荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

大使館を訪ねてー22(オマーン、チェコ)

2016年06月27日 | 散文
「オマーン・スルタン国大使館」

広尾ガーデンヒルズの麓に居ます。
麓でも高級住宅街で大きな民家が沢山あります。
その中でもこの建物は目を引きます。


オマーン・スルタン国大使館です。
ウィキペディアによるとこの「オマーン・スルタン国」と言う表記は一般的ではないとの事ですが、ここ大使館に記載しているとおりの表記にしました。


白亜のお城のような建物です。


仰ぎ見る国旗と紋章です。


中東および西アジアの絶対君主制国家です。
首都はマスカットでアラビア半島の東端に位置しており、アラビア海(インド洋)とオマーン湾に面しています。
また、石油ルートとして著名なホルムズ海峡の航路もオマーン領海内にあります。

北西にアラブ首長国連邦(UAE)、西にサウジアラビア、南西にイエメンと隣接し、更にUAEを挟んだムサンダム半島先端部に飛地(ムサンダム特別行政区)を擁しています。
ウィキペディアより。

流石は産油国です。
国家財源の豊かさが伺えます。

概して産油国は高級住宅地に立派な大使館を持っています。

大変親日的な国です。
現国王スルタン・カーブースの祖父に当たる先々代国王スルタン・タイムールは退位後日本人の大山清子と結婚しており、二人の間の子がブサイナ王女です(現国王スルタンカーブースにとっては叔母にあたる)。

マスカットでは「オマーン・日本友好協会」が日本語教育などの活動を続けています。
2011年3月に東日本大震災が日本で発生した際には、オマーンの王族系の企業から迅速な支援のために南相馬市の落合工機に26億円の発注がされて話題となりました。
駐日オマーン大使館は広尾四丁目にあり、広尾ガーデンヒルズと外苑西通りに挟まれた場所に位置していますが、駐日オマーン大使館は2009年(平成21年)5月まで、「お万(おまん)榎」で知られる、千駄ヶ谷・榎坂に所在していました。
ウイキペディアより。

同じ建物の中に大使公邸もあります。



「チェコ共和国大使館」
広尾の山種美術館の近くにあります。

建物が共産国っぽいです。
以前のチェコスロバキア時代から使っている建物かも知れません。

中央ヨーロッパの共和制国家で首都はプラハです。
歴史的には中欧の概念ができた時点から中欧の国でした。
ソ連の侵攻後、政治的には東欧に分類されてきました。
ヨーロッパ共産圏の消滅後、再び中欧または中東欧に分類されています。

国土は東西に細長い六角形をしており、北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接しています。

1993年にチェコスロバキアがチェコとスロバキアに分離し成立しました。

NATO、EU、OECDの加盟国で、中欧4か国からなるヴィシェグラード・グループの一員でもあります。
ウィキペディアより。

チェコ人が90.4%で、殆どチェコ人の国です。
かつてズデーテン地方で多数派であったドイツ人は、第二次世界大戦後のドイツ人追放によりそのほとんどがドイツに追放されました。
又戦前に多かったユダヤ人のコミュニティも消滅しているそうです。


この日は休日です。
玄関のドアに新聞が挟まれていました。

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