抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

NYに広がる阿蘇の大草原

2004-08-31 11:06:10 | ぜ~んぶ見せます!
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NY郊外マウントキスコに引っ越した友人宅へ行った。
とっても環境のよいところで、もはやマンハッタンとは違う
雰囲気。そしてアメリカの田舎とも、また違う感じ。

そして帰りにレイの実家へデニスをつれて寄ろうと思って
ハイウェイを出た。左に曲がるべきところを右に曲がって
しまったらしく、道に迷った。まぁ~地図もあるしいいか。

気楽にウロウロとドライブを楽しむことにした。

しばらく走ってると、大きな川のような湖のような美しい
ながめが道路わきに見えた。そして丘にのぼる道へいく
と熊本の阿蘇のような大草原が広がった。

黒い牛があちこちで草を食べていて、まさに阿蘇な大地。
そしてまたしばらく大通りを探して走り回る。
どうしても大通りがみつからず、ちょっと不安になってきた。

どんなに走ってもハイウェイを示す緑の看板が出てこない。
地図を見ることにした。私がいる道路9は、このまま真っ直ぐ、
下ればブロンクスの方へ抜けるはずだ。

タリータウンという、かわいい街を通る。雰囲気は、こ洒落てて
ブルックリンっぽい。ようやく287を発見し、ぶじレイの実家へ
たどり着くことができた。

それにしても、一本道を間違っただけで、こんな阿蘇の大草原
が広がるアメリカってすごい!と驚かされた。
今度、牛を見に行こうっと。

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架空の携帯電話でコールするベイビーたち

2004-08-30 10:20:51 | ぜ~んぶ見せます!
日刊サン(NY・NJの日本食レストランやスーパーの置いてる
フリーペーパー)金曜日にコラム掲載が決まりました。
「ベイリーカエルNYを行く!」お楽しみください。

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ロングアイランドに住む友人ミク宅までデニスをつれて遊びに
いったので、お疲れモード。
行きは、道をまちがえるし、帰りは渋滞に巻き込まれた。

どうやら、レイのママによると
バケーションから帰る人たちで混んでるのだとか。
後ろで携帯電話をかけてる真似してるデニスに話しかけながら

渋滞と格闘。
それにしても今どきのベイビーって、どうして電話してる真似なんて
するんだろう?私がベイビーのころは絶対やらなかったはずだ。

一人で笑ったりしてかなりブキミ。ついでにバーイとか別れの
あいさつまでしてる。もしかして宇宙人と交信してるんじゃ~???
んなわけないよね。

ついでに友人、葉ちゃんの娘でデニスと同い年
リンちゃんもよく電話してる。

長電&携帯電話でしか人と交信できないという将来の人間像
がうかぶ。

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ホワイトプレーンズのトウダイは美味いぜ!

2004-08-27 13:48:29 | ぜ~んぶ見せます!

あわてて選んだせいか、寿司が横になってしまったし
デニスの大好きな枝豆もあったよ

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トウダイに行ってきた。トウダイってったって、ホワイトプレーンズに
あるんだから天下の東京大学じゃなく、もちろん燈台でもなく、
トウダイっていう食べ放題バイキング!の寿司レストランなのだ。

http://www.todai.com/

前から友人らから、トウダイに行ったことある?って聞かれて
たのだが、なんとなく名前からしてチャイニーズ経営っぽくて
敬遠していた。

チャイニーズを批判するわけじゃないけど、過去にチャイニーズ経営
の寿司屋に入って、モノホンの日本人にむかって
イラッチャイマチェ~ってむちゃくちゃな発音の日本語で挨拶された上、

ホカホカのシャリでネタを握られたという苦い経験があったせいだ。

ところがこのギャラリアというモールにあるトウダイ。入り口には手を
洗えるように洗面台まで用意してある。なんと良心的。
従業員さえ手を洗わないやからの多いアメリカじゃー

当然おしぼりなんて出ないから、トイレに行かなくても
手を洗えるなんてさすがだと感激する。入り口でマゴマゴ
してると、すぐに美人なコリアンの女性が応対してくれた。

「ランチはお食事を選ぶのに、あと5分しかありませんし、フード
も残り少なくなってますが構いませんか?もちろん選ばれた後は
ごゆっくりなさって結構ですが」と丁重にわびる。

