『サナート・クマラ物語 惑星ロゴスへの道』(ヴァイワマス著 ジャネット・マクルーア チャネル&編著 ナチュラルスピリット発行)の最終章「地球への旅立ち」から少し引用します。
『連続的な時間でおよそ一千八百万年前、私は地球に降り立った。
この全面的な接触によって、私の意識はこれまでの短い旅とは比較にならないほど格段に大きく広がった。
そこに存在する生きとし生けるもののどんな部分もありありと見て感じることができた。
私はこの惑星を優しく愛しんで探索しながら、それぞれの視点を理解し、つながり、つながり……どこまでもつながっていった。
こうして、地球のあらゆる部分に深く分け入り、現在まで保持されている恒久的な絆を物理的に完成させるプロセスに、地球時間にして約一千年ほどかかった。
私の転送から一千年間のこの調整期間中、地球には頻頻と激しい雷雨が起こった。
そしてエネルギーのグリッドシステムが文字通り根底から再構築された。
この激しい雷雨の時代、ヴァイワマスが“前レムリア戦争”と呼んだ、いわゆる電気的存在との戦いが発生している。
私と他の三人のクマラによる高次エネルギーの濃厚な接触に、地球が適応して調整されるまでにはかなりの時間を要した。
おそらくこれも述べておいたほうがいいだろう。
私の接触は物理的な地球のエネルギー場の全レベルに及んでいたが、その本部は、すべてが顕在化している三次元よりも精妙な振動レベルに設置することにした。
私が降り立ったのは“シャンバラ”と呼ばれる場所で、その時以来、そこに地球の総本部がある。
シャンバラはヒマヤラの近くにあるが、地球に住む人々は、準備ができないうちは近づいても立ち入ることはできない。
けれども準備のできている人は、地球のさまざまな地点からシャンバラに行くことができる。
こうしたアクセスポイントは地球全体に網の目のように張りめぐらされており、それらの場所は私やその仲間たちと直接つながっているため、多くが聖地とされている。
私は地球に着任したあと、それ以前からすでに地球を導き霊的政府を司っていた存在たちとも会合を持った。
彼らはすべての状況報告を終えると、一部は新たな任務に向けて出立した。
そして何人かが私とともに地球に残り、新しく完全に構築された霊的な導きのシステムにおいて重要な任務に就いた。』
ナンバー2126 に続くでしょう。