父の法事で集まる。三回忌。
兄にマリア・カラスのボックス・セットを貸した。
椿姫、トスカ、シチリア島の夕べの祈り、
トロヴァトーレ、蝶々夫人、トゥーランドット、
ラ・ボエーム、セビリアの理髪師等が
入っているボックスなのだが、カルメンはないのかと言われた。
私の持っているのは劇場録音のオペラ集で、
EMIのカルメンは晩年のスタジオ録音なので入っていなかった。
寺の和尚さんが佐々木宏幹さんの話を熱心に話す。
孫の俳句が新聞に載ったと笑顔だった。
般若心経と観音経を読んだ後、施主の名を読み上げ、
焼香する。
和尚さんと挨拶して墓地に行き花を供え、
水を掛けて線香をあげ、手を合わせた後、
公園沿いの蕎麦屋で、天ざる食べて帰る。
帰って余所行きのスーツを脱いで普段着に着替え
団子食べてオールフリー飲む。
天国にまた春が来て父の背が陽射しの中に消えた季節に
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