※ネタバレ含みますのでご注意をば
以前ここで少し書きましたけど…(切なすぎて詳しく感想が書けなかったのですけど…)
『BANANA FISH』がアニメ化するそうです。
うわーそうですか、アニメ化ですか、そうですか。
勿論衝撃はあるのですけれども、紡木たくさんのホットロード実写化よりは大丈夫かもと思う自分がいました。あれで少し耐性ができたのかもしれません(ホットロード、良くできていたと思います。←上からだけどあの作品に手をつけたからには言わせてもらry←大阪に感想書こう)。
あと情報取得と同時に制作陣を知ることができたのも大きかったですね。監督は『free !』を手掛けたことがある内海紘子さん、シリーズ構成は前回書いた『いぬやしき』の瀬古浩司さん、キャラクターデザインは漫画を読んだ流れで映画の好評を知った『同級生』の林明美さん、そしてアニメーション制作は、見れていないのですけれどもかなり人気となっていた『ユーリ!!!onICE』のMAPPA(最近よく名前を見る印象)。
その『free!』についてなのですが、今年に入って再放送で出会い(平行して追いたかった)とても良くできたアニメだな…と思っていたのです。
感想を述べておくと…キャラクターが魅力的なのは勿論のこと(瞳が超絶美しい)、こう、気を抜いたらすぐに崩れそうな繊細な絵がいつもきちんと書かれていて、背景にしてもそうですし、不自然なモブキャラの動き(リピート的な)も気付いた限りは無い。競泳選手としての葛藤とか、その内容含め全体に丁寧に描かれていて好印象を持ちました。なにより泳ぐシーンでその位置から選手を(ドルフィンキックを後方から)捉えるのが凄いなと。
声優さん達もどの方もピッタリで(あえてあげると渚役の方のお声がとても可愛かった)、エンディングをメインキャストの皆さんが歌っているのですが、アイドル並の上手さと爽やかさで感動もしましたね。いい曲ですし(&オープニング曲の、役では温和な方のロック感にもビックリ←タイトロープのあの方だわ!※踏み込んでます17参照のほど)。
…話しを戻しまして、こんな感じでfree!でだいぶ好感を抱いたのと、その他諸々の印象から、この方々が手掛けるなら大丈夫なのではないかと思った次第。
で、同級生のことや、とある同人誌を購入した場所であのコーナーもあったな~とぼんやり考えていて改めて思ったのですけど…BANANA FISHがBLか否かとか深く考えたことが無いことに気付きました。
作品と出会った当時はほぼ知らないジャンルで(私が踏み込んだのは昨年)、でもなぜかこの作品については自然とすべてを受け入れて読んでいたのですよね…。
アッシュと英二について、友情か恋か愛か進展しろしないとかではなくて、ただただ魂と魂がひかれあう様を見守っていたというか。。そしてBLというジャンルに踏み込んだ今もその考えが変わらないのです。とにかく二人には仲間と共にどこかでのんびり幸せに暮らしていってほしかったな…と(あれ、目から汁が)今でもそれだけを思うのでした。
とにもかくにも大いに期待なわけですが、あえて書いておきたいのですけど、、、重要なのは声ですよね。
どんなに絵や展開諸々素晴らしくても声があっていなければおじゃんになりかねない(個人的に)。難しいと思います。ほんと━━に難しいと思います(特にアッシュ)。近年は素敵なお声の男性声優が更に増えたと感じますけど、それでも難しいと思います。
更に声について要望を書くなら…今回ばかりは男性キャラには男性の方にお願いしたいかなと。正直に書かせてもらうと以前は女性が男性キャラの声を充てていても全く気にならなかったのですが、なぜか最近気になりまして(あれか、姿浮かぶ現象のせいで集中できないからか)…男性キャラを男性が充てているとホッとするのです。でも宝石の国での例もありますし(女性の声優さんのボーイッシュな声を心底かっこいいと思った)、なんともかんとも。
とにもかくにも、多くの読者の心に何かを残したであろうあの名作に手をつけるのですから(しかも20年以上の年月を経ても色褪せぬ)、その重大さを自覚して全てにおいて気合いを入れてほしいものです。そして応援しております。
それにしても、こう、思い出に触れてこられると厳しくなるというか…なんともいえない気持ちになりますね。。
といわけでアニメについてあれこれ書きましたけれども、他に映画も漫画も小説も…と、とにかく素晴らしい作品が多すぎて嬉し泣きしてしまいそうな日々を送っているのでした。