第84回全国高校サッカー選手権決勝は滋賀県代表の野洲が鹿児島県代表の鹿児島実業を延長の末に2-1で破り、初優勝を飾った。
試合前のガッちゃん予想は豊富な運動量と力強いサッカー、そして何より去年決勝まで勝ちあがった経験を持つ鹿実が有利だと思っていた。
勝って欲しいのはテクニックを駆使した魅力的なサッカーをする野洲だけど
前半の開始直後は野洲が鹿実の序盤の攻勢を警戒してロングボールを使う。鹿実も中盤の早いプレスで野洲のサッカーをさせない。しかし野洲が徐々に鹿実のプレスを交わしていく。そして前半23分に右からのFKのこぼれ球を再びゴール前に。これを荒堀がヘディングで決めて意外にも野洲が先制点を挙げる。これで鹿実が予選から続けてきた連続無失点記録が途絶える。それとともに初めて追う立場での試合運びを強いられる。これがどーなるか楽しみだけど、このまま1-0で前半を終える。
後半は、1点リードされている鹿実が攻め、野洲が守り、時折カウンターを仕掛けるという展開で試合が進む。しかし、鹿実はなかなか点が取れず、後半30分過ぎにFWを投入し、パワープレーに。そして同34分、混戦から迫田が頭で押し込んで鹿実が同点追いつく。その後、同点に追いついた勢いで鹿実が攻めるが野洲も粘りをみせ、後半終了間際にはゴール前でチャンスになるがシュートはブロックされる。そして1-1で前後半90分を終え、延長戦に。
延長は運動量で勝る鹿実が猛攻を仕掛ける。しかし、延長後半8分。野洲がカウンターから鹿実DFが何も出来ないくらいセクシーなパス回しで最後はゴール前にクロス、これを瀧川が決めて勝ち越しに成功。
おそらく今大会で最高のビューティフルゴールだったね
そして、このまま試合終了。ホイッスルの音とともにヨロコビを爆発させる野洲イレブンと崩れ落ちる鹿実イレブン。この対照的な画は勝負の厳しさを改めて実感させてくれた
でも、110分間戦い抜き素晴らしいゲームを見せてくれた両チームの選手には感謝したいね
ホント、いいサッカーが見れたよ
この試合を見て、やっぱりサッカーはめちゃくちゃ楽しい最高のモンだなぁと思ったね
んで、めちゃくちゃサッカーボール蹴りたくなったねー