超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">オルフェオの第九と三木清</span>

2011-06-16 00:10:55 | 無題

今日は病気の父の見舞いに、母と行く。父は眼を開けて陶然とした表情でこちらを見ていた。帰りに母が家に来て、カール・ベームとウィーンフィルのモーツァルトのレクイエムをDVDで見て珈琲を飲む。その後近所の図書館で三木清の「創造する構想力」燈影舎2001年刊を取り寄せて注文する。それからミヒャエル・ギーレンのベートーヴェン1&3番を聞く。夜友人から電話で8時20分に新宿で待ち合わせる。早めに出て中古CD店の200円均一セールでカラヤン指揮ホルストの惑星とクーベリック指揮オルフェオ盤のベートーヴェンの第九を買い400円払う。
友人と会い沖縄居酒屋海森2に行く。ソーミンチャンプルー、ラフティ、青海苔の天ぷら、タコライスとビールを注文する。友人はロウ・アンド・ロウの歌詞を携帯で検索して「黒の舟唄」だと突き止める。お互い悩みがあるのだが深入りしない。
沖縄に彼が歌いに行った話、来月から土日はたらいて木金休業だという話、沖縄の曲を前衛的に解釈した中川昌巳氏のCDは手に入らないという話などを聞く。二人で5400円。
ホルストの惑星は知り合いの家の中学生が聞いているというので興味を持って買った。クーベリックのオルフェオ盤の第九はどこかの本に全集の頃のクーベリックより深い、大成したクーベリックの境地を聞くことができると書いてあったので買った。帰りにメディアケグでマッケラスの第九を聞きながら電車に乗る。帰って今クーベリックの第九を聞いている。
確かに全集盤よりも奥行きが感じられて遠大な響きがする。200円とは思えない世界である。クーベリックのオルフェオ盤の第九は正規の値段で2千円位すると思う。今日は食材店でシャーウッドのカレーペーストを買う。今までテーオーのカレーペーストを使っていたのだが使い切ったので試しにシャーウッドのカレーペーストを買ってみた。
近々モーツァルトのレクイエムを母が歌うというので、今日は参考のためベームのDVDを鑑賞した。今はクーベリックのオルフェオ盤の第九を聞き終えて、Eテレの2355を見ている。今夜のお休みソングは小さな恋の物語、2匹の小魚篇。これを見終わったらクーベリックのオルフェオ盤の第九を繰り返し聞こうと思っている。
今日取り寄せた三木清の「創造する構想力」は私の文筆のヒントにならないかと期待して予約注文した。
行き詰った時は藁にもすがる気持ちである。
遠大な境地に誘う音を聞き考えを練る行き詰るたび



コメント
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