荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

綱敷天満宮の敷地にある神社

2017年02月18日 | 散文
綱敷天満宮に来ています。


筆があって、


鶯が居て、


牛が居る。

これだけ完璧に揃った天満宮は珍しいと思います。
亀戸天神には牛しか居ません(鶯でなく、ウソがいますが、)。

それはさておき、梅林だけでなく、境内の梅も見頃です。


梅を見るために境内を移動していると、祠が多くある事に気付きました。
こちら、風呂神社です。
謂われは知りません。
初めて、しげしげと眺めています。


お参りもしません。
何故「風呂」なのか気にはなりますが、眺めるだけです。


その視点で境内を見渡します。
こちらは田坂八幡神社です。


小さいけど、神社と書かれています。


皇大神宮もあります。


こちらは境内の中に鳥居を持っています。


須賀神社と荒神社です。


そしてこちらは住吉神社です。


そしてそして、こちらは厳島神社です。


夏に「宮島さん」と呼ばれている、麦藁舟を海に流す行事が行われます。


今更のようですが、これだけ多くの神社が境内(鳥居の内側)に在ることに驚きました。
ちょっと凄いと思います。
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衣干岩に登る。

2017年02月18日 | 散文
桜井海岸近くに「衣干岩」があります。
菅原道真公が太宰府に配流の途中嵐に遭って、壬生川沖から桜井沖まで流されました。
居合わせた里人がこの河口(後の椀舟の港)にお助けしました。


その時、有り合わせの舟の綱を丸く巻いて敷物として菅原道真公をお休めしました(綱敷天満宮の由来)。
濡れていた菅公の着物を干した岩がこれです。


菅原道真公はこの時「この島原を我が誠心を留めん地」と言われたとの言い伝えにより、菅公の志の島原という意味から後世この地を「志島ケ原」を名付けたと言われています。


周囲20mちょとの岩です。
廻ってみます。










この右手が河口です。

今は堤防が在りますが、当時は河口のすぐ横だったと思います。
この辺りは隆起して現在の地形になっているので、もっと前は、海に浮かぶ岩礁だったと思います。

ちょっと登ってみます。


オヤジでも簡単に登れます。


頂上には枯れた松の幹が残っています。


見下ろします。

登って来た方向です。

実は、志ケ島原保育園生時代に一度登ったきりなので、約60年振りです。


頂上で背伸びをすると、兵市島が見えます。

こんなありがたい(登っておいて、何処が、)岩です。

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