日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

私の狭く小さな世界。

2015-04-15 18:59:23 | 日記
 今週末、4月17日から5月5日まで土用です。
立夏の前の18日間で、夏に移る前の調整期間といったところです。

 季節の変わり目ですから、
体調も崩しがちだったり、自律神経の変化についていけずに、
精神的に参ってしまったりすることもあります。

 新年度はじまりの時期とも重なりますが、
そういう季節だと理解して、気持ちにゆとりをもって、
ゆったりと構えて過ごしたいものですね。

 転勤族の家に育ったので、
生まれ育った根っこになる土地はここだ!という場所が私にはありません。

 小学校は5年生までで違う学校に転校したので、
卒業式では「ああ、6年間の学び舎とも今日まで!」という感慨はあまりなく、
トータルの6年間と言う小学生という時代は長かったなぁ、という
少し冷めた気持ちをもっていたのを覚えています。

 中学、高校は土地を移ることもなく、
高校受験を経て、大学受験をして県外へ住むことになり、
そうするうちに今度は父が転勤になり、
成人式のときは、全く知り合いもいない土地だったので、出席もしませんでした。

 そして、両親は転勤最後の地に家を建て、そこを終の住処としています。
親が住んでいる土地ではありますが、愛着があるかといわれれば、
愛着というよりは、便利なとこではある、くらいの感じしかありません。

 よく、「生まれはどこですか?」と聞かれますが、
そう聞く人は、ずっと同じところに住み続けているのでしょう。
私は、生まれたところ、育ったところがばらばらなので、
どう答えていいものやら、と思いながらそのときの思いつきで答えています。
そのせいか、私自身は自分が親しくなった人に対して、
どこで生まれたのか、ということを質問するという頭がなく、
それ聞いた人は、その情報を元に何が知りたいのかなぁ、と思うくらいです。

 こうして考えてみると、自分の行動や言動の根っこというのは、
ほんとに、狭くて、小さい世界での経験をモトにしているんだなぁ~と思います。

 小さいところで、知ったような顔をして、
右往左往しているにすぎないことを心に留めておこうと思うことです。

 
コメント
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