※諸々ネタバレ含む感想なので原作未読の方はご注意下さい
今回のSHOWCASEの主な目的だった2作品「どろろ」と「BANANA FISH」
どちらも展示物自体はそんなに多くなかったのですけど注目箇所が多く、観察人間としてはいつ出られるか分からない状態となりました(凄く混んでいたわけでもなかったので…)。
まずは「BANANA FISH」の感想から
ほぼ全て撮影禁止でした😨
撮れたのは入り口左右の壁絵くらい。
ここも?えーここもですか??となって、どこかないかな~としつこく探した結果、足元にお魚投影を発見🐟禁止マークがないのでひゃっは~と撮ったら後に駄目と分かるという経緯をたどりました。←期待をかえしておくれ
これは権利の関係か何かなのでしょうかね?遠くから来てる人もいると思うのでもう少し、せめて1ヶ所だけでもここでしか狙えない目玉撮影ポイントとかあっても良かったんじゃないかな(壁絵がそうなのかな🙄)。
で、記憶に残せという仕様のその展示内容は…人によるかもですが…結構興味深いものでした。モニターにてオープニングとエンディングが流れ、それがどう生み出されたか絵コンテで見られる形式。
オープニング「(曲)found &lost/ Survive Said The Prophet-space[s]」では、NYの街並みをよく表現してるなーと感じた建物と建物の間の風景映像が、本編とOPで流れているものとは似ているけれど違っていると分かったり、絵コンテに歌詞がずっと書き込まれていて思わず歌いそうになったり、細かい指示が出されていたこともよく分かりました。
エンディング「Prayer X /King Gnu」では、アッシュの丸まっている姿が胎児を表していると知り(気づいてる人多いかも←私は鈍感)、泡の指示などOPより更にあれこれ指示があるように感じて、一見シンプルな映像の中に沢山のこだわりが詰まっていたのだなと。
そうした中でも特に印象的だったのは、最後にアッシュの横顔がアップになる描写。瞳の色への指示に熱意を感じました。が、アニメの実際のシーンより、そのモノクロ絵コンテの瞳の方が私は強く惹かれたかも。虚無感というか。これ、ブロマイドか何かにしてほしいな。。
その他モニターでは背景が描かれていく様子も映っていたのですが、、、1つのシーンの背景を描くのにあれほどの手間がかかっていたとは。
こういうのを見てしまうと作画云々(主に人物だけど)の不満が言いづらくなるのですけど、でもやっぱりスケジュールの余裕等違いがあるとしても最初から最後まで崩れないアニメ作品もありますし、それに…BANANA FISHは漫画史において伝説的な作品の1つと思われるので、それをアニメ化するのであればきちんと描き終えるだけの万全な体制を整えてほしかったなと(熱く語り中)
気持ちを落ち着かせよう……
原作への愛故、あれこれ考えずにいられないのでした。
話しを戻しまして、展示内容は他にアッシュが使用した銃を描くためのモデルガンもありました。格好いいというより怖く感じられて、グラミー賞のMV受賞作を見ても思ったのですけど、アメリカと銃については…人間と銃については、簡単に語れそうにもありません。
さて、私が覚えていたのは大体こんな感じ(なんか不甲斐ない)。アニメは最終回を迎え盛り上がりが続けばもしかしたら番外編の『光の庭』もなんらかの形で登場するかもですが、、
―ここから完全なる個人的辛口感想です―
私…この番外編を以前は大変な名作だと思っていたのですけど、00ガンダムを見てから印象が変わりまして、今は見ることを望んでいません。
だってこれは、あいつはこうなったんだ認めろ!!ていう酷な部分を含む物語だなと気付いたので。これがなければ希望を抱き続けられたのになと(00のニールでも似たようなことがあって怒りがわいたのですよ←あの状況なら生きているかも!?という希望を打ち砕く演出が後に某媒体で登場したのです)。
いち読者のわがままだということは分かっています。でも、原作者がどれだけ絶対的な存在で尊敬しうる方であっても(生み出してくださったことに感謝していても)、やっぱり、わずかな望みを抱く読者の心を打ちのめすというのは、私は、納得できないのでした。
ちょっと色々止まらなそうなのでここいらでUpします✍
アニメの詳しい感想はおいおい書くとして、BANANA FISHのコーナーはこんな感じです🍌
次はどろろ