抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

インディアンサマーにソフトクリーム

2004-10-31 10:34:32 | ぜ~んぶ見せます!
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レイが出張に行ってしまったので、
デニスの世話で忙しく、日記を更新する暇がない。
なんせ奴は、夜中の1時まで起きてるからなぁ~ベイビーのくせに。

日曜日には、暖かかったからデニスと二人でケンシコダムへ。
ケンシコダムの紅葉も、とうとう見納めって感じ。地面は枯葉だらけになっている。
暖かかったせいか、まるでセントラルパークにいるみたいに人がたくさんいた。

ローラーブレードや自転車の人もいる。ジョギングの人もたくさん。

ソフトクリームを売る車が止まってて、レイフギャレット(古くて誰も知らんか)
みたいなクルクル頭の若い兄ちゃんが、ソフトクリームを売っていた。
そろそろ公園を出ようと、その車を横切る際に、他の子供たちがソフトクリーム
をなめなめしてるのを見て

デニスが立ち止まった。「あんたさぁ~、こんなに列になってるのに、並んで買う
つもり?」とまだ言葉の意味もわからないようなデニスに問う。
私の手を引いたまま、チャイニーズの兄妹とママの後ろに並んだのだった。

ソフトクリームを買うまでデニスは、買い物してる飼い主をまってる犬のように
じっとしたまま。前に8人ほど並んでいたが、突然にマシンが壊れドロドロアイスが
流れ出した。

「これじゃー商売にならないや」と兄さんがぼやく。
先頭の客はあきらめて退散しようとしていた。それでも動かないデニス。
兄さんが、ガタガタとミルクを入れたりなんかしてるうち

固めのアイスが再び登場!
「あぁ~、あなたたちアイスのマシン回復したみたいよ」と退散しようとしている
客に親切に教える他の客。前の客がいなくなれば、その分はやく買えるのに、
こういう親切さが、さすがアメリカ人だ。

前の列のチャイニーズは、ソフトクリームにショッキングピンクやブルーの
シュガーみたいなのをトッピングしたものを兄妹に買い与えていた。
うぎょぎょ!その色は、お腹の中にやさしいんですか?

デニスは、普通のソフトクリーム。ちなみにこちらではソフトクリームでは通用
しない。アイスクリームコーンでなければ、コーンに収まったソフトクリームは
食えないのだ。

しかもチョコやチョコバニラなどもあるから、バニラならバニラを指定。
「バニラアイスコーンでね!」とコーンに入れて欲しければ、コーンと言わねば
カップに入ってきちまう。

ともかく、アイスはミルクをかえたばかりなせいか美味かった。
デニスは、半分も食べなかった。もっと食えよ!私が太るじゃん。

冬の前のインディアンサマー、きっとこれがこの年、
最後のソフトクリーム。美味いぜデニス、立ち止まってくれてありがとう。

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ハロウィーンパーティーで変装

2004-10-30 10:44:50 | ぜ~んぶ見せます!
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うちでハロウィンパーティーをやった。予定してた人たちが、次々とキャンセルし
どうなるのか?と思ってたが、数人でもかなり盛り上がったぞ。

デニスと私は狸の親子。
デニスと同い年のマリナ君は、ウサギ。ママ友美恵子さんは、中学生でジャージに
苗字入りのゼッケンをつけてきた。

マミーに出てくる主役の男前にそっくりなご主人は、野球選手。

友人ドラちゃんは、空気を入れるとカウボーイが馬に乗ってる状態になる着ぐるみ。
これは、かなり笑えて、デニスはドラちゃんの股間部分から出ている
馬の大きな頭を怖がっていた。

そして、友人アキっちゃんは、ブロンドのアフロ。彼女はルーシーリューに似ていると
よく言われるのだが、この典型的なアジア人顔が、なぜかアフロにマッチするのだ。
ハーレムのブラックの男性からは、ヒューヒューともてはやされ、

ブラックの姉さんたちからは、冷たい視線をあびせられたとか。ブラックの姉さんたち
だって、ストレートヘアにしてんだから、ストレートの私たちがアフロにしたって
いいじゃん?

