今日は昨日以上に晴れ上がった一日となった。
気温もどんどん上がってまるで初夏である。
今日は高大での遠足①の日で直接集合する場所へ出かけることになる。
集合は10時と言うことなので高大での授業の開始時刻と同じだが、授業のある日は部屋のカギを預かって最初に部屋のドアを開けなきゃいけないし、大抵はそれより早く来て資料の印刷をしなければいけないから9時になる20分前には到着する必要があるので自宅を出るのも8時過ぎと言うことになる。
その点今日は何もせずに直接行くだけなので気持ちの上ではゆとりがあるというものである。
とはいうものの余り直前になってから行くということも出来ないから早めに出ることにして8時30分頃に自宅を出た。
そして集合場所最寄りの駅に到着したのは9時10分頃なのでこの駅の近くにある喫茶店に入ることにした。
この店では以前はブレンドコーヒーが180円だったが、久しぶりに今日入ると190円になっている。
値上がりしたのは多分消費税が上がった4月からだろうことは容易に想像できる。
部屋の片隅に行ってコーヒーを飲みながらカレンダーをチェックしていたが、集合30分前になったので店を出る。
一旦地下道に戻らないと集合場所が分かりにくいので地下に潜り指定されていた地下からの出入り口の番号を確認して上がって行くと既に数人の人たち、とりわけ各班の遠足担当の人たちが既に来ていた。
それらの人たちと順番に挨拶を交わしてやって来る人たちを待っていたが時間の経過と共に集まってくる。
各班毎に参加者の確認を各班の班長に頼む。
そしてそのまとめを委員長と私が把握してやがて参加予定の人たちが全員そろったことを確認する。
10時10分にアクアライナ―に乗船することになっていたが少し遅れているようでしばらく待機し、船が到着する少し前に船付き場に集まり、横付になった後、乗船する。
予め乗船券には№が書いてあったが、これが座席№ということで私は窓際の席になっていた。
何年か前に水陸両用バスに乗って同じ川を遊覧したことはあるがアクアライナ―に乗ったのは初めてである。
それにしても1時間ばかり川を動き回るだけで乗船券の定価は1700円で団体扱いだから10%の割引ということで1530円ということである。
物珍しさで乗るだけなので何度も乗ることはないだけにそんな値段になるのだろうが、一度乗れば二度と乗ることはないだろう。
現に以前乗った人は乗らずに船が戻って来るまで待機するという人が3人ほどいた。
珍しい川からの眺めと言うこともあって船内や川の向こう岸を写すカメラのフラッシュが多く光る。
そして元の船着き場に戻り、少し歩いたところにある公会堂の地下にあるレストランに入ったが予め予約してあるのですんなり奥の方に通される。
各班が各々のテーブルに付いてBランチを頬張ったがエビと牛肉中心のもので値段は1480円ナリである。
ドリンク類は実費で昼間と言うこともあってビールを頼んだ人は一部だけであった。
食事を終えてしばし同じテーブルの人同士で会話が弾んだが、トイレに立って部屋の外に出るとオムライスで人気のレストランと言うこともあって待っている一見さんがビッシリである。
テーブルに戻って隣に座っている委員長に店の外にはテーブルの空きを待っている客が列をなしているから予定を早めて早く店を出て昼の集合時刻の1時30分に公会堂の玄関の前で再度集合したらどうかと言うと遠足担当の人に相談に出かけ、結果その通りにして再集合まで自由行動とした。
各班そのレストランに残ってコーヒーを飲む班、先にバラ園に行く班、外に出て別の喫茶店に行く班などめいめい動き出す。
私は最初は朝方入った喫茶店に行こうかと思っていたが委員長が所属する班と一緒にバラ園に行くハメになった。
バラは今が盛りで既にシボミかけている花もあるが、やはり花は朝方が最もイキイキしたものが見れるはずだ。
しばらく色んな花を見て回って1時30分に集まる場所に戻って来て全員揃ったところで市庁舎に行く。
見学の申し入れは2時からになっていたが時間が早かったので案内も早めて貰えないか受付から電話して貰って早めて貰うことになった。
やがて総務関係だという若手の男性2人が現れ玄関ロビーと市民待合所それに屋上の鐘があるところの説明をして貰う。
残念ながら議場も見学予定だったが、今は議会があるので別途手続きをして貰つて傍聴が出来るということであった。
結局は下の待合所で解散と言うことになったが、その後はバラ園に行く班と同じように行く。
そしてそのバラ園の先端にある橋の上に上がり地下鉄駅の方向に向かったが途中で「そうだ、ここからバスに乗ってみよう」と重いバス停に到着すると「エッ」と言う声に振り向くと昨年度高大の同じクラスで隣の班の副班長だった女性である。
直ぐにバスがタイミングよくやって来て一緒にバスに乗り最後尾の席に並んで腰掛けて話を聞けば彼女も高大の同じ水曜日の似顔絵を書くクラスに通っているということでPCの時と違ってかなり気分的に楽だということであった。
彼女も同じ水曜日の遠足で先ほどまでレストランで食事をして3時ごろまで会話をしていたということであった。
しばらくバスに乗った後、彼女はバスを降りて行ったが私はいつものバス停近くにあるスーパーで買い物をし、また自宅最寄りのバス停まで乗って自宅に戻って来た。