荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

夕映えの踏み切り

2020年02月03日 | 散文

東武亀戸線夕映えの踏み切りです。押上から京島を見ています。誰も居ない踏み切りに遮断機が下りて、カンカンカンと警報が鳴っています。

 

ヌッと電車が現れます。

 

後ろから自転車が行きます。

 

次の踏み切りを見ていたら、夕映えの路地に自動車が現れました。一方通行の路地です。

 

・・・自動車が通り過ぎるとまた誰も居なくなります。夕映えの街が残ります。

 

振り返ると、夕日の押上の街です。

 

次の踏み切りです。誰も居ない踏み切りにまた遮断機が下りています。

 

時間待ちに振り返ると、夕日の街です。

 

電車が視界を遮ります。

 

遮断機が上がって、夕映えの中自転車がやって来ました。

 

踏み切りを渡って振り返ると、自転車は夕日の街に消えて行きます。

この話、続きます。

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