27日に行われたセリエAのメッシーナーインテル戦の67分に、メッシーナのDFマルコ・ゾロがスタンドからの人種差別的なヤジや罵声に耐えきれず、プレー中に第4審判に試合の中断を求めた。
インテルのアドリアーノ、そしてマルティンスがサポーターに対し、人種差別的な言動を止めるように求めたあと、ゾロにも試合続行を求め、試合の中止はなんとか免れた。
残念ながら人種差別的な色合いのある罵声は一部のスタジアムで依然として盛んであるが、こうした彼の行為によって事は良い方に向かうはず。
ちなみに、試合後インテルの選手および会長らは、ゾロに謝罪の意を表明している。
またインテルのサポーターか、と思うかもしれないが、人種差別的な罵声はこれまでにもイタリアだけでなく、スペインやイングランドのスタジアムでも起こっている。(サポーターだけでなく、たまに監督や選手の発言にもみられる)
サッカー界でこういった問題が表れるというのは悲しいことだけど、これがキッカケで人種差別が一気に無くなればと思いますねー。まぁそう簡単にはなくならない問題だけど、
サッカーを通じて世界が一つになれればなぁ