無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

G6 AVIATORその1

2008-12-15 15:59:07 | 短波・中波・長波
 イートン社がグルンディッヒブランドで出している短波ラジオ「G6 AVIATOR」。その、アメリカの宇宙探査50周年を記念したBUZZ ALDRIN EDITIONを、ボーナスが出たので買ってしまいました。
 この機種の魅力は、何といっても小型であること。そして、単3×2で動作するのです。
 ほかにも、なぜかVHF帯エアバンドも受信できます。そのせいか、ボーイング社の通販サイトでも売られているのです。

 円高なので海外の通販サイトでの購入も検討しましたが、「面倒そう」という理由でベストカカク.comで購入。ここでは、送料別で13,800円でした。

 さて、ざっと使ってみての感想を。日本の通販サイトでの購入でも、日本語の取扱説明書が付属するわけでもないので、英語の取説との格闘です。
 とはいえ、難しい英語を使っているわけではありません。そのため、何となく雰囲気は伝わってきます。

 ただ、メモリーの仕方が独特で、ちょっとうろたえてしまいました。この機種には700chのメモリーが用意されていますが、実質的には100ch×7という構成です。
 しかも、広帯域受信機のような「7バンクで100ch」ではありません。1つのバンクに7ch分書き込め、それが100個あるイメージとなります。
 これは、短波の放送形態を考えれば理にかなっているのです。1つの局でも、時間帯によって複数の周波数を使い分けて送信するため、1つのメモリーネームに複数の周波数を書き込めた方が効率がよくなります。広帯域受信機の考え方でメモリーしていくと、100chしかメモリーできなくなってしまうことになり、「看板に偽りあり?」となってしまいそうです。

 まだまたじっくり受信していないので、受信性能のチェックは次回以降とします。

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