の女性といわれるアリーネ・アドラーが

 モリアティの手下になって悲しい最期を遂げたり
 馬車じゃなく「電気車」が使われていたり
 ホームズが馬に乗るのが苦手だったり

 (本来はよく騎手に変装したりするので得意なはず)
 ワトスン博士がカッコ良過ぎですごーく活躍したり
 何といってもホームズのキャラクターが

 大変面白くユーモラスで可愛い・・・
  
 映画ならではの演出で思っていたよりとっても楽しめた

 原作者のコナン・ドイルもホームズが自分の命を犠牲にして

 モリアティ教授とともに・・・
 ということでシリーズを終わりにしようと思っていたが

 あまりにも読者の希望が強く
 「ホームズの帰還」となったと言われる

 シリーズは「最後の挨拶」までたくさん続いていくので
 子供心に「よかった!」と思ったものだ

 全部読んでもまだ読みたいというシャーロキアンの気持ちも良く分かる
 今の時代にはちょっと合わないかもしれないけれど・・・

 シャーロキアンの書いたホームズ物も捜して読んだが
 ホームズの女の弟子が出来るシリーズは中でも面白かった

 この映画もエンターテーメントにたっぷり楽しむことが出来た
  

                      

コメント
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