東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

得たもの

2014-12-30 | 日記
2014年もあと少しとなりました。

冬季オリンピック、はやぶさ2のミッションスタート、オリオン試験飛行の成功...と明るいものから、人災に天災と様々なことがありました。

私自身も毎度のことながら怒涛の日々でした。

特に仕事は年末にきて忙しさが加速し他部署応援で社内をグルグル回る日々。プラス人間関係の複雑さ。。数年前に踏み出した1歩の、その前にも様々なことが果てしなくありましたけれど、人間関係については何も学んでいなかったと思えるほど今の職場でありとあらゆることを学びました。

ぶっちゃけ(←)人間への恐怖すら感じさせられましたね。

感情の起伏の激しい人、その人を伺う周囲の人々(私含む)、誰かの悪口で繋がる関係、利用し利用される間柄、人を楯とする者、誰かの苦しみを蜜とする者、観察、かけひき、誤解、決めつけ、身勝手、わがまま理不尽な同僚による恐怖政治...(書いていても怖い)これらに私は絶望を感じたわけです。

ただ、それだけでしたか?と問われると、正直、それだけではないともいわなければなりません。これほどの多様さの中にも確かに存在した優しさ......上記のような状態でもまるでジキルとハイドのように存在していた優しさ、、、それに救われのも事実なのでした。

そうした中で私の内に発生した絶望と怒り、感謝は大事な感情を生み出してもくれました。それは自分を好きになったということ。

本当にここ数年の私はよく頑張ったと思います。もし、もう一人の自分が逐一見ていたら抱きしめて慰めていたでしょう。この自分が自分を大切に想うというのは、他に褒められて浮き沈みする感情とはまた違って基本的自尊感情の中でも安定していて良いのだそうです。そうですよね、自分が自分を好きになるなんて...これほど心強いこともそうそうないと思います。半世紀近く生きてきてこんな風に思えたのは初めてだったので、結局のところ、やはり全てに感謝なのでしょうね。。まあ、もう一度同じ日々を過ごせと言われたら私はこの世から去りますけれども...(←)

さて、来年はどのような年になるでしょうか。

毎年なんとなく目標をたてているけれど、今はなんだか長いスパンではなく、1日1日やれることをやっていこうという思いが湧き上がってきています。ああなるんじゃないか?こうなるんじゃないか?ではなく、与えられた世界で与えられたことをやろう...と。

どうやら私は自分でも想像し得なかった進化を遂げているようです。

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