やさぐれ気味の夜。
ほとほと、自分のことが嫌になる。
友人と話しをした時の僕と、一人の時の僕は、何かが違う。
そんな夜。
通り過ぎる景色は、いつもとかわらない。
聞こえてくる音楽は、いつもと同じ。
くぐり抜ける信号は、いつものリズム。
状況は、目まぐるしく少しずつ変化する。
どの方角に行くかなんてことは、風か、雲か、神様ぐらいにしか
わからない。
南には、青く濁った空。
北には、緑仰ぐ山々。
飛行機は東西、澄まし顔で行ったり来たり。
歯をくいしばろう。
何で、こんなに?
適当になんてできない。見つめていなければ。
通り過ぎるなんてこと、できないだろ?
僕もなのに。
景色は何も言わないな。
ただ、綺麗な姿をさらすだけで、僕は
そんな景色を眺めて
泣きたくなるんだ。
全ては、あの日から。
夜の中は、ざらざらしている。
友人の口調は、誠実だった。
ほとほと、自分のことが嫌になる。
友人と話しをした時の僕と、一人の時の僕は、何かが違う。
そんな夜。
通り過ぎる景色は、いつもとかわらない。
聞こえてくる音楽は、いつもと同じ。
くぐり抜ける信号は、いつものリズム。
状況は、目まぐるしく少しずつ変化する。
どの方角に行くかなんてことは、風か、雲か、神様ぐらいにしか
わからない。
南には、青く濁った空。
北には、緑仰ぐ山々。
飛行機は東西、澄まし顔で行ったり来たり。
歯をくいしばろう。
何で、こんなに?
適当になんてできない。見つめていなければ。
通り過ぎるなんてこと、できないだろ?
僕もなのに。
景色は何も言わないな。
ただ、綺麗な姿をさらすだけで、僕は
そんな景色を眺めて
泣きたくなるんだ。
全ては、あの日から。
夜の中は、ざらざらしている。
友人の口調は、誠実だった。