それにしてもアキっちゃんにアフロ、似合ってたなぁ~。

その他数名は、恥ずかしいからと変装してこなかった。
ちなみに私は狸の尻尾をストッキングに詰めものして自分で作ったんだけど、
尻につけてる位置が悪かったせいか

「チンチンみたいなので、もう少し上につけた方がよいよ」とアキっちゃんの彼に
クレームされた。

そんなことならキャン玉袋も作ればよかったな。

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NYで一番辛いインドのカレー屋はウエストチェスターにある

2004-10-28 11:25:19 | ぜ~んぶ見せます!

誰も住んでない城って、夜はこわいかも


裕ちゃんを気取るデニス

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グレンアイランドパーク美恵子さん宅の近くの公園で遊んだ。
ここは、ヨットがたくさん停泊してる海沿い。
城もある。この城は、小さいけどかなりしっかりした城で、大砲も展示してあるのだ。

デニスは、ジムで遊ばず、海にむかって語りかけていた。
まるで石原裕次郎か加山雄三のようだと、ママ友の葉ちゃんや、美恵子さんと笑った。
一人の世界にひたってるデニスに美恵子さんが語りかけると、なぜか泣き出した。

この夜は、美恵子さん宅にてカレーをオーダーすることにした。
ウエストチェスターで一番美味いとザガットに評されているインドカレー屋。
「マジで辛いよ、ここのカレー」と美恵子さん。

「辛いの大好きだもん」と葉ちゃんと私。シュリンプビンダルーをオーダーする私。
たいてい私がマンハッタンのインドカレー屋でオーダーするのは、これ。

で、食べてみると、今までに食べたことない辛さ。汗がふきだし、鼻血も出そう。
ミルクと一緒でないと、胃がやられる。
食べてるうちにハイになるのだ。葉ちゃんは、顔を真っ赤にして酒によってるような
状態で食べていたし。

それでも、私はほぼ完食!
次の日のお尻のヒリヒリを気にしながら食べたけど、それほどでもなかった。

レストランの名前は、美恵子さんによると「マンコロガシ」じゃなくって、
コロマンデル
なぜかデリバリーしてくれない日があるので、直接行くべし。

Coromandel
30 Division St.(bet. Huguenot&Main ST)
New Rochelle
phone:914-235-8390

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ベイビーをつれて映画が観れる

2004-10-28 09:38:31 | ぜ~んぶ見せます!
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同じアパートに住むアネットが近所の映画館にベイビーをつれて行くという。
なんと普通の映画館なのに、その時間だけはベイビーとママに開放し、そこでは
母乳をあげたりオムツを替えたりするママもいるのだとか。

7人くらいのママと、それぞれのベイビーが映画を鑑賞。
「じゃー私も行くわ」とアネットに言ったら、
「私の友達のベイビーは10ヶ月で、じっとしてられないから来ないらしいけど・・・」
と言う。

いかにも、デニスは暴れまわるよなぁ~映画館で。
「そっかぁ~、歩いてまわるよね、さすがにうちの子は。残念」
「ひさびさに映画館で映画を見れるからワクワクするわ」とアネットは
うれしそう。

うらやましい~~~!

デニス、はやく大きくなって一緒に映画観れるといいな
私の好きなフランス映画や中国映画は、いつになったら一緒に見てもらえるのか
わからないけどさ。

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フランス出張へシリアルを携帯する夫

2004-10-27 09:18:31 | ぜ~んぶ見せます!
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レイがフランス出張へ行った。いつも出発の日になって洗濯したり、パッキング
したりするので、朝からバタバタしていた。しかも、コンピューターの部品
シリアルポートからUSBへ変換するケーブルまでCOMPUSAへ買いにいく始末。

そんなの前々から、買わなくてはならないってわかってるのに、どうして1ヶ月とか
前から用意できないのだろう?
せめて先週末とかに買えたはず。しかも、前回フランスに着て行ったカッターシャツ

の襟がタイトだったとかで、カッターシャツを3枚も買ってきた。それとジーンズも。
そんなの前々から用意できるものなのになぁ~腐るわけじゃないんだから。
出発当日に買うっていうレイの行動は、本当に不思議でならない。

日本人には、あり得ない行動だと思う。海外出張なんだから、かなり前から
忘れ物のないようにパッキングしてるのが当たり前。

さらに不可解だったのは、プルーンとシリアルを持っていったこと。
フランスでも買えると思うんだけどさ。特定のブランドのシリアルじゃないと
ダメらしい。

せっかくフランスへ行くんだから、私だったらグルメざんまいすると思うけど
フランスでまでアメリカのシリアル食べるだなんて・・・。
日本人が梅干や醤油を海外旅行に持っていくのと同じかな?