「えぇ選ぶのは、早いですから」と私は答える。
「とりあえず残ってるフードを見てから決められても結構ですよ」
というので、フードを見に入る。

あるわあるわ、スパツナに海老天寿司みたいなのから、イカや
ヒラメ、タコなどなど。しらず大きな皿を手にとって選びまくって
いた。寿司の他にも、ポテトサラダやほうれん草のおひたしなど
もあれば、

チャーハンや餃子とプチチャイニーズもある。
しかも東京ラーメンまであったのだ。すぐにラテン系の姉さんに
「東京ラーメン」をオーダー。

じゅくじゅくとお湯の中で姉さんが凍った麺を湯がいてくれるんだけど、
そろそろいいんじゃない?って頃にも、まだまだ湯きりしてくれない。
ニュルニュルなナメクジみたいになった麺だったら暴れるぞ!と
「あまり柔らかく湯がかないでね」と言おうとした瞬間、

器に麺をあげて、汁を注いでくれた。ワカメとピンクのカマボコに
しゃきっとしたモヤシも入ってる。しょうゆの加減もよさそうな色合い。

器を手渡される際、姉さんのビニール手袋が、ばっちりツユの
中に入っていたが、ご愛嬌。
どうせマズイだろうし、まっ、食べ放題なんだからマズけりゃ残そう
と思って麺をそそる。

あら、美味しい!麺もちょうどよいかたさ。
東京のラーメンよりもうまいじゃん。と思わずスープを残さず飲んで
しまった。

寿司もいける。シャリもほどよい加減に炊けていて
寿司職人はもちろん生粋のメッキー(メキシカン)な兄さんたちだけど、
上手に握ってるぜ。

しばらくすると、
従業員もランチになったらしく、寿司カウンターにいたメッキー兄さん
たちがゾロゾロと片付け終わって、客席に出てきた。
彼らは、なぜか寿司を選ばず、チャーハンやフライを食べていた。

しかもハンバーガーにケチャップのせるみたいに、
唐辛子のソースをチャーハンにふりかけていた。
いつの間にか、私たちも従業員に囲まれて、従食をいただいてる
気分。

「デザートもありますから、どうぞ」とコリアンの姉さんが、わざわざ
ケーキを持ってきてくれた。ラーメンでお腹一杯になり、
デザートまで食べることができなかったが、

クレープもあって、小粒なスポンジケーキ群は
日本のケーキに似た上品な感じのものばかりだった。

さすがコリアン!同じ日本食をつくるにしても
清潔だし、食材やデコレーションがチャイニーズより日本っぽいし。
接客態度も笑顔がよし。

また来ようっと。この店がつぶれないように、私からも
勝手に宣伝。

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感動のナイアガラと雪国の魚

2004-08-26 04:44:41 | ぜ~んぶ見せます!

言葉では言い尽くせない、壮大なる美しさ

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ナイアガラまでデニスをつれて行くってのは、観光というより労働
であった。飛行機の中では、窮屈だと泣き、バッファロー空港
からホテルまでのタクシーの中でも腹がへったと泣きわめく。

おっとりした友人ミクと一緒に行ったからよかったようなものの、
これがレイと一緒なら、帰る!と言い出しかねなかった。
ホテルに着くと608の部屋番号のカードキーを手にして
エレベーターに乗る。

エレベーターを降りると突然、なにかにとりつかれたように
デニスがエレベーターホールの大きな窓へ駆けよった。
そこには大きなナイアガラの水の流れと、水しぶきが
鮮やかに見えた。

壮大な眺めに心が洗われる。美しい水の流れは、
大自然が人間に与えてくれる恵み。
ベイビーでさえ、そのすごさに圧倒されるらしい。デニスもしばらく
その景色に呆然と立ち尽くしていた。

もちろん私もミクもうわぁ~っ!と歓声をあげ続ける。

泊まったホテルの名はフォールズビュー・シェラトン。
コーヒーを飲みながら、ベッドに座って、部屋からもこのナイアガラが
見えるのだ。と608のドアを開けると、そこにはガレージとビルの
屋根が・・・。

