アートの周辺 around the art

美術館、展覧会、作品、アーティスト… 私のアンテナに
引っかかるアートにまつわるもろもろを記してまいります。

Lマガジン 京阪神アートブック

2009-06-04 | 
 関西人にはおなじみ(と思う)の「月刊Lマガジン」。ずーっと昔はぴあと同じような情報誌だったのが、あるとき気付くと、毎月独自の切り口で特集を組んでいるオモシロイ雑誌になっていたのでした。以来、けっこう買い続けていたのが、今年2月に何と休刊に!!ファンとしてはとっても残念なことでした。
 そのLマガジンが不定期の別冊版として出したのが「京阪神アートブック」。関西一円の美術館の来年3月までのスケジュールが載っていたりする完全保存版なのです。月刊誌時代にも、年に1、2度美術館特集がありまして、美術館の裏側とか学芸員さんとか館長さんが紹介され、おなじみの美術館がより身近に感じたものです。
 今回は、美術館以外にギャラリーの特集もあり、美術館に比べると若干敷居が高いが、実は同時代のアーティストの作品に出会える場であるギャラリーにも、ぜひ挑戦してみたいと思いました。
 今年もはや6月、すでに1年の半分が過ぎようしていますが、これからのお楽しみは、やはり2つのルーブル美術館展、いよいよ関西にも上陸です。夏休みには、こども向けの企画展が多いですね。それから滋賀県のMIHO MUSEUMでは、伊藤若冲の去年新発見された大作を展覧する「若冲ワンダーランド」が9月から開催されます。
 やはり昨今の不景気を反映してか、お金のかかっている目玉的な展覧会は少ないですが、こんなときこそ、所蔵品の料理のしどころで、もしかしたら予想外に面白いものに出会えるかもしれません。
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