日曜日に靭公園テニスセンターで行われた世界スーパージュニアテニスの決勝を観てきましたー
この世界スーパージュニアは、昨年も観戦していたけど、平日のみで決勝は観られなかったから、初なんだね
男子シングルス決勝は、ケマノビッチと綿貫陽介の対戦。2-6、6-3、6-2で綿貫が逆転勝利
第1セットは、綿貫のミスショットが目立ち、本人もストレスを溜めている感じでのプレーに終始。良いショットも決めるんだけど、それ以上にストロークでのミスや決めにいこうとし過ぎてミスになるショットが目立つ。逆にケマノビッチはストローク戦においてほとんどミスを犯さず。ケマノビッチが危なげなく6-2でセットを取る
第2セットは互いにキープが続き、綿貫が先にブレイク。ココのゲームが流れを変える意味で大きかったね。ここら辺りから綿貫が徐々に調子を上げていき、ファイナルセットなんかは逆にケマノビッチにミスが増えてきて、綿貫が先にブレイクして押し切り、逆転勝利。最後のサービス前に赤ちゃんが泣いちゃって、ちょっとプレーが止まるシーンもあったけど、優勝スピーチでは、あの泣き声が自分の逸る気持ちを落ち着かせてくれた、ありがとう、と赤ちゃんに向かって感謝を述べるリップサービスをするあたりもステキだったね
次は全日本選手権に出場というコトで、大人の大会。どこまで勝ち進んでいけるのかなー。有明だから観に行けないけど、楽しみだね
女子決勝は、第1シードのポタポワと前回優勝の本玉真唯。結果は、ポタポワが6-2、6-4でストレート勝ち
第1セットは、本玉が2つのブレイクを許すなどして、ポタポワが5-0と圧倒。しかし、そこから本玉がブレイクなどで2ゲームは取り、6-2とセットを落とすものの、第2セットに少し期待が持てる内容。それでも、やっぱりポタポワのパワーに、ちょっと攻め手がない感じの本玉。第2セットも先にブレイクを許して不利な流れでマッチポイントを握られる。それでも、マッチポイントを何度もしのぐ粘りぶり。結局、ここでポタポワが決めきって勝利を得るんだけど、このゲームを本玉が取ってゲームカウントをイーブンにしていたらファイナルセットまでもつれこんでいたかもしれなかったけど。あとちょい足りなかったかなぁ、、、
にしても、男女2試合とも決勝は見応えがあって面白かったので、観に行った甲斐があったね
男女の試合終了後には、それぞれ表彰式と優勝スピーチがあり、TVで見たことのあるシーン!ジュニアの大会でもグレードが高いと大人と変わらないんだね~。スピーチも相手選手へのおめでとうと、関係各者、大会運営への感謝の言葉は大人の人と変わらないなんだなぁと思ったね
コートを去る際のサイン攻めも子どもたち(なかには大人も混じりながら)がドドドーっとコートサイドに集まる光景に、テニスってスゴイなぁと実感
あとは、サインボールの打ち込みというのがあって、決勝を戦った2人が観客席にサインボールを打ち込んでくれるのだ。これには観客席の子どもや大人、ガッちゃんも両手を挙げて、「コッチに打って~」とアピール
サインボールは貰えなくても、なんだか楽しいイベントで、テニスの「試合」だけじゃなく、「大会」というものを楽しめたね
テニス選手は試合では1人で戦うけど、身近で応援してくれる人たちやスポンサーの人、大会運営、ファンの人たちなどに支えられていることを実感しているから、感謝をキチンと表現できるのだね
ガッちゃんはサッカーも観に行くけど、Jリーグは観客数を増やすために2ステージ制にしたり、大金が入ってくるから1ステージ制に戻したり、、、そこにサポーターやファンがいてないよね。もちろん各クラブもサポーターのためにできることはしていると思うけど、もっといろいろできそうなのになー。Jリーグの試合でも、試合後にサインボールを蹴りこむとかしたら面白そうだし