里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

竹久夢二

2009年03月27日 | 日々のつぶやき
「日本のうた こころの歌」の第5号を主人が買ってきてくれました。

今回は、荒城の月、うさぎ、証城寺の狸囃子、サンタルチア、追憶、ツキ(月)、宵待草の7曲が入っております。

なんだか月の特集みたいで、今より秋の方がこの特集がふさわしいように思いました。

4号までは、CDをパソコンで聞いておりましたが、この5号は、初めて車で聞いてみました。

すると、今まで感じなかった音の立体感をたっぷりと感じることが出来ました。

どの曲も、演奏している楽器も、歌われている歌声も、かなり迫力がありました。

次の号からは、やはり車で聞こうと思いました。

今回の7曲の中で、私は、宵待草が一番好きです。

若い頃から竹久夢二の詩と絵に憧れていました。

何年か前に見た、この宵待草の歌に書かれていた美人画にとても心ひかれ、こんな絵を描いてみたいと思いましたが、とても真似しても私には描けませんでした。

パソコンを使うようになってからも、お絵かきソフトを使って書いてみようと思いましたが、やはり絵心のない私には無理でした。

絵だけではなく、この宵待草の詩にも心打たれます。

♪待てど 暮らせど

来ぬ人を

宵待草の

やるせなさ

今宵は 月も  

出ぬそうな♪ 

説明書きによれば、「宵待草」と言うのは俗称で、本当は夏の夕方に黄色の花を開く「オオマツヨイグサ」のことですと書いてあります。

宵待草をテーマに高峰三枝子主演の映画が作られたとき、一番だけでは短いと言う事で、西条八十が二番を作りました。

♪暮れて 河原に

星一つ  

宵待草の

花の露

更けては 風邪も

泣くそうな♪

しかし、この二番は、現在では殆んど歌われることはなくなってしまいました。と書き加えられています。

私自身も一番しか知りませんでした。

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