見上げます。もう解体寸前の雰囲気です。
いつもの路地も、随分とスッキリしています。
ここに有った井戸が、影も形もありません。
水槽と花が咲いているのは、誰かが住んでいる証です。
ずっと前に切られた蔦が芽吹いています。その上の手すりに、切られた蔦が絡み付いたままです。ここには住んでないと思います。
振り返ります。再開発が活発な界隈です。
先を行きます。
路地の突き当りです。
突き当たりの路地を覗いたら、右にいつものまるヒです。
反対側も、いつものパン屋です。
営業中です。
路地の向こうにまるヒです。
この路地の風景は変わりません。時々見に来ます。