アートの周辺 around the art

美術館、展覧会、作品、アーティスト… 私のアンテナに
引っかかるアートにまつわるもろもろを記してまいります。

瀬戸内国際芸術祭2010(日曜美術館9/5)

2010-09-06 | メディア情報
ヨヨッ!俄然盛り上がってきました。瀬戸内国際芸術祭2010

昨日の日曜美術館では、瀬戸内海の7つの島を舞台に行われるこの芸術祭が取り上げられていました。姜さんや中條アナウンサー、そしてゲストの宮本亜門さんが、実際に島々を巡り、豊島・小豆島・直島・犬島・大島のバラエティ豊かなアート作品たちが紹介されておりました。
いろいろな地域の芸術祭ってあるけれど、これは「島」が舞台というのが、特別なシチュエーションを演出しているように思いました。
となれば、やっぱり船で巡らないと!

というわけで、俄然行く気が盛り上がってきたわけです。新潟とか別府とかは遠くて足を運べないけど、瀬戸内なら近いじゃないか!地図で見ればますますすぐそこじゃないか!なかなか秋らしい凌ぎやすさは訪れそうにないですが、秋の休日に訪ねてみようと思っとります。

番組で興味をそそられたのは豊島でした。時間を割いて紹介されていたからかもしれませんが、いろいろな作品を見てみたいを思ったし、スー・ペドレーさんの作品づくりを通して地元の人たちと心を通わせている姿には、なぜかえらく感動して涙が出そうになりました。
越後妻有の時の番組でもそうでしたけど、地元にすっかり溶け込んでいる制作した作家、そして関わった人々たちの誇らしげな表情というのが非常に印象的です。それを取り持つのが一見わけのわからないと思われがちな現代アートであるのも、いいなあ~と思うわけです。

美術館というハコモノを飛び出したアートを自分自身で体感し、アートのもたらす力ってものをじっくり考えてみたいものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする