荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

雷の大般若祭(葛西の奇祭)2017年ー2

2017年02月27日 | 散文
街には沢山の警察官と消防団員が出て交通整理をしています。


そんな中、行列は家々を訪問します。


「おめでとう!」と叫びながら訪問し、次の家へ走ります。






警察官も走ります。


消防団員も走ります。


とにかく走ります。


死神の目を自分に向ける為に、「ワーワー」叫びながら走ります。


荷物持ちも走ります。




30分位走ったら休憩します。
休憩所の家が決まっているようです。






休憩したら、次の家に移動します。
ちょっとお酒が入っています。




家々を訪問します。


また、叫びながら走ります。


見物客も走ります。



こんな祭りです。
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雷の大般若祭(葛西の奇祭)2017年ー1

2017年02月27日 | 散文
2月の最終日曜日に江戸川区葛西で祭りが行われます。


祭の由来:疫病に罹った妹を死神の手から守る為に、長襦袢を着て化粧して妹に粉した兄が、死神の注意を自分に引きつけて妹を守ろうとした故事に基づいています。


女装した氏子の男性が、6個の経箱に入れた大般若経を檀家の家々に運んで無病息災を祈ります。


祭りが始まります。
妹に粉した兄役の男達が走って入場します。




この祭りの移動は全て「走り」です。




オカマもどきの男が数十人集合します。


勢揃いして、役員等の挨拶があります。


やがて、鏡割りのお神酒が配られます。


男達が乾杯します。


それぞれ担当の持ち物があります。


おひょうご箱、祈祷札、御祝儀箱、大宝剣を持ちます。




勢揃いしたら、


街に繰り出します。


勿論、走りです。




とにかく、叫びながら走ります。


死神の目を自分に引き付けて走る兄の姿です。


この行列を追います。
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