日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

なくて七癖。

2015-04-02 16:26:45 | 発達応援
 外の猫が顔を耳をときれいに舐めていました。
この灰がはらはらと降る中、外の猫の毛繕いも大変なことだと思います。

 うちで17歳まで生きた、瓢太(ひょうた)というは猫、
毛繕いをめったにしない猫でした。
そういう猫は、外猫だと小汚い感じになるのでしょうねぇ。

 昨日は関わった子どもたちが仕事に就いた、
喜びやら心配やら書きましたが、就職できておめでとう!と思う反面、
また、考えさられることもありました。

 関わった子どもたちのうち、数人は飲食を扱うところで働いています。
それを知った、友人が、
「ちょっと、考えてしまう。中学時代の姿しか知らないから、
なんか、食べ物を扱うところにいるというのが、違和感があってね…。」というのです。
別のところで、知人にも似たようなことを言われました。

 たしかに、その子たちは、髪や自分の体臭をふとしたときに、嗅ぐ癖があったり、
給食の前にちゃんと手を洗うとか、ハンカチやタオルをきちんと毎日持ってくることができなかったり、
制服で拭いたり、手をぱたぱたして乾かしたりということが平気だったり。
制服や体操服が汚れていても、全く気にしない、そんな子どももいました。

 友人は元同僚なので、そんな姿が目に浮かぶのでしょう。
また、知人はちょっと身の回りのことをきちんとしていない、
支援が必要な子どもを身近で知っているようで、そのイメージがあるようでした。

 飲食を扱うといえば、清潔感がとても大事です。
言われたことは、きちんと守っているだろう、とは思いますが、
中学生のときの姿は、たしかに、清潔さとはちょっと縁遠いものがありました。

 清潔感や他の人が見て、不快にならない仕草というのは、
本人任せだけでは、なかなか難しいものがあると思います。
身内のものやその子に近い者も、その子かわいさでそういうことには疎くなっているかもしれません。

 でも、将来のことを考えると、
時には、厳しい赤の他人のような視線で、
子どもの普段を見てみる必要があるのかもしれないな、と思うことでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする