心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1178

2015-01-12 20:20:26 | Weblog
 悪、サタン、アンチ・キリストについて
西洋には悪の象徴として悪魔、サタン、あるいは
アンチ・キリストやルシファーといった存在があります。
これらについて、『マイトレーヤの使命』には次のような説明があります。
『質問 一般的な考えでは、そしてある程度宗教においては、
アンチ・キリスト、サタン、ルシファーは人格化されています。
もちろんそれはすごいドラマをつくりますが、しかし秘教的
観点から見て、サタンやルシファーとは何を意味するのですか。
 答え サタンは私たちがアンチ・キリストと呼ぶものです。
今、物質性の勢力について話しましたが、これらは
惑星の物質を維持する役割を持っています。
 質問 では、悪魔は存在するのですか 
答え 悪魔という個人は存在しません。善の逆が悪だと言うこともできます。
そしてそれは私たち一人ひとりの中にあるのです。
それは単に、個人の利己的で貪欲なパーソナリティー的表現です。
しかし秘教的観点から言うと、深い、深遠な意味において、悪魔や悪の
勢力または物質性のフォースは惑星の火を管理するという役割を持っています。
この惑星は生きた呼吸する存在です。
これらの火は科学的にコントロールされています。
さもなければ、それは爆発し、惑星は破壊されてしまうことでしょう。
すべてが法則の下で働いています。惑星の物質を維持する役割を
持つ物質性の大主方は、その仕事を成し遂げるために、人間以下の
デーヴァ進化、つまり退化の弧上にあるエレメンタルと共に働きます。
しかし彼らはそれに満足しないで、進化の弧にまで溢れています。
そこでそれが悪となるのです。』
このような物質性が持つ勢力があふれ出し、個人主義的で
貪欲な利己的な状態が広がれば、資源やエネルギーや労働力や、
技術力、領土や市場などの奪い合いや競争によって世界が分断し、
非常にアンバランスで険悪な世界になります。
物質世界の科学的な火として、石炭や石油、核燃料などが
現在利用されていますが、資源そのものが有限であったり、様々な問題も
あったりして完全にクリーンなエネルギーとはいえないようです。
そのため、環境問題やエネルギー問題など、様々な問題が起こっています。
物質性のフォースは惑星の火を管理するという役割を
持っていますが、乱獲や乱用によりバランスを崩しているようです。
私たち人類はモナドとしての神聖な神のエネルギーが逆進化することで、
物質的な性質を持つようになり、そこから物質性の中にも神聖なる霊性を
表せるようになりながら、神の元へ帰りますから、物質性の勢力は一時的には必要なものです。
しかし神へ戻る進化の過程にある人間にとっては、物質性の勢いに
押し潰されることなく克服し、影響を受けないように意識が進化向上することが求められます。
№1179につづく 


あけましておめでとうございます
皆様、よいお年をお迎えのことと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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