ゆったり のんびり

身の回りのことを綴っています

姫路と京都 1泊2日(2/2)

2022-01-29 | 日記
朝寒いからお風呂へ行く。



7:30     朝ご飯〜バイキング。洋食のバリエーションが豊富で選ぶのが楽しい。スムージーと牛肉の卵炒めをお代わりした。味付けは全体的に濃い。単身赴任らしい人もいた。
和食のおばんざいは数種類だけでちょっとガッカリ。既製品を出した感じ。
料理は大部分冷たくて温かいものは汁物、ドリンク、ご飯しか無い。食堂をコロナで換気しながらも部屋を暖かくするのは大変だろう。常に空気が動いていて食事も冷たいから年寄りには辛かった。上着が必要。



ドリンクコーナーのドリップコーヒーは豆を挽いて淹れるのが楽しかった。数種類の豆を選ぶからブレンドも可能。グルグル挽く間の香り、お湯を注ぐ時の香り、そして飲む時の香り、至福の時間でした。ドリップはゆっくり過ぎて気短の私はイライラでした。市販のドリップの方が早い。本格的なのは向かないのかも。ソファ、椅子、テーブルなど至る所にあり、好きな所でくつろぐことが出来ます。ただし上着を羽織らないと寒い。ストーブや半纏があるけどキャンプ好きな人じゃないと耐えられない。

世界遺産の京都観光に行きます。
1ヶ所だけ観光するならばーと考えたのが金閣寺。
車庫前から始発バスに乗ります。





対面した途端「おぉー」と声が出ました。
観光客はまばらでゆっくり鑑賞できました。朝日に輝く黄金は何とも言えず美しい。水面には逆さ金閣寺。お茶の水が今も湧き出ていて、ここを見つけた人は何百年も続いているのを知っていたのか。庭の高台から見る遠方の景色が綺麗だった。
道路から左大文字が見えます。
以前計画した時は修理中と知って中止した。




11:15   バス停に行く途中、満月で阿闍梨餅。甘いもので元気を出す。









気分良く2ヶ所目、御室仁和寺。龍安寺は修復工事で拝観停止。国宝、重文と価値の高い建物だが黄金には敵わない。ウチは歴史的価値や大きさで無く見た目評価です。勅使門は透かし模様が細かくて綺麗だけど写真には反映されなかった。腕が悪い。



昨年10月重厚なお部屋で竜王戦豊島竜王対藤井聡太三冠の勝負があり、その封じ手が展示してあった。藤井さんのおやつは毎回話題になる。今これを書いている時に検索したらくま最中、アップルパイが出た。あの時ならお店に行ってた・・・何で思い付かなかったのか、残念。






御室から終点北野白梅町まで嵐電に乗りバスに乗り換え。停車駅の時計板がレトロだ。都電に慣れてるからチンチンがないから寂しい。




京都ラーメンの元祖的存在「ますたに」に行く。
メニューはラーメンとチャーシューラーメンだけ。
ープは背脂入りで甘味がある。麺はストレートの細め。チャーシューは味が染みて美味しい。行った時は店内待ちの2組目ですぐに座れたが帰る時は店内6、7人外に2人待ちだった。お店監修のラーメンもの出ているそうだ。店に入るとスープの独特なにおいがする。慣れるのに時間がかかった。脂身は高齢の私の体に悪い。背脂が無くても美味しいので有無の選択があるとうれしい。




3ヶ所目は「金を見たら銀も」と銀閣寺。哲学の道を進む。





建物は渋くて侘び寂びの世界。前に広がる庭は富士山と海に見える。お庭を巡ったが金沢城や金閣寺の庭にも通じる世界感がある。盆栽に大木を見るようにお庭に日本の風景が造られていると思う。その盆栽を実物大の植木、石、池、砂、遠くの景色を使って庭を作って大きな自然を表現したのが庭師で、それは依頼者の好みと財産、庭師の洞察力と創造力が一致して出来上がった結果だと思う。













京都のお庭を見ると植木屋さんが高い木も枝先まで1本1本手を入れる丁寧な仕事に驚きました。今はそういう季節なのか3ヶ所とも植木屋さんが仕事をしていました。姫路城は広いから植木屋さんの軽トラを7台も見かけました。チェーンソーでガーっとするのとは趣きが全然違います。




15:50      551蓬莱の肉まんは車内用
16:13発  京都、のぞみ234号
18:24着  東京
19:00着  自宅
17,394歩歩いた。

【乗り物】
京都は地下鉄が少ない。文化財が多くて地下を掘る事が出来ないためか。見たい所はバスと電車で行く事が出来た。ネットで検索すると必ず同じ行動をした人が情報を配信していて、とても助かりました。ありがとう。
ホテルで行き先ごとのバス停の案内図と 1日バス券購入のお薦めも良かったです。おかげで始発に座れました。
地方の料金と違い、バスも嵐電も距離に関係なく均一料金だからわかりやすかった。
バス車庫から乗ったから運行地図を貰えば良かった。ネットは小さくて見づらい。

【現金】
今はカードや携帯から代金払うが、私はそれが出来ない。万一の為に現金を持って行ったら役立った。お寺は全て現金払いだった。年寄りも役立つ時がある。

【地名】
京都は平安時代に栄えた歴史があり、地名が難しい。仁和寺は和をナと読む。これは有名だから私も分かる。烏をカラスと読む。修学旅行で教えてもらった。漢文のように漢字が繋がると読めない。ローマ字表示で確認していた。今日まで烏と鳥をいっしょにしていた)

【言葉】
姫路も京都も標準語だった。観光客のために意識して使っているお店も有ったが、言葉は大きな流れの方に向くようだ。TVラジオの影響だろう。京都弁の自動販売機が無くて残念。お寺や交通機関の案内を京都弁にしたら観光客は嬉しいが地元の人はどう感じるだろう。

【反省】
 1、京都駅への帰路、バスカードを用意するためポケットに手を入れたら無かった。それからあっちこっち3回捜しても見つからない。トイレの時落としたのだと諦めた。
その後、新幹線でバックを見たら有った。
いつポケットからバックに入れたか記憶が無い。料金は持ち出しになったけどカードが見つかってモヤモヤした気持ちがスッキリした。
大事なものは決まった場所に置く事。
2、今回、行き当たりばったりの旅だから交通費が正規料金になった。

※何の準備もなく出発したが、息子は姫路城を平成の修理の時に幕に覆われた時に来ている。私は京都巡りを一度計画した事がある。お互いあやふやな知識だけで動いた。ホテル、京都の移動など全て息子がネットで検索してくれた。お財布の係も引き受けてくれた。添乗員並みに気を使わせたのでバスや電車では常に寝ていた。
ご苦労様、ありがとう。
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