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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

わんぱく王子の後は王子駅近くで味噌ラーメン

2018年04月28日 | 生活
北とぴあで「伊福部昭百年紀Vol.6」を見た後は、少し
遅い昼食です。



JR王子駅近くのラーメン屋を検索して味噌ラーメン店へ。

「北海道らーめん みそ熊」

味噌ラーメンに弱い私は吸い寄せられるように入店。
辛いだけの味噌ならイマイチ苦手だが、甘味のある白
味噌が店外メニューにあったから尚更です。



入って左手に券売機あり、札幌みそらーめん(\680)を購入。
「麺大盛サービスあり」だったが、微妙な時間帯だったので
普通盛りに。

スープはダシの効いた(?)味噌味。
若干のニンニク風味と、魚の風味を感じる。
油が膜を張っている。



麺は中太。モチモチ感あり。スープに合う。
具は、メンマ、チャーシュー、ワカメ、もやし、ネギ。

卓上にスリ胡麻の器もあったのでハンドル回してスリスリ。
美味しく最後までいただけました。

ごっつぉさんです。

「伊福部昭百年紀vol.6」に行った(3)

2018年04月28日 | アニメ・特撮
私が以前から熱望していた『わんぱく王子の大蛇退治』。
東映動画の金字塔的作品のうえ、ミュージカル要素もあり。

全編に渡って伊福部音楽が流れ続ける総合芸術作品でもある
のです。

やさしいOPに始まり、時代劇かと思わせる重厚なテーマ曲が
始まります。



これが堪らない。
ヘヴィなビートがゆっくりと刻まれ、腹に響くほどなのだが
これが、後に再編されたオーケストラ曲は幾分大人しい。

よってトリプティークさんの伊福部公演では毎回アンケートで
『わんぱく王子の大蛇退治』をリクエストしてたんですよ。

思いっきり重厚に!思いっきり粗野に演って欲しい…と。

果たして、それはかなり叶えられました。
オーケストラの上品さが迫力を損ないかねない同曲を、堂々と
演奏してくれました。



「アメノウズメの舞」「八岐大蛇の登場」「空中戦のマーチ
(地球防衛軍マーチの変形版?)」など、実に楽しませて
もらいました。

ホントはもっとフルで聴きたかったというか、だんだんと後方
上部のスペースが気になり始めましてな。

「いっそシネマ・コンサートやってくれないかしら」なんて、
そんな事を夢想し始めてしまいました。
※今後、そういう事も考慮していただけたら幸いです。

そしてアンコール
「アメノウズメの舞」「メーサーマーチ」。

さらに、もう一曲「怪獣大戦争」の大サービス。
ああ、また泣いちゃってますよワタクシ…。

大感激の中、エンディング。



そして司会の小林さん、宝田さんも現れて、団員の皆さんを
称えておいでです。

客席も皆、歓声と拍手を送ります。



そして、恒例のフォトセッション。
宝田さんのスターオーラが凄いね。

例によって背筋も延びて矍鑠としてらっしゃるというか、
ダンディです。



ず~っとハンサムな2枚目スターです。

客席にいた井上誠さんも壇上に呼ばれて参加。
※井上さん、ジャケット+ネクタイで雰囲気違うよね。



お客さんも1人上がってもらいましょうと言い出したのも
宝田さん。

最初に手を上げた御婦人を壇上に上げてしまいましたよ。

しっかり横に並んで記念撮影。



肩まで手を回しておいでです。レディをエスコートする
姿勢はサスガです。

※女性の画像はプライパシーの関係で一部のみ…

そのまま左へ右へ正面へ、そして2階を向いてハイポーズ!



最後は隣の御婦人にチューをねだり、ホッペを向けといて
急に正面向く得意の技で唇を奪っておいででした。

ほんと、ダンディー通り過ぎてオンナ好きです。
まぁ、二枚目スターですからね。
結構相手の人は喜んじゃうんですけどね。



「セクハラで訴えないでくださいよ!」とも言い放ち、
またしても会場を笑いで包む宝田さん。

さすがですよ。
役者ですよ。やっぱりスターですよ。



そんなこんなでフォトセッションも終了。
皆さんまた会いましょうで終演。

例によって大満足の公演で御座いました。
スリーシェルズさん、オーケストラ・トリプティークさん、
宝田明さんに感謝で御座います。

(終了)

「伊福部昭百年紀vol.6」に行った(2)

2018年04月28日 | アニメ・特撮
プレトークでは「楽譜の残っていない曲の再現」に関して
言及され、青島氏の苦労が忍ばれた。

予定曲の変更や、宝田明出演作特集に関する話もあった。



さて、トークも終わり、入れ替わるようにオーケストラ・
トリプティーク登場。

先週の渡辺宙明コンサートと違い、オーケストラのみの
編成で、バンドはいない。

14時コンサートが開始された。


まずは
映画「怪獣大戦争」(1965)
大人気の「怪獣大戦争マーチ」です。

「シン・ゴジラ」のエンディングでも流れて、ファンを
感激させた伊福部マーチの代表曲。
迫力も素晴らしい。特に打楽器!

なお、劇中で流れた既成のクラシック小曲も演奏され、
マニア心をくすぐってくれた模様。

「キングギドラ・ラドン・ゴジラ」総出のテーマは、
また迫力が素晴らしく。
銅鑼とティンパニの叩き捲りが凄まじかったです。

そして
映画「ゴジラVSモスラ」(1992)

「マハラモスラ」の歌声が聴こえてくるようです。
これは勇壮にして大らかな楽曲。
スケールの大きさが映えます。

途中、メーサーマーチも堂々登場。これも伊福部マーチの
定番曲ゆえ、胸が踊って仕方ありませんでしたよ!



続いて
オマージュ宝田明出演映画より

「ゴジラ」「緯度0大作戦」「忠臣蔵」「暗黒街の顔役」
「二人の息子」「コタンの口笛」より

まず宝田明さんが登場す、小林淳氏とトーク。

東宝ニューフェースの養成期間中、音楽の講師が伊福部
昭先生で、「後半の音楽理論などは難しかったが、現在
では幾ばくか身になってる気がします」と語ってくれた。



※画像は後のフォトセッションの物です

まず、宝田さん指揮の「ゴジラ」。
伊福部先生と同じ指揮棒を渡され、背筋をスッと伸ばし
指揮台に立ったスター宝田。

なんと客席を向いたまま始めようとしてコンサート・
マスターに袖を引かれてしまう。

こんなところにも笑いを持ってくるとは、さすが役者。

そして始まったオリジナル「ゴジラ」。
まずはシンセで足音と鳴き声を再現。

迫力あるスタートから幾分ゆっくりとテンポで演奏され、
最後は勇壮なエンディングを向かえた。

「もう1度?」とポーズを見せつつ、「無理だよ」と
おどけてみせる宝田さん。



本当にスターです。

宝田さんが指揮台を降りた後は宝田明出演映画メドレー。

「緯度ゼロ大作戦」「二人の息子」「コタンの口笛」
「忠臣蔵」「ゴジラのテーマ」が演奏されていく。

特に「緯度ゼロ大作戦」のゆっくりとした打楽器+管楽器
オープニングは伊福部音楽の原点というか、北海道の音を
感じさせてくれて感激です。

その後の「ゴジラ」はテンポアップし、変拍子が強調され
面白さが加わっていました。



演奏終わって感激の宝田さん。

明日が84歳の誕生日ということで、昨年同様「ハッピー
バースディ」あるかと思ったら、さすがにそれは無し。
それに変わっての「出演映画メドレー」という事でしょうね。

感激しつつ「米国でモンスタームービーのイベントがあると
ゴジラは大人気。私の前にもサインの列が出来て腱鞘炎になる
ほど書くことになりました。7月にも同イベントがあるけど、
今回のコンサートの素晴らしさを伝えてきますよ」と語って
くれた宝田さん。ずっとお元気でいてください。

~さて!
次は、いよいよ「わんぱく王子の大蛇退治」(1963)だ!

(続く)

「伊福部昭百年紀vol.6」に行った(1)

2018年04月28日 | アニメ・特撮
伊福部昭という偉大な音楽家・作曲家の生誕100年を記念して
始まった「伊福部昭百年紀」。

ついに第6回目です。



今回は王子の「北とぴあ」が会場です。

やって参りました。
京浜東北線に乗り継いで王子へ。



道中は演奏予定曲をウォークマンで聴きながらの移動です。

個人的には、やはり「わんぱく王子の大蛇退治」に期待です。



王子駅から歩いて3分の北とぴあ。

今回の公演は2Fのさくらホールで行われます。
エントランスからエスカレーターで上がります。



北とぴあは何年振りだろう?

わが子のエレクトーン演奏会以来だから6年は経ってるか?



入場するとグッズコーナーでCDやTシャツ、トート販売中。

以前の「百年紀」で見た、在りし日の伊福部先生のフォトも
卓上に飾られています。



場内の様子もモニターで分かる。

入場開始から10分かそこらでプレトーク開始。
私も席に急ぐ。

自分で買ってて忘れていたが(笑)。結構イイ席だ!



すぐ近くの壇上で小林淳氏・青島佳祐氏・井上誠氏の三者
鼎談が始まった。

当初予定されていた中野昭慶監督が健康上の理由で登壇
不能となられたが、小林氏はこれまでも司会で登場されて
来た人ゆえ、やはりソツなく務められたのでした。

(続く)