慣れなくてもケセラセラ。

　雨かな、と思っていた外は、いつの間にか日が射しています。
居間の窓に背を向けて、パソコンに向かっていると、
パソコンの画面には、窓の外、青空と流れる雲も映り込んでいます。

　あっという間に、夕方が近づいていますね。

　4月も5日が過ぎ、明日から学校が始まったり、その次の日は入学式だったり、
いよいよ新年度の始まりという感じです。

　組織に属していないので、新年度も何も関係ないのですが、
なんとなく、お正月とはまた別の気持ちを新たにする感じがするので不思議なことです。

　先日、異動が決まった友人が、
「どうやったら、新しい環境に慣れる？」と聞いてきました。
私は、「新しい知らない環境は慣れないのが当たり前だから慣れなくていいんじゃない？」といいましたが、
友人は初めて私と会ったとき、慣れるのが早い人だなぁ～と思ったそうで、
それを聞いて、私のほうがびっくりしました。

　私自身は環境に慣れやすいという意識はないのですが、
友人のように、少しでも早く新しい環境に慣れたい！という願望も持っていないように感じます。

　ただ、新しい場所での自分に与えられた新しい仕事は、
なるべく早く把握して覚えたいと思っているので、そのための情報収集や観察はします。

　もし「環境に早く慣れる」ということが、
「職場の人間関係に早く慣れる」ということであれば、
それは慣れるときが来れば慣れるだろうし、
何年経っても慣れない場合もあるだろうから急がなくてもいいんではないの？と思うのですが、
どうなんでしょうか。

　新しい環境に立つ多くの人が、あまりに慣れることにがむしゃらにならずに、
仕事には集中して、人間関係は慣れるときは慣れる～ケセラセラ～と、
4月を乗り越えて欲しいものだわ、と思うことです。