ホテル無料のギフトカードで来たせいか、あてがわれた部屋は
フォールズ裏ビュー。悲しいけど、無料だから仕方ないか。
部屋にいてもどうしようもないので、すぐ外に出た。

ナイアガラの近くまで歩く。デニスも歩く。近くからの眺めも
最高!空気はすんでいるし、水の透明感もすがすがしい。
ゴーッという水の音も癒されるものである。

そして夜は、雪国という日本食レストランへ。
「刺身を食べようか」とミク。私は生のサーモンは嫌いだけど、
スモークサーモンならOK。と、刺身とスモークサーモンをオーダー。

日本人ウエイトレスさんに、「このイクラはカナダ産ですよね?
やっぱーイクラもカナダのシャケから取れたやつでないと」
と確認。

「しばらくお待ちください」と奥へ聞きにいってくれた。
「はい、カナダ産です」と、親切に笑顔で応対。
「ついでにウニもカナダ産ですか?」としつこく聞きそうになったが、
まぁ~ウニは、どこのやつでもいいやとオーダー。

スモークサーモンはうまかった。さすがカナダだけあるぜ。
ミクは、カナダ産のビールやワインをいただく。これらもうまい
と喜んでいた。

刺身も赤貝やヒラメなどなど、新鮮でピチピチしてて
うまい。ニューヨークで同レベルの魚を食べようと思えば、
もっと金を払わなきゃーならないけど、ここは料金も良心的。

ウエイトレスさんに、「このあたりにいる日本人は何をして生活
してるのですか?」と聞いてみた。
「だいたいがワーキングホリデーできていて、ここで学生やりながら
働いたりしてますよ」

「たくさん日本人は住んでるんですか?」
「カナダでもトロントには日本人がたくさん住んでるけど、この辺り
には、あまり住んでませんね」

ワーキングホリデーで来ているというウエイトレスさんたちは、
NYでチャラチャラと語学学校にて遊学してる一部の若い
女の子とちがって、まじめで落ち着いてる雰囲気の人ばかりだった。

とはいえ、私こそ、NYへ来たてのころといえば、
チャラチャラどころか、語学学校にも通わず遊びまくっていた。
いやはやナイアガラの近くにステイしようって人は、まじめに
語学習得しようとしてる人ばかりなんだなぁ~。

ともかく、あまりに魚がうまかったので、
滞在2日目も雪国に通うミクと私であった。

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僕らの部屋から見えた景色。言葉では言い尽くせない、やるせなさ


バンドメンバーは白人姉さんのムッチリした脚と胸が気になる

2004-08-20 06:29:08 | ぜ~んぶ見せます!

お洒落だったブラックの親子

斜め前のブラックの女性はなぜかヘッドフォンをつけていた

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ホワイトプレーンズ野外のコンサート、お洒落なブラックの親子を
発見。

いやはや子連れでここまで美しくいられるなんてうらやましい。
スリムだし、ちょっと安売りのショップには売ってそうにない
柄物のワンピースなんて着て、ピアスも決まってる!

ベイビーの服も、ど派手な色じゃなく、落ち着いた色。しかも
ベイビーは大人しい。ハーレムでは滅多に見ない親子だなぁ~。
お洒落な親子もいるにはいるけど、ちょっと路線がヒップホップ
してるし。

オレンジのTシャツにバスケットのユニフォームっぽい半ズボンを
はかせて水色のゾウリなんて、デニスにチグハグな格好をさせて
いる自分が恥ずかしくなった。

こうして子供のころから洋服のセンスって鍛えられていくんだ。
もうちょっとデニスにも、お洒落な服を着せなくては。反省ザル
な私。

コンサートはジェームス・ブラウン風のロックだった。
たまに聴くと、こういうのもいい。特に屋外のパフォーマンスだと
イカす!

なぜかバンドメンバーは白人の姉さんのミニスカートから
出ているムッチリした脚と胸ばかりが気になった。
わりと年齢いってそうなのに、お腹も出ていない。

やはり音楽やってる人ってシェイプアップ欠かさないのかなぁ~。

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ハイウェイで事故現場を目撃!

2004-08-19 00:16:41 | ぜ~んぶ見せます!

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NJの友人宅へ向かう。ハイウェイではジョージワシントン
ブリッジへわたる前にいつものごとく大渋滞。

3車線あるうちの、真ん中にいた私は、そろそろ右側の車線
へ入ってブリッジへわたる方向へと思ってたんだけど、

なんとなく渋滞の理由が、事故によるものか、自然渋滞なのか
わかるまで中央の車線にとどまろうと、そのままの車線に停車
してる車の後ろに停車。

と、そのとき右の車線からキキキーッと金属をこすりあわせるような
音がしたのだった。斜め後ろを見ると、ドーンという音とともに私の隣の
紺色のバンに、昔はゴールドだったらしい黄土色のアメ車が衝突。

黄土色の車は後ろのBMWに追突されたらしかった。
バンもBMWも外傷はなかったけど、黄土色の車だけは
ボロボロのバンパーがさらにグチャグチャにつぶれていた。

3台の車は、そのまま停車。ドライバーはそれぞれ無事だった。

渋滞の直前だったので、スピードは緩めてたせいか大惨事には
至らなかったものの。私が右の車線に入ってたら紺色のバンは
私だったわけで。事故現場を目のあたりにしたせいか
心臓がバクバクした。

デニスも乗ってるし、追突されなくてよかったぁ~とホッとした。
ムチウチって後遺症が残ってる人が多いし。
子供って事故にあうとトラウマにもなるらしい。

日本の友人の話によると、幼稚園のバスが事故にあって、
ちょっと追突してバンパーが傷ついただけだったけど、中にいた
園児たちは大泣きし、家に帰ってからも夜中に突然
泣き出して大変だったとか。

きっと事故の恐怖って子供にとってはスゴイんだろうなぁ~。
私でさえ黄土色の車のボロボロになったバンパーが
しばらく記憶に残りそうだし。

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女の子で白いハイソックスは日本人でしょ?

2004-08-17 14:04:45 | ぜ~んぶ見せます!

ハーレムブラウンストーンのアパートって
どんな場所でも絵になるなぁ~。お花もはえてキレイ!

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うちの近所の公園は、いろいろな国籍の子供とママが集う。
なので英語よりもスペイン語やロシア語、中国語などで
バラバラな会話。

親と子はそれぞれの国の言葉で会話してるけど、
子供たち同士は英語で会話しているといった状態。

今日は日本人っぽいママがやってきた。白いハイソックスを
女の子にはかせていたので絶対に日本人だと思った。
あまり他の国の子がハイソックスをはいてるのを見たことがない。

持ってるバッグなども日本人って雰囲気。
中国人のママはちょっと地味なバッグを持ってる
んだけど、彼女のバックパックは黒とグレーでデザインされてる
お洒落系。

コリアンはあまり住んでないしなぁ~。

けど、彼女はちょっとアクセントのある英語で子供と話していた。
あれれ?何人だろう。

デニスがウロウロするし、人見知りで他の子供に近づいて
くれないので話すきっかけができなかった。
それでもデニスをなだめて強引に近づいた。けど、

彼女に目をそらされてしまった。
あぁ~やっぱり日本人だ!と確信。
なぜかフレンドリーじゃないんだもん。

同じアジア人でも中国人やその他アジア系のママは
向こうから声をかけてくることもある。だけど日本人とコリアン
は滅多に目をあわそうとしない。

どうしてだろう~~~???
せっかく日本人同士なんだから話でもしようかと思ったんだけど。

しかし帰りぎわにアパートの玄関で鏡にうつった自分を見て
ハッとした。妙なサンゴみたいなのがついたヘアピンを頭の
両脇につけて、一つに束ねた髪。その上デブだし。

もしかして日本人だと思われなかったのかな?
ちなみにいつも双子を散歩させている中国語しか喋れない
お爺ちゃんとはハ~イと声をかけあった。

国籍不明の私。

ついでに言っておくと
ホワイトプレーンズ大道のレジのお姉さんたちとは
馴染みになってるけど、
ハーツデール明治屋のレジの姉さんからは、
英語でしか応対されたことがない。

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デニスを預けても何をすれば?