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栗ごはん

2004-10-26 09:10:53 | ぜ~んぶ見せます!
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ママ友の葉ちゃんに栗ごはんをもらった。なつかしい日本の秋の味。美味~!

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キム・ベイシンジャー似のママ友から電話番号をもらった

2004-10-25 09:06:32 | ぜ~んぶ見せます!
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デニスが昼寝を夕方にするので、夜中1時過ぎまで寝ず。大変な毎日。
夕方に昼寝とは言わないか・・・。
なんだか私が学生時代に受験勉強の前に寝てたノリ。6時から9時とかまで寝てて
夜中まで起きてるのだ。

まったく、困るぜ。子供のくせに。

同じアパートに住むアネットが、今度、公園へ行くときには連絡してねと
電話番号をくれた。彼女は白人なんだけど、ご主人がブラック。
とっても美人で、前にも書いたけどキム・ベイシンジャーに似てる。

白人の女性から電話番号をもらったのは、初めてだ。
同じ会社のマリリンの連絡先も知らなかったし。っつっても、お婆ちゃん
だったけどさ。

考えてみれば、NYに来てからというもの、日本人コミュニティーがほとんど。
日本食レストランで働いてたし、日系企業も特に私がいた会社は日本人ばかり。
マリリンくらいしか女性アメリカンはいなかったなぁ~・・・。

ある会社のクライアントはアメリカ人女性ばかりだったけど、
リッチモンドだったし。親しくしてても出張でしか会えない。

ハーレムに住んでたころ、ご近所にはブラックしかいなかったので、
ブラックの姉さんやオヤジと日常会話する程度。

ホワイトプレーンズに引っ越してからは、
ラテン系のご近所さんとか、白人の婆ちゃんにママ友と
話し相手も人種がバラエティーにとんできた。

なんだかいろいろと人種によって育児のしかたとかも違いそうだから
話を聞くのが楽しみだ。

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NYでブームのベルギー料理レストランへ

2004-10-23 21:41:50 | ぜ~んぶ見せます!

入り口に立ってる姉ちゃんたちは、美人ぞろい。
ウエイトレスの対応も○。

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ベルギー料理がブームだというので、食べたことないし
ママ友葉ちゃんも「チェルシーあたりにたくさんベルギーレストランができてるよ」
というので行ってみた。

チェルシーを歩いて回るけど、見つからず・・・。
結局、ミートマーケットまで下りたところで派手なレストランへ。
土曜日のブランチなのに、10分待ち。混んでるぞ。

ハンバーガーとか食べてるカップルもいて、これじゃーアメリカンじゃん!って
思ってたら、一緒に行ったアキっちゃんによると、
ベルギー料理はマッスルとワッフル、フレンチフライは発祥の地なのだとか。

フレンチフライをディップするのは、ケチャップじゃなくってマヨ。
マヨのしつこさがサクサクに揚がってるフレンチフライにマッチしてて
やめられなかった。

マッスルは、ビール蒸しをオーダー。これも美味い!マッスルがプリプリしてるじゃん。
当然かもしれないけど、汚染されてる海のマッスルは食べれないそうだ。
だから日本では、あまりマッスルを食べれなかったのか?

マッスルって日本ではムール貝って言うんだよね。しかし、スペルはちがうけど
マッスルって言うたび筋肉を連想し、マッチョな筋肉マンが頭にうかぶのは
私だけだろうか。

Markt
401 W 14th St
New York, NY 10014
Cross Street: Ninth Avenue
Phone: (212) 727-3314

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ブロンクス・ボタニカルガーデンにて、もみじ狩り

2004-10-22 17:13:52 | ぜ~んぶ見せます!

