今日は行政書士会福岡中央支部の無料相談会を行った。
福岡中央支部では、例年10月と11月、年2回の無料相談会を実施して行政書士制度の広報に努めている。
今日は、昨年と比較してかなり来客が少なかった。
新聞広告を出していたが、11日付け新聞だったので、約1週間の間が長かったのかもしれない。
また、テレビ局の取材を受け、昼のニュースで放送されたため、その後問い合わせは数件あったが、時間切れ等のケースもあり実際のご来場につながったのも少数だった。
←取材を受ける会場内受付の様子
相談会による行政書士制度の周知のためには、①行政書士が無料相談をやっていること、②無料相談で相談できる具体的な内容について、を周知した上で、「相談会に行ってみよう」という気になっていただくPRが必要だ。
一般に、行政書士がどういう業務を行うのか知らない人の方が多いと思う。
ちなみに、今日の相談会では、圧倒的に「相続関係」が多かった。
一方、昨年までは必ず交通事故関係の相談があったが、今日は1件もなかった。
相続について一言述べる。
相続関係に関しては、相続が発生する前と後とでは全く異なる。
つまり、前であれば相続対策、後であれば相続そのもの、ということになる。
相続対策の中心は遺言、相続の中心は遺産分割協議だ。
適法な遺言書をのこすことにより、相続争いを少しでも回避することが生前にやっておくべき最重要事項と考える。
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