2004-08-16 06:08:03 | ぜ~んぶ見せます!

ハーレムYMCAに展示してある友人アキっちゃんの絵
素敵なので、みなさんも見に行ってね!

ハーレムYMCAのサイト

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レイのママが「仕事が休みだから、ベビーシッターしてやるよ」と
言うのでデニスを実家に預けてきた。

デニスを預けていても何もすることがないことに気づいた。
ゆっくり休みをとって寝るでもなく、結局ネットで書いてばかり。

デニスはどうしてるのかなぁ~・・・泣いてないかなぁ~・・・
と気になる。
子供がいないころって週末は、なにしてたんだろ?

映画に行こうにも、あまりに突然なので、どんな映画をやってる
のかさえ知らない。
あぁ~どうやって時間をつぶせばいいんじゃーーー!

ってなわけで、まだまだ書いてます。

オールアバウトジャパンにも訪れてください。
今回の記事はとってもいいです。ハーレムに住む写真家
(アーティスト)の女性にインタビュー。


彼女のアートも素晴らしいし、
このアートが生まれるまでの彼女の人生も
演歌、女の一生って感じで、波乱万丈。

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日本をなめてんじゃない?オリンピック開会式に怒る!

2004-08-14 12:46:38 | ぜ~んぶ見せます!
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オリンピック開会式をレイとデニスと三人で見ていた。
派手な開会式だったので、デニスも夢中になってテレビから目が
はなれない。

Japanというコールのもとに日本が参上!でもコマーシャルの後
で日本は旗を持った浜口京子がチラリと映ったと思ったら、
次の国にカメラが移動。

「えっ?日本はたったのこれだけしか映らないの?どういうことよ!
たくさん日本の企業がスポンサーしてるのにちがいないのにさ。
日本人をなめてんじゃない?どこの国のおかげで、
これほどのイベントができてると思ってんのよ」と憤る私。

「ヒロエ、見てみろイタリアなんて、こんなに長い間映ってるぜ」
「くぅ~くっそ~~~、日本をもう一度映せ!」
プンプン怒ったまま、ほかのアジアの国々の選手がニコヤカに
入場する姿をうらやむ。

「ヒロエ、サウスコリアとノースコリアが同時に出てるぜ」とレイ。
「うっ、そ、そんなことがオリンピックでは可能なのね」

「そういえば、ジャマイカが出てないなぁ~」と自分の母国が
出てこないことを不思議に思ってるレイ。すでに行進は
アルファベットPの国まで進んでいた。

「ジャマイカはJだからジャパンの前でしょ。きっとコマーシャルの
間に出てたんじゃないの?」アルファベットTの国まで進むのを
見ながら私が答える。

「きっと次はジャマイカだ。旗が見えた」
「んなわけないじゃん、もうTだよT。ジャマイカはJでしょ。
ぜったいジャパンの前に出ていてコマーシャルだったから映んな
かったんだってば」

「コマーシャルの間に出たのなら、アナウンスがあったはずだ」
「そうなの?」
「あ、ジャマイカだ」

アルファベットTの国がズンズン出ている合間にジャマイカが映った。
「えぇ~~~そ、そんなぁ~~~」うろたえる私。
「きっとジャマイカンタイムで選手がおくれて来たのにちがいない」
とレイが、まじまじと言った。

「いかにも」

それにしても世界中の人々が集まるオリンピックの大会にまで
遅れて登場するなんて、さすがジャマイカン。開催地から遠い
国ならまだしも、すぐそこのカリブの国なのに。まったくよぉ~。

Tの間に行進した本当の理由はわからないけど、
ぜったい選手が遅れてきたのに違いないと私はレイの意見に
しみじみ賛成するのだった。

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シャワーヘッドで夫婦喧嘩、コンプロマイズ(妥協)はどっちがすべき?

2004-08-13 11:35:44 | ぜ~んぶ見せます!

