里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

母そして故郷舞鶴への思い

2015年10月15日 | 日々のつぶやき
一昨日娘と考え方が違い、ぎくしゃくしてから、なかなか気持ちが落ち着かず、一人で台所にいると、舞鶴で暮らした時の私たち姉妹3人の事や母の事が次から次へとビデオを早送りしているように浮かんで来ます。

今頃、舞鶴の実家跡には、コスモスの花が咲いているかな、彼岸花はもう終わったかな、柿や栗はもう採れる時期になったかな・・・

柿や栗を採りに行きたいな~

でも、もう私一人では行けない・・・

私のすぐ下の妹と、今の我が家の娘と全くと言っていいほど性格がよく似ています。

気が強くて、わがままで、何でも自分中心で、何事も自分が一番だと思っている感じがあります。

すべて命令口調で、人に指図します。

親に対してもぼろくそに言う時があります。

一昨日意見がかみ合わなくて、とうとう娘の言いなりになってしまったことで、台所で、誰にも知れずにこっそりと涙していた意気地なしの私。

こんな光景を、舞鶴の実家に未だ私たち3姉妹と母で暮らしていた時に、経験をしておりました。

母が、気の強い私のすぐ下の二女である妹から、度々罵声を浴びせられ、父も亡くなった後など、ぐちを言う者もなく、こっそり台所で泣いていた母を見ました。

母は、この二女の事は、子供3人の中で、一番成績がよく、体育、音楽など、何でも出来る子でしたから、一番自慢の子でしたが、大人になってからは、あまりのわがままに手を焼いておりました。

母は、この二女に、私はわが娘に育て方を間違ったのでしょうか?

私の妹の事は、子供の頃から健康優良児で表彰されたり、学校の成績が3姉妹の中で一番良かったから、一番かわいがって気ままに育てたのではないか・・・

私は、わが娘に対して、3人目にやっと女の子が生まれたと言う事で、かわいい・かわいいとわがままに育てたのかも知れない・・・と反省しています。

我が家は、反対に上二人の長男と次男は、親が褒めるのはおかしいですが、とても優しい子です。

私は子供の頃から父によく言われた言葉があります。

どんな時も、人のこころの痛みを解る人にならないとダメだよと。

何だか少し昔の、故郷舞鶴へ帰りたい思いがしてなりません。


ドボルザーク 「新世界より」 家路 From the New World - Largo.wmv