カルロ・マリア・ジュリーニのソニー録音集を聞いて連休を過ごしている。
昨日はモーツァルト39番、未完成、グレイト、田園を聞いた。
今日はドヴォルザーク7番、9番、フランス音楽集を聞いて、今モーツァルトの40番、41番を聞いている。
あまりによく知られた有名な旋律も、ジュリーニが振ると、悠大で張りのある名演となる。
ミラノ・スカラ座フィルのベートーヴェンの交響曲だけは単売で持っていた。
ところが、その他は重ならず、一枚一枚新鮮な感動に満ちている。
明日はジュリーニではなく、エルガーの管弦楽集を聞く予定。
連休中に交響曲や管弦楽を浴びるように聞くのはひじょうに快適である。
珈琲を飲みながら宗教史の数冊を手に取って読み、交響曲に浸る。
天気もいいので晴々とした気持ちになる。
クーベリック・エディションは連休に間に合わなかった。
だが、ジュリーニ&フィルハーモニア&クラウディオ・アラウのブラームスの響きに感動して耳を傾けている。
また、ジュリーニのソニー録音集の後期ジュリーニの悠久の耽美的な響きを堪能している。
それに加えて、エルガー名曲集の威風堂々とした調べで、連休後半も晴々とした時間を過ごしたい。
ジュリーニのモーツァルト、堂々とした佳演。
このようなモーツァルトなら、連日聞いてもあきることがない。
このあとモーツァルトのレクイエムを真摯に聞くつもりである。
初夏の日差しを浴びて大指揮者の遺産を心行くまで味わい尽くしたい。
ギュンター・ヴァントもカルロ・マリア・ジュリーニも
私はどちらにもかけがえのない個性があり、どちらも素晴らしいと考える。
カール・ベーム、ベルナルド・ハイティンク、ラファエル・クーベリック、そしてジュリーニ。
どれも異なっていてそれぞれに素晴らしい。
連休に交響曲を浴びながら手足を伸ばし振出しに戻る
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます