今日は難解書を読み終えて、ギュンター・ヴァント&ベルリンフィルの未完成とグレートを聞く。
友人に同じCDを何回も聞くところがいいと言われた。
と言っても毎回新しいCDを紹介することもできないので、やむなく愛聴盤について繰り返し書く。
ギュンター・ヴァント&ベルリンフィルの未完成とグレートは私が初めて聞いた交響曲なのである。
クラシックとは何かまるで知らなかった私が、店頭で手にしたCDがこれ。
その当時の流行盤だがこれが私には大変好印象だった。そのうち「クラシックのツボ」という本を買って、鈴木淳史が音楽の構造が何かわからせてくれる名盤。これを聞いておっかさん、これ宇宙ぜよと思わず叫んだという話も印象的だった。
ギュンター・ヴァントの厳格な造形美が私には妙にしっくり来た。鈴木淳史ではないが、おっかさん、これ宇宙ぜよ、と唸ってしまう。
毎日の潮流の間隙を縫って、昔聞いたギュンター・ヴァントの未完成とグレートに回帰できる幸せ。
ふんわりスフレを食べてワタボクコーヒーを飲み、ギュンター・ヴァントで一息である。
ギュンター・ヴァント・ライヴと言うボックスセットにオリジナルジャケットで収録されている。
ギュンター・ヴァント・ライヴは私の宝物のひとつである。
ブルーノ・ワルター・エディションとギュンター・ヴァント・ライヴは私のボックス二強である。
ブルーノ・ワルター・エディションを買いそびれた人はヴェニアス社のブルーノ・ワルター・コレクション30枚組でも十分満足が行くと思う。
私のブログは音楽の芸術的価値よりもあれがお買い得とかそういう情報が多いとも言う。
安くて良いCDスレみたいだと言われたことがある。芸術の良し悪しに踏み込めないのはお恥ずかしいが、勧めているCDの芸術的価値は言わずもがなである。
ただ、自分が安く手に入れたCDの情報を音楽ファンと共有したいのである。
今ヴェーグ四重奏団の芸術がアマゾンで安い。英語で打たないと出てこないけど、安い。
そろそろ夕方である。今日の疲れを癒して明日に備えたい。
厳格な造形の美が重厚な宇宙となって部屋に広がる
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