デニスもがんばって歩いた。


なんとか頑張って美しく咲いているバラ


わびしい色のもみじ

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      Harlem日記 第二百六十五号 10/29/2004

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★フリーペーパー・デイリーサンさんでコラムの連載

「ベイリーカエルNYを行く!」
NYやNJ在住者の方しか入手できませんが、どうぞよろしく。
毎週、金曜日に連載されてます。

★オールアバウトジャパン「NYで暮らす」のNew記事

GAPのベビー服もデザイン! NYで絵本を描く日本人女性~前編


*****ブロンクス・ボタニカルガーデンにて、もみじ狩り*****

ニュースを見ていると、ブロンクスにあるボタニカルガーデンもみじ狩りの様子
が出ていたので昼からデニスをつれて行ってみることにした。入り口で基本料金
を払う。

チケット売りの兄ちゃんは、ブラック独特のアクセントで「ブロンクス在住です
か?」と聞いてきた、かなりアクセントがつよくて何を言ってるのかわからなか
ったからキョトンとしてたら、ていねいな言い回しで「ブロンクスにお住まいで
すか?」と再度聞いてきた。

「いいえ、ちがいます」と答えると、「じゃー6ドルです」お金を払って、「も
みじ狩りは基本料金で見れるの?」と聞くと、「もちろん!」と、もみじ狩りの
パンフレットとガーデンの地図をくれた。

そしてデニスと二人で歩き出した。デニスは自分でストローラーを押そうとする
し、そのカメのような速度にあわせていたら、20分ほどかかって温室のあるとこ
ろまで来た。途中、行きかう老人カップルや、ご夫人グループの目が「こんな小
さな子にストローラーを押させるなんて・・・」って感じなのがつらい。


なので、私が押そうとすればデニスが悲鳴をあげることを証明するため、たまに
ストローラーを握ったりしてみる。キャァ~ッとケモノのような声をあげるデニ
ス。ほらね、という顔で私は通りすがりの人を見すえるのだった。

それにしても、もみじはどこに?屋外に、もみじがワーッと紅く色づいてるとこ
ろをイメージしてたら、松でも珍しい枝ぶりの木などが植わってたり、たまにラ
ベンダーの花壇があったりするだけ。

パンフレットをもう一度見てみる。ここの温室かぁ~。デニスと温室へ引き返し
て入ると、受付のラテン系の姉さんが「ストローラーは外に停めてきてね。坊や
は私たちが見てるわよ」と言う。デニスを入り口に残して、ストローラーを置き
、中へ。

「もみじを見に来たんだけど、ほら、この写真にのってる」とパンフレットを指
差す。「ああ、これは11月1日からしか展示しないの。今は盆栽を展示してある
のよ」「うぅ~~~む、盆栽には興味ないしなぁ~」

5ドルも追加料金を払わないと温室は見て回れない、盆栽なんてそこいらに売っ
てるものを見るために5ドル払うのももったいない。ケチな私は、「じゃーまた1
1月になったら来るね」と姉さんに言い残し、デニスと外へ出たのだった。

ブロンクス在住のブラックキッズたちが学校から遠足にきてるのか、20人ほどで
列をつくって歩いてまわっている。「あのベイビー、キュートね」と7、8歳くら
いの女の子同士がデニスのことを話していた。

相変わらずストローラーを押して、労働中のデニス。入り口から1時間ちかく歩
いたけど、もみじの木は見つからず。デニスも歩き疲れたのでストローラーに乗
せる。

もみじより大きな葉のメープルの木が植わってるところは風情があった。背の高
い並木道、葉は黄色く色づいている。メープルを見上げながら、カナダから買っ
てきたメープルシロップは美味かったなぁ~。と、花より団子な私。

デニスにメープルの落ち葉を持たせると、喜んでクルクル回していた。
いつの間にか、ガーデンの地図を落としたのか、失くしていた。
あてもなく歩いていると舗装されていない道へ迷い込む。

ストローラーにデニスが乗っていては、とても動かせないほどのガタガタ道。降
ろして歩かせる。山道を歩いたことのないデニスは、カメよりさらにのろい。そ
れでも、へこたれずに歩くのだった。