ハーレム125STウエストサイド
ハーレム時代のシャワーヘッドはホースのついたヘッドでも
水圧があったのになぁー

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シャワーヘッドでレイと大喧嘩になった。
シャワーヘッドといえば、NYを舞台にしたコメディーSeinfeld
でも、シャワーの水圧(ウォータープレッシャー)が云々と問題になっていた。

Seinfeldのサイト(タイトルThe Shower Head)
http://www.sonypictures.com/tv/shows/seinfeld/tvindex.html

うちは、固定されてるシャワーヘッドとホースがついてシャワー
ヘッドを自由に動かせるものの二つを付けていて、レバーで
どちらのヘッドかに切り替えられるようにしている。

と、レイは固定されてるシャワーヘッドがお好み。水圧が強い
からだ。バスタブを洗うのは私。ホースのついたシャワーヘッドを
手に取り、バスタブを洗おうとする際、固定シャワーヘッドの方に
なってて、そっちから突然水が出てくる。

まだ年寄りじゃあないけど、
冷や水をあびて、ギャーッ!ってなことになるのだ。

このレバーってのが、はっきり切り替わってるのか、わからないところも
問題。銀色の丸いレバーみたいなのを左に右にプッシュするだけ。
どんなに私が注意してても、切り替えがうまくいかず冷や水って
ことになる。

あれほどクドクドと「ぜったいに固定ヘッド使うなら、切り替え
忘れないようにね!」って言っておいたのに、レイが数ヶ月
ぶりに忘れ、涼しい夏に氷のような冷や水をあびた私。

デニスを風呂に入れる間もカンカンに怒っていた。
固定ヘッドの野郎を手でもぎ取ろうとしたが、力が足りず。
それなら大きなトンカチを持ってきて壁をぶち抜こうか!
と思うほど腹がたった。

「レイ!あれほど言っておいたのに、また固定ヘッドから
水が出たじゃない。もう固定ヘッドは使わないって約束
したでしょ」

「固定ヘッドじゃないと、顔のお肌がクリーンにならないんだ」
「水圧があるからって、お肌がきれいになるわけじゃないでしょ!」
「水圧は、必要なんだ」

「だけど、シャワーヘッドでいつもいつもイライラしたくないのよ。
ホースのヘッドだけ使うようにすればモメないでしょ」
「固定ヘッドじゃないと水圧が・・・」

「水圧なんて、お肌には関係ないってば!」
水かけ論はつづく。
「どうしてヒロエはコンプロマイズ(妥協)しない」
「あなたがコンプロマイズしないんじゃない」

「だったら俺は毎日バスタブにつかってやる」
「そうよ日本人みたいに風呂に入れば、問題ないでしょ
毛穴も開いて、顔のお肌もツヤツヤになるわよ」

その喧嘩の直後にレイはシャワーを浴びていた。ドアの向こうから
聞こえてくるのは、固定ヘッドのシャワーだった。
くっそ~~~!まだ使っていやがる。

固定のシャワーヘッドにウジ虫
詰めておいてやろうか!って、つめる方が気持ち悪いか。

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アメリカのステーキじゃ満足できないぜ

2004-08-12 11:49:02 | ぜ~んぶ見せます!
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ステーキハウスでステーキを食った。やわらかいフィレ・ミニヨン
ステーキをとっても食べたかったんだけど、やっぱりアメリカなので
ステーキハウスといってもちょっと歯ごたえがある肉にしかありつけず。

一緒に行ってた葉ちゃんはラム・ステーキを食べた。
美味しかったらしい。

私はフィレ・ミニヨンでも納得できず
あぁ~日本の霜ふりステーキが食べて~~~!と泣いた。

それでもウエイトレスの対応はいい。さすがこういうチェーン店の
ちょっとしたファミレスは、とても教育されてるのかスマイルも多いし
「なにか他に必要なものは?」とか「これで大丈夫?」などと
何度も聞いてくれる。

他の客は、平日の昼間だけど、黒人のカップルやら、白人の
老人カップル、そして家族連れなどなど。わりと客が入っている。
昼間から、みんな肉、肉、肉!やっぱりアメリカンなのだ。

ステーキを食べた後、嵐がやってきた。
やっぱーこんな豪勢な食事を昼からやってるからバチが当たっ
たのだろうか。

道路はもはや水たまりだらけで、水しぶきをあげて車を走らせ
なければならない。しかも家へ帰ろうとハイウェイに乗るが、
なかなか馴染みのハイウェイに乗れず

違うハイウェイをつかって帰ることにした。そしてホワイトプレー
ンズが近づいたが出口を間違えタッパンジー・ブリッジとやらを
渡ってしまった。

ここからNJに渡れる。えぇ~~~?NJだぁ?

