育児は世界共通の巨大プロジェクト

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飲み会の誘いは断ることのできないワシ。咳をゴホゴホやりながらも、
子供たちとブロンクスの友人宅へ。

ここには昼間もだけど、夜中にもブロンクス在住のママ友が集まる。
子供を寝かしつけたママたちがワイン片手にやってきて
居酒屋「小葉」へと変身するのだ。

おかみの葉ちゃんは、いつでも美味いツマミを用意してくれている。
今回も見たことのない花形サラミや、

殻から出てきた巨大サザエがクルクルって巻いてる
みたいな形のチーズを割いて食べる。
これがワインにあうのじゃ。

葉ちゃんは、盛り上げ役に徹していた。

ここに遊びにきてるブロンクスママたちは、ヤンキーの経験は
ないようだが、ハンパじゃない。人生、当たって砕けろな部分が
元ヤンっぽいノリ（って私もそうだけど）。

開いた口がふさがらないくらい
波乱万丈な人生を歩んできている。

美さんなんて、
社員旅行でNYへやってきてナンパしてきた
イタリア男とできちゃった婚。

はじめてのNY旅行が、NYに永遠に骨をうずめることになっている。

留学中に子供ができてしまって日本へ帰ってシングルマザー
って人も多いのに、その逆パターンもあるのだな。

宗教にこだわりがないからか、
日本女性はいろんな国の男性と結婚して
遺伝子を残していく。

日本女性の遺伝子が
海外進出することによって、日本人とミックスの子が増えていく。
日本食を食べて、日本の文化もふまえて育っていく子供たち。

私もそうだが、こうやって日本女性は別の方向から
世界へ日本の影響を広めているのかもしれない。

育児ばかりで、社会に出ていない女性を何もできないと
非難する人もいるが、子供を育てるってことは新しい人間を社会へ
放出するという巨大プロジェクトなのだ。

♪風の中のすばるぅ～、砂の中の銀河ぁ～♪
プロジェクトXテーマソングBy中島みゆき

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メキシコの監督だった

ＹｏｕTｕｂｅに負けない動画サイトClipLife

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またまた話を内容も知らずに映画鑑賞。
ブラッドピットと菊地凛子さんが出てきて、
あ、これってゴールデングローブやアカデミーで話題のやつだってわかった。

バベル。

なぜか、ちょっと前にみた
トゥモローワールドと近いものを感じた。

「もしかして同じ監督じゃない？」とレイに聞く。
「でもトゥモローワールドはイギリス・アメリカ映画だったよ」

グーグルしてみたら、どちらもメキシカンの監督。
これからは、メキシカンの監督が熱い！

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allaboutのＮＥＷ記事

おすすめガイド記事

自作のテディベアが買えるNYのショップ
	自分の好みでテディを作ることができるBuild-A-Bearのショップ。子供だけでなく大人のプレゼントとしても利用されている。 （2007年02月16日）

グランドセントラル駅にあるMTA博物館別館
海外の鉄道 ニューヨーク 博物館
	トレイン好きな子供たちや鉄道マニアな方が喜ぶNYのMTA博物館、本館はブルックリンハイツにあるのだが、グランドセントラル駅に別館があり、ここの展示物やグッズも必見。 （2007年01月26日）

日本人のコメディアンが活躍するＮＹのコメディークラブ

はじめて日本人のコメディアンをアメリカのコメディークラブで見た。
日本人のコメディアン小池良介氏。

これから彼のインタビューをオールアバウトの記事にアップする予定なので、
お楽しみに。

アメリカで見たお笑いって生で観たのは、
ハーレムで今はクローズしたコメディークラブにて。

その前は、ダウンタウンのコメディークラブだった。
ダウンタウンでは、ネタにされるのが嫌だからという夫と、
ステージから見えない客席の奥の方に座った。

アメリカのコメディアンって、客をネタにする人多いからなぁ。
日本人にとっては、客の方がドキドキのステージ。
アメリカ人は学校でも、私が！って手をあげるけど、

日本人は、先生から授業中に指されるだけで
理科の実験のフナのように、心臓バクバクだし。

小池さんの舞台は、ブロードウェイ。その名もブロードウェイコメディークラブ。
ダンサーやミュージシャンが目指す、その地で活躍しているのだ。

やっぱり日本人観光客には、わからないだろうなぁ～。
アメリカのお笑いって気もした。

彼に言わせると、笑いに国境はない！らしいが、

やはり、「あなたはニューヨーカー？」って聞かれて、
ハイハイ！って手をあげてる観客。さすがアメリカン。
こういうノリが日本人には無いかも。

しかし、日本でもオバちゃんになったら羞恥心とかゼロになるから、
こういうノリか。

小池さんのコメディーは、本日の出演者の中で一番面白かった。

ネタをカテゴライズすれば、どちらかといえば日本人であることを
武器にした自虐ネタだと思う。

日本人は、「あまり派手に笑わない」とか、
「仕事してるから、コメディー観にくる暇が無い」などの話も含まれていた。

アメリカのコメディーのネタは、人種のステレオタイプを誇張してるものが
多い気がする。ブラックならブラックマンがどうだとかいったものだ。
アマチュアのコメディアンでは、ゲイだと自称する男前がオネエ言葉で
話していた。