もう山から出るのか、もう山から出るのかと歩けども、
舗装されてる道へ出ることができない。

もはや木の名前の展示さえしていない森の中へ。熊が出てきてもおかしくないく
らいの山道。私とデニス以外は誰も歩いていない。たまに枯葉の音がすると思う
と、リスがうろうろしてるくらい。引き返すにも、かなりの距離来てしまったの
で、引き返せなくなってしまった。

薄汚れている看板のブロンクスリバーという文字も、虚しく。曇り空にブロンク
スリバーのせせらぎは、デニスと二人きりで道に迷っているときには切ない。

このまま山から出れず「日本人親子、入場から3日後にボタニカルガーデンにて
遺体で発見される!」なんてタイトルでニュースになったらどうしよう・・・。
と妙な考えが頭をよぎる。まっ、本気で出れなかったら携帯で電話すればいいん
だわ。と思い直す。

どれくらい時間がすぎたのかもわからないまま、歩き続け、ようやく頂上へ登り
つめたようだった。下りになると、数分ほどで舗装されてる道が見えてきた。「
デニス、やっと山道をぬけたよ!よく頑張ったね~」とストローラーに乗せてや
る。山道で疲れたのか、デニスは、うとうとし始める。

「あぁ~あそこにバラ園があるから、もうちょっと起きてて。せっかく来たんだ
から」と強引に起こしてバラを見せる。バラも寒さのせいか、ちょっとくたびれ
ている。それでも赤や黄色に白にピンク、色とりどりの美しいバラ。

デニスは、興味なさげにアクビ。そこから入り口までも、ものすごい距離あった。
トラムも走ってるんだけど、なんとなく乗らなかった。と、そのすぐ傍に、も
みじが!

っていっても、たった2本くらいしか植わってない上、まだ緑と赤の中間色で、
妙な色あい。切ない・・・、こんなに歩いたのに。

ブロンクスのボタニカルガーデンは、山あり谷あり川までありで、ものすごい大
自然に囲まれており、ガーデンというより森なのであった。もっと暖かい日なら
きっとハイキング気分で楽しめるのだろうなぁ~。曇りで寒空の日には、本当に
サム~イ森なのであった。

次の朝は、起きぬけに右のフクラハギがつった。ひさびさの山登りのせいにちが
いない。
ブロンクス ボタニカル・ガーデン「もみじ狩り」のURL

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ブラック父親は子供とキャッチボールしないの?

2004-10-17 19:43:24 | ぜ~んぶ見せます!
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日曜日なので、寒いけどせめてデニスを外で遊ばせようと、家の前の公園へレイと
デニスと出る。
テニスボールでキャッチボールをはじめた私たち夫婦。グローブまではないけど、
かなりキャッチボールってやるのが久々で楽しかった。

レイもなかなかのコントロール。少年野球をやってたからだろう。
「ま、私は子供のころに父とよくキャッチボールしたから上手いけどさ、
レイも子供のころは、お父さんとキャッチボールとかしたの?」と聞いたら、

「親と外でそういう遊びをしてもらったことは一度もない」と言う。
「え~~~っ?じゃー子供同士でしか遊ばなかったの?」
「両輪は働いてたしね」「・・・・・」

私の両親も働いてたけど、夕方とかにキャッチボールしたものなぁ~。
とはいえ、日本のサラリーマンのお父さんも仕事から帰るのはおそいし、
週末はゴルフなんかに行ってるから、あまり子供とキャッチボールとかやらなそうだ。

ブラックの人たちも、子供とそうしたスポーツをやらないのだろうか?
そういえば、近所の公園で白人親子はたまに見るけど、ブラック親子キャッチボールしてる
親子を見たことないな。

ともかく、私たち夫婦の間で、デニスはどうしてたのかといえば、
顔面ほどの大きさのボールを持ったまま微動だにしない。
「ボールっちゅーもんは、投げるもんだぜデニス」
とレイが蹴飛ばす。

悲鳴をあげながら、デニスはボールを追った。そしてまたボールをつかんだまま
地蔵さんのように動かないのだった。「デニスのために外に出てるのに、動かないと
運動にならんでしょ!デニス」と私。子供のくせに動きがにぶい奴だ。

寒くなってきたので、ゲートを買いに行くことにした。

キッチンでデニスがガスコンロを触るので、「これじゃーデニスが家を丸焼きにして
しまう!」とレイが激怒。キッチンに入れないようゲートをつけるためだ。
近所にある生活雑貨を売ってるターゲットに行く。

いろいろと種類があるけど、うちのキッチンの入り口にあうサイズがなく断念。
Kマートにも行ったが、置いてない。「Buy Buy Babyに行くしかないな」とレイ。
ってなわけで、来週はゲートのためにベビー用品専門店へ行く予定だ。

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とうとうたどり着いたケンシコダム

2004-10-16 14:35:43 | ぜ~んぶ見せます!

