荒川三歩

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2023年夏場所の優勝者考察

2023年05月14日 | 散文

いよいよ今日から2023年「5月場所」というか、私は「夏場所」との言い方が好きです。国技らしい響きがあります。従って、夏場所と記載します。

 

さて、表題の件について悩みました。絶対的候補が居ません。先ず、実力者に体の不安があります。

 

横綱照ノ富士は3場所続けた休場の復帰場所です。第一人者ではありますが、手術した膝は相撲を続ける限り元には戻りません。回復の程も本割で取ってみなければ分かりません。いきなり優勝は無理でしょう。

 

今場所は休場しないで10勝が目標でしょう。場所前に、弟弟子の「錦富士」が結婚しました。注目はこちらか?

 

この部屋には、他にも「照強」「翠富士」「宝富士」「熱海富士」と関取陣が多士済々です。よく稽古する部屋なので、照ノ富士には部屋の稽古をゆっくりと進めて貰って、来場所に期待します。

 

大関貴景勝は複数回の優勝経験者です。

 

先場所優勝すると「横綱」昇進でした。途中まで順調に勝っていたけど、怪我をして休場しました。今場所はカド番です。押し相撲しかできないし、良い時と悪い時の差が大きくて安定感がありません。

 

私が思うに、体重が重過ぎます。自分の骨格では支えきれなくてちょっと動くと息が上がったり、ちょっと違った動きをすると怪我をしてしまいます。従って、適正体重に戻すことが肝心でしょう。このままでは、相撲人生は永くないと思います。

 

以上のように、両看板力士の優勝はありません。勢いがあるのは陸奥部屋の霧馬山です。

 

先場所の優勝者であり、連続優勝で大関昇進かと思いましたが、場所前に部屋で暴力事件が発生して処分者が出ました。

 

勝負事はケチが付いたら負けます。そういうものです。ここ数場所連続優勝者が出ていない事も、考えるところです。

 

でも、10勝して大関昇進の可能性はあります。相撲協会も安定した大関が欲しいところです。

 

そこで、優勝者は次の力士の中から出ると思います。先ずは立浪部屋の豊真将です。

 

伯父朝青龍譲りの運動能力があります。技も豊富です。

 

荒っぽい取り口を改めて、丁寧に取ったら初優勝です。もう少し体重が欲しいところではあります。

 

カラフルな自販機の有る部屋です。関取未満の力士が、稽古後に親方や女将さんや関取達に小遣いを貰って喉を潤すのでしょうね。

 

やって来ました。錣山部屋です。

 

この部屋の阿炎は優勝経験者です。謹慎中に心を入れ替えて真面目になったようで真摯に相撲を取っています。魅力あります。

 

厳しい親方です。当時提出した引退届けは相撲協会が預かったままなんでしょうか?もしそのままなら、優勝して返して貰いましょう。

ポスターが貼られています。鶴竜はまだ引退披露していなかったんですね?

 

十両で準優勝して帰り入幕の朝乃山に一発があっても不思議ではありません。

 

元大関で優勝経験者です。心を入れ替えて真面目に生活しているようです。

 

私の中では、将来の横綱候補に変わりありません。照ノ富士の例に倣って、三段目から横綱に、頑張ってほしい。

そうそう、十両で優勝した逸ノ城が突然引退してしまいました。角界は色々ありますね。

稽古後の歓談風景です。

 

名横綱双葉山が興した「双葉山相撲道場」から引継いだ名門部屋です。あの白鵬でも破れなかった、連勝記録(69連勝)保持者です。

 

私、時津風部屋の正代も候補にします。

 

先場所の状態が良かったです。何処か悪かった病が治ったのではないでしょうか?何度かのカド番を繰り返して平幕に陥落したときとは見違える相撲でした。今場所は帰り三役です。何と言っても優勝経験者で、元大関の実力者です。体調が万全であれば、優勝あります。

 

「豊雅将」が成人したのですね。後援会名は「木鶏会」ですか、双葉山の「未だ木鶏たり得ず」ですね。お賽銭があげられています?

 

佐渡ヶ嶽部屋の琴ノ若も気になります。角界のサラブレッドです。千葉県松戸市は遠いので部屋を見に行けていません。国技館前の幟も見付けられません。

柔らかな体を活かした立ち会いから自分有利な体制に持って行けます。いわゆる「横綱相撲」を取れる才能があります。将来の横綱候補です。

さあ、優勝者は誰だ?これだけ挙げたら当たるだろう?


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