「いっそのことヤスコちゃん(NJに住む友人)宅へ遊びに行
けば?」って、「彼女の家はNJったって、もっと南側だから
なぁ~」と私。

同じくNJへ渡るジョージ・ワシントンブリッジより、だらだらと
長い感じがするし、めちゃ景色はいいけど、目的なく迷った
ので、それどころじゃない。

橋を渡った直後にUターンして、ようやく自宅へ戻った。
はぁ~っ、長いドライブだったわぁ~。ガソリンが足りて
よかった。やっぱりガソリンはギリギリに入れないように
出かけようと誓ったのだった。

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NY在住日本人のカリスマ奥様

2004-08-11 12:47:37 | ぜ~んぶ見せます!

マンハッタンに住むリッチなカリスマ主婦はタイムワーナーセンター内
ホールフーズでオーガニックフードを購入する。
ついでにランチはセンター内の高級レストランにて

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クィーンズからペルハムに越してきた知人に会った。なぜか
ペルハムって日本人が少ないと聞いていたのだとか。ところが
私の二人のママ友はペルハム付近に住んでいる。

その一人と一緒に訪問。
それぞれアメリカ人とのミックスの子供がいる。

訪ねたお宅は、グラフィックデザイナーでアメリカ企業に
勤めてた女性(現在育児休暇中)だけあって、これぞNY
在住者というおっ洒落~~~なコンド。

金魚鉢にはカラフルな熱帯魚が!でもこれはオブジェだったり。
ど~んと大きな鏡が高い位置に置いてあったり、上品な色調の
重厚な家具がバランスよく部屋に配置されている。

3人も子供がいるのに、子供のせいでゴチャゴチャした部屋に
なっておらず整然としているのだ。

その辺に服役中のマーサ(マーサ・スチュワート)が隠れてるんじゃ
ないかと疑ったくらい。

ヘアーやお洋服もきちんとしている。ピアスも私にすれば
お出かけ用レベルのものをつけてた。(チェッカー弘恵)

その上、日本ではモデルだったこともある彼女、
平日の昼間にスカートをはいてエレガントな着こなしで
育児だなんて。またまた驚愕させられる。

ハサミで切って半ズボンにしてるジーンズに、カエルの絵が
ついた足のかたちがくっきりついてるゴム草履はいてる私には
考えられない。

まさしくNY在住日本人のカリスマ奥様なのだ。

ところが、彼女も日本にいる母親にいわせると、まだまだ
身だしなみに欠けるのだとか。すっかりアメリカナイズされてる
らしく、日本には恥ずかしいから帰ってこなくていいとまで
言われたそうだ。

しっ、信じられない!たしかに日本にいる人たちって
いつもキレイにしてるもんなぁ~。化粧なんてしてるの当たり前
だし。NYのカリスマ奥様も負けるのだ。

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気分はアフリカなブロンクス・ズー

2004-08-10 13:31:51 | ぜ~んぶ見せます!

キリンも優雅に歩いてて
まるでアフリカにいる気分にさせてくれるブロンクス・ズー

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日記の前にお知らせというか、急募!
私の仕事オールアバウトジャパンの記事にてインタビューに
応じてくれるNY在住の独身女性を募集中。
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ブロンクスズーに行った。いつものごとく急に思いついたので、
ママ友ミエコさんを強引に誘い「じゃーキリンの前で1時40分ごろ」
ってことで待ち合わせ。

駐車場へついたときにミエコさんから携帯に電話。「今、駐車場
Bにいます」という。「私もBにいるよ」ってことで、入口で会うこと
ができた。無愛想にチケットを切ってくれる入口のブラック姉さん