石の壁もデザインされてて、
ふつうのコンクリートでできてるダムっぽくない。

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とうとうケンシコダムにたどりついた。
デニスはもちろん、今回は強引にレイも一緒。「寒いから、行ってもサッサと帰る
ぞ!」と念をおされ。

今回こそは、デニスが昼まで寝ていたので、昼寝はしなかった。
ダムに着くと、堤防に上ろうとさっそく地図を見る。
どこから上るのだろう???

すぐに尋ねることを欠かさないレイは、通りすがりの釣り道具を抱え男の子二人を
連れたお父さんに、質問していた。
「湖を見るなら車で行くといいよ。道路は湖にそって走ってるから、そりゃーキレイ

な眺めだよ。ただし、以前はこのダムの堤防に入ることができたけど、今はテロの警戒
で、閉鎖されてるんだ」

なるほど~、私が前に行こうと思ったときに堤防へ行く道が閉鎖されてたのは、その
せいだったのね。てっきり工事中かと思ってたし。が、ドライブはまたにして
デニスを遊ばせることが目的なので、そこにあるチャイルドプレイエリアで遊ばせ
た。

それにしても寒い。デニスは鼻水たらしてる。レイのポケットに入っていた、たった
一枚のティッシュで鼻をふいてあげる。デニスはいつの間にか、
らせん状になってる滑り台を一人で滑ることができるようになっていた。

かなり一人で興奮してるし。子供って知らないうちに成長するもんだ。
あんなにいつも怖がってたのになぁ~。

アダプトしたのであろうチャイニーズの子供二人をつれた白人のお父さんもいた。
ブランコに乗ったまま、デニスぐらいの妹は寝てしまっていた。
こんなに寒いのに、白人のお父さんたちは薄着だ。

レイが寒いと文句を言いはじめる前に、私が寒くなったので帰ることにした。
カメラを忘れたので、写真は月曜日に撮りに来ようっと!
ここの公園は、かなりデニスが気に入ったようだ。

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高級モールに入ってるGymboree気に入ったぜ!

2004-10-15 01:15:35 | ぜ~んぶ見せます!

デニスのパジャマにGymboreeで買った服

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今日も雨、が、しかし、ようやく高級モールへ行くことができた。
デニスは案の定、車の中で寝そうなので、ちょっとだけドライブ。この辺には、
子供のリハビリセンターなどがあるのを見つけた。リハビリセンターってったって、

どんなリハビリなのかが気になる。

モールでは、高級なものしか売ってないから何も買うことはないと思ってたけど、
今日はGapもディスカウントしてるし、デニスが寝てるときに毛布をけってしまうので
Tシャツとパンパースじゃー鼻水が出てばかりなので、しっかりしたパジャマを着せなくちゃと

探してみることにした。Gap kidsにはパジャマがあまり置いてなくて、

The Children's Place

ここは、いつでもお手ごろ価格。パジャマも上下で二枚25ドルくらいであった。
しかし、キャッシャーが混んでいる。山のような商品を返品してるママなどがいるせいだ。
アメリカ人って、どうしてこんなに商品を返品するんだろう?どこもかしこも返品してる人
だらけだし。

高級パーティードレスを、パーティーに着て行ってから返品するという悪いやつもいて、
そういう人はブラックリストにのってるのだとか。

イライラがつのってきたころ、ブラブラしてたレジの男性は、私より後から並んでた
客を別のレジに呼び寄せた。なんだか待ってるのがアホらしくなって、店を出た。
そこにいた客たちは、Gymboreeのショッピングバッグを皆で抱えていたので、きっとバーゲン

やってるのだろうと行ってみることにした。

Gymboree

なんと60%オフ。安い!安いじゃないか。しかもカワイイ服がたくさん。
デニスにピッタリサイズのジャージやなんかを買いあさった。
ここのレジは、なぜだか男二人。男ばかりの子供服ショップって珍しくない?

