昨日はクラウディオ・アバドのブルックナーの9番を聞いた。
クラウディオ・アバド・シンフォニー・エディションの一枚である。ブルックナーの4番5番7番9番が収録されている。
テンポが速いが肌理が細かく、出来のいい演奏である。
シノーポリのブルックナー選集に惹かれる。タワーレコード限定企画盤の選集である。このシノーポリの
ブルックナー選集では、シュターツカペレ・ドレスデンの優しい木管が聞けると言う。
今日は中山恒夫の文典で接続法の活用を覚える。
そのあとウルガータ聖書読む。
「施しをするときは右手のすることを左手に知られてはならない。
施しをするときは、偽善者がするように、会堂や通りで自分の前で喇叭を吹いてはならない。
彼らはすでに報いを受けている。
そうではなくて、隠れた場所で密かに施しをせよ。
そうすれば、あなた方の天の父は密かに見ていて、
天の恵みを与えてくれる。」
ウルガータ聖書、為になる。
カラヤンや、フェドセーエフのリリーフ社のチャイコフスキー交響曲全集など気になるCDもあるが、
日々文典とウルガータ聖書を読み耽る毎日である。
「ニーチェが短歌を詠んだら」という本をめくってみたい私である。
かつて「行く道と今来た道は輪になって繋がっている耐え難き永遠(とわ)」という短歌で永劫回帰を詠んだ私である。この手の本はおもしろいに違いない。
「壊れても短い無垢な旋律を繰り返し弾く哲人の永遠」
晩年のピアノを弾くニーチェを詠んだ短歌である。
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