読書と冬のひとヤマ

ああ、雪が降り積もっている。
今日の会議の行方はどう出るだろう。

きのうはベーカリーでカフェラテ飲む。
食材店で３００円のリトアニアのボルシチの瓶詰めが売っていたので
６個まとめて買う。なかなか入荷しないんですよと店員さんが言う。
図書館で取り寄せた、「文字世界で読む文明論」鈴木肇著読む。
文字文明は、ローマ字文明圏、梵字文明圏、ギリシア・キリル文字文明圏、
漢字文明圏、アラビア文字文明圏に大別できるという。
こうした文明圏にはある程度共通点があり、独自性がある。
そういえば正教会はギリシア・キリル文字圏だ。
「バラモン教の改革派である仏教は・・・」とさらりと
書いてあったのはびっくりした。それ、言い切れるのか?
漢字文明圏は箸や着物や帯など共通点がある。
文明には、変革精神と、危機に備えるセーフティネットが必要だという。
地球規模の文明論は相当知識がないと書けないし、
文明圏をくくる腕前も大したものだ。ただし、大まかにくくるために
例外に立ち入らない要領があったと察する。なかなか面白い本だった。

さぁ、今日も雪の中冬支度して会議に行ってくるかな。

文字で見る文明圏の本を閉じ冬支度して仕事場へ向かう