一人の若いメガネで小太りな男性が、「ふぅ~っ、やっと落ち着いたよ」と私にスマイル。
「うちの息子は寝てるし静かよね」と、私もあいづち。「朝から、こっちでギャー、あっちでギャー、
ギャーギャーわめく子供だらけで大忙しだったのさ」と笑った。

レジのオヤジも感じのいい人で、ちゃっちゃとレジうち。手際がよくてよい!
この店は、気に入ったのでバーゲン(ケチな私)には欠かさずに来ようと決めたのだった。
定価だと、ちょっと高めだしさ。

ともかく、ここ高級モールではじめて、プレゼント以外の普段着というものを買った今日であった。

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ごぼうで懐かしい日本のにおい

2004-10-14 22:45:52 | ぜ~んぶ見せます!
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今日こそはデニスを外で遊ばせよう、と出かけたが。あいにくの雨。
じゃーしょうがない、高級ショッピングモールでフリーのピアノ演奏でも聞かせるかと
車に乗せたら、

デニスは、あっという間に寝てしまった。
結局、日系のスーパー大道で買い物をして帰った。

秋なので、炊き込みごはんを作った。しいたけとかも旬だからプリプリしてて美味そうだ。
ごぼうを入れたら、なんだか懐かしい日本の食卓のにおいになった。
癒されるなぁ~・・・このにおい。

ごぼうについて謎がひとつ。なぜか皮をむいても茶色い輪のように内部が黒くなっていた。
これって、とうがたっているってやつ?
中が、ちょっとスカスカしてるし。

レイは、炊き込みご飯をルートライスと呼んでいた。あまりにも、ごぼうをたくさん入れた
せいかな?

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ケンシコダム二回目の挑戦

2004-10-13 07:30:08 | ぜ~んぶ見せます!
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月曜日に近所にケンシコダムがあるというので行ってみた。が、
デニスが寝てしまい、せっかくのダム探訪が無駄に終わってしまった。
<>ケンシコダムへの行き方。

今回は、昨日チャパクワの帰りに大きなダムの塀を見つけたので、入り口が、
ここだと限定でき、デニスと二人で行ってみることにした。
ほんの5分程度の道のりなのに、途中で事故にあってる車があり渋滞。

警察が来ていて、事故にあった人は、横になっていて白い布がかけてあった。
その赤い車は前部がボロボロにつぶれていた。

左側の車線が閉鎖されていたので、そこからオヤジが私の車線に入ってこようとしていた。
私の車より頭が後ろだったので、通りすぎようとしてたら
「カモ~~~ン」とオヤジが怒ったようにいった。

「お前はアホか!」と私も思わず窓を開けてるのに怒鳴ってしまった。
だって私の方が頭が先にあるんだから、先に行かなくちゃ!

ともかくダムには無事に到着。ふっと後ろをふりかえると、デニスはまたしても昼寝。
せっかく公園で遊ばせようと思ったのに・・・。またしても家に帰ることになったのである。

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NY郊外チャパクワでクリントン前大統領に会える?

2004-10-12 07:16:00 | ぜ~んぶ見せます!
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クリントン前大統領も住む、チャパクワにママ友の葉ちゃんと行ってきた。
町はとっても小さかった。そして白人の奥様方ばかりが車で優雅にやってくる。
デリのスープにも、ロブスターのクリームスープみたいなのや、

ちょっと手のこんだスープがあったりする。サラダもタイ風とかマンハッタンのコリアンデリ
では、目にしないような文字がならぶ。

ジャージできてる人もいるんだけど、ヒルトン姉妹が着てるジャージみたくセンスがよい。
ジャージ着ててもバッグは高そうだし。やっぱり10ドルで買えるバックパックは背負って
ないよなぁ~。

これといって特別することもないので、帰ったのだった。
クリントンには会えなかった。あぁ~会いたかった。
会えたらビッグな話題だったのにな。きっとこの町で働いてる人は、クリントン氏やヒラリー

夫人など、いつも会ってるのだろうなぁ~。

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