「エンジョイ・ユア・デー」ってニコリともせずにチケットをカット。
気持ちがこもってない挨拶、やる気のないスタッフに、
これまた動物たちも、やる気がない。

寝てばかりだぞトラにライオン。ホッキョクグマは黄ばんでるし。

ようやくキリンにたどり着いた時には、途中で30分ほど
ランチしたけど、ほぼ1時間が経過していた。
「げげっ、こんな所で待ち合わせなんかしてたら、会えなかった
かもねミエコさん」めちゃめちゃアバウトな私たち。

思いのほかズーは広い。

日本のようにトラやライオンが小さな
エリアを行ったり来たりしてるんじゃなく、草むらの向こうで
タテガミをなびかせたライオンが大あくびしてる。

木の柵からだと、猫の子ぐらいの大きさにしか見えない。
「ほら、デニス、あれが大型の猫だよ」ライオンを指差す私。
デニスにはライオンが、目に入らないようだ。

ミエコさんの娘マリナちゃん(デニスと同い年)は昼寝もできず
に興奮気味。ストローラーから降ろすと走り回った。
「ここの動物たちより動物っぽいよね二人とも」と私。デニスも
チョロチョロとサルのように動き回る。

あっという間に、帰らなきゃーならない5時が近づく。
とにかく広いから半分くらいしか動物を見れないまま
駐車場へ戻ることにした。

駐車場Bからの入り口には小川が流れてるのだが、それが
近づき「あぁ~滝のにおいがする」とミエコさんが言った。
思わずクンクンと犬のように嗅いだ私。

「あれっ?においがするなんて私ったら、滝の音だった」と
ミエコさんは自分で言っておきながら笑っているし。

「ミエコさんが滝のにおいするっていうから、どんな風に
滝のにおいって表現されるのか期待してしまったよぉ~。
そういえば、

養老のたきって昔話を聞いて、子供のころ酒の味も
知らないくせに酒がうまそうだなぁ~飲みたいなぁ~
って思ってた。

ついでにドラえもんに出てきたヒョウタンの形をした
クッキーみたいなの(ようろうおつまみ)を食べてから
水を飲むと、お酒になるってやつ、ドラえもんがポケットから
出すんだけどさ、これもマジで欲しかった。

まだ小学生なのに、くぅ~っ、酒が飲みた~い!って。

なんだかとどのつまりが酒の話になってしまった。
ズーには酒もなけりゃービールすらない。ドラえもんが
いてくれたらなぁ~。

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介護の精神は、お金じゃ育たない?!

2004-08-09 10:57:48 | ぜ~んぶ見せます!


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公園に車椅子にのった白人の爺さんを連れた、髪が金髪
なブラックのアジャコングみたいな姉さんと、
その爺さんのつれの婆さんがヨチヨチと公園にやってきた。

ベンチに腰かけていた私の隣のベンチに車椅子を近づけ、
その車椅子とは反対側の端っこにアジャが座った。
「あんたは亭主の横に座りなさい」とアジャは命令口調で
婆さんに告げた。婆さんは、それに口答えしたらしく

「あんたのラブリーな亭主が外へ出たいっていうから、外へ
出てきたのよ、私があんたの亭主をうばうわけないでしょ。
車椅子を毎日おして生活するなんて、まっぴらだわ」

婆さんの言った言葉が聞こえなかったので、どうしてこんな鬼
のようにアジャが怒ってるのかわからないけど、婆さんは
それでもグズグズ言っていた。

「だからぁ~、あんたの亭主をどうして私が取らなきゃならないの?
だまって隣に座ってなさいよ」
婆さんは、しぶしぶ爺さんの隣へ腰かけた。

「私は介護をやめるって言ってるわけじゃないのよ、ただ
あんたが大切な爺さんにヤキモチやくのはわかるけど、
私が疑われるのはごめんだわ。あんた精神的におかしいん
じゃない?病院に行ったほうがいいわよ」

きっと爺さんの面倒をみるために、雇われてるんだと思うけど、
金もらって、この横柄な態度はすごい。私だったら一発で
クビにするけどな。

アジャは言い終えることなくタバコを吸いながらも文句
タラタラだったので、私は、いたたまれなくなってベンチを退いた。
老人問題って、お金では片付かないんだなぁ~と痛感したのだった。

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