幼稚園以前から遊んでいた境内の大きな木
そこにあることが当たり前の並木
小さな鉢で購入した観葉植物が4m程の高さに成長した木
庭の草花
町で見上げた木々
倒れたり、折れたり、形が変わってたり
驚いたり、途方に暮れたり、考えたてみたり、
引っ繰り返った木の根っこに触ってみたら
何だか少し温かかった
途方に暮れる僕のそばで
『ドンマイ、ドンマイ』と言ってるような花が咲く
野花が木の根元で笑ってるような
ただ、咲いているだけのような
いつも元気をもらっていた、風に揺れる姿はもう
二度と観られないのかもしれないけど
観られないなら、今まで以上に耳を澄まそう
風に揺れる梢に会いたくなったら
遠くから聴こえる、風のようなドレミファソと
いっぱいの拍手を贈った、ソラドレミを
君を思った時のように
見上げよう