超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

霊性の二輪草の挨拶

2021-01-18 20:36:59 | 無題
アマゾンのお客さんの欲しいものリスト上位に
ドラモンド著「ブッダとイエス・キリスト」が入っていた。
私は数年前に読んだ記憶があり、本棚を探しても
みつからなかった。カラーの黄金のブッダ像と青銅色の
イエス像の表紙は強烈で、惹かれるものがある。
だが内容は実に微妙で、エドガー・ケイシーの
アカシック・リーディングという予言を元に書かれている。
訳者の一人、八木誠一氏は「クリスチャンの回心とは
常識の網目が破れるときであり、仏教の言うダンマ(法)
が露わになる時だ」という魅力的な説を唱えた、神学者。
なぜ、アカシック・リーディングにハマってしまったのか
謎である。
とは言え、ブッダとイエスというのは心惹かれるテーマで、
ドラモンドは、ブッダとは、やがて来るイエスの到来を
整えた、一種の洗礼者ヨハネだと主張していた。
仏教側では、レグルス文庫の「仏教とキリスト教」で
イエスとは釈迦である、と言っている。
この辺の接点がうまくつながれば、心の平和的にも
いいことだという気がする。

道端にひっそりと咲く二輪草 霊性からの春の挨拶
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