これもまた違った意味で、人種のステレオタイプを誇張してるものだと
言えるかも。

ラスベガスではアダルト業界のコンベンション

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レイはラスベガス出張先で、アダルト業界のコンベンションに遭遇したらしい。
といっても、レイ自身が招待客ってわけじゃないけど・・・。

偶然、ラスベガス出張ＩＴ関係のコンベンションの際に、
別のホテルでは、アダルト業界のコンベンションが行われていたという。
自分たちのコンベンションは、別のホテルだったのに、

そのホテルに同僚らとディナーに行ったそうだ。

「女優さんたちも食事していたよ」とレイ。
「ねぇ～ねぇ～、じゃー見たことあるお姉さんとかいたの？」
「まぁ～ね」

まぁ～ね、なんて、お世話になってますぐらいの挨拶が必要だろうが！

「ハ～イぐらいは言ったの？」
「言うわけないだろ。知り合いじゃないんだから。でも、ほかの客で
写真を一緒にとってる人たちもいたよ」

「そうだよ。せめてサインだけでももらえばよかったのに」

それにしても、顔を知ってるってことは
そのポルノ女優の裸を知ってるってこと。そんなプライベートなことを
知り尽くしているなんて、あちらからは面識もないのに、不思議な話だ。

ジャニーズ事務所もエロ系に力を入れてほしいものだ。
きっと女性ファンが殺到するにちがいない。
兄さんたちの顔だけ知ってるんじゃなくって、

身体の隅々まで知ることができるのだ。
って女性は、男性のシンボルになんて興味ないのか。

とはいえ、

ひろみ郷のビキニ姿は、幼少期には刺激的だった。
あと、高校時代に走れメロスの劇団四季の公演がやってきて。
うちの高校の体育館で主役のメロスがビキニ姿同然で走り回った。

兄さんは、鹿賀丈史風の男前だった。
これは、かなり女子高生を興奮させたぜ。


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デニスが一人でプレイデート

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双子の風邪が回復しつつも外へは出れない。デニスは元気なのに、
退屈でかわいそうなのでアイちゃん宅に昼間だけ預かってもらうことになった。

あぁ～、なんて楽なんだろう。デニスのいないこの空間。
うぉ～～～っ！しかも双子が寝てるぞ。

たまっていた記事の仕事もはかどる。
ありがとうアユミさん。
って、ブログなんて書いてる余裕はないのか。

お仕事の広告でもあります。

クリスマス御用達ＮＹでジャズが聴けるレストラン！
ハーレムで活躍中のツアーガイド＆ライターの堂本かおるさんの
お勧めスポットもあり。

記事をアップしてるので、ぜひ皆さんサイトへどうぞ。

おすすめガイド記事

X’masにもお勧めＮＹジャズスポット～前編
	クリスマスにカップルでまったりしたいというあなたへ。本場ＮＹのジャズを聴いて過ごすというのはいかが? （2006年12月19日）

ＮＹでヒップホップなら本場はブルックリン
音楽 ニューヨーク
	ＮＹといえばブロンクスやブルックリン出身のヒップホップスターがたくさんいる。そんな中、日本人でヒップホップをフューチャーするミュージシャンにインタビューした。 （2006年11月26日）

Dr.スランプ アラレちゃん DVD-BOX SLUMP THE BOX んちゃ編(完全予約限定生産) BBBA-9221


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ロマンティックが止まりすぎだった東京観光

「せっかく東京で二人でいられるんだから、
ホテルに二人で一泊なんてもったいないよ」とレイ。

３人を一人で見るっていう地獄な育児を私の母に
押し付けてるってのにさ。

「子供のいない夜なんて新婚気分だよ」なんて、まるで
ロマンティックな夜を期待させるようなことを言うレイ。

そして現実はやっぱり・・・。

てめぇ～の寝顔ばかり見せられてるワシ。このヤロォ～～～！
なぁ～がいキッスの途中でフッフッフッさり気なく♪の音楽が頭の中を
グルグル回るが、止めてロマンティックじゃなくって、

止まってるロマンティック。

二人で過ごした一泊目は、昼からずーっと寝ていた。
「ヒロエが風邪ひいてて大変そうだし、僕も仕事とジェットラグの疲労を
回復しなくちゃ」という理由。

「明日は必ず観光するよ」とレイ。
銀座やお台場にもアクセス
しやすい田町にあるホテルに宿泊してるってのに。

初日の夜は、「焼肉が食べたい」とホテルの
近所のコリアンが経営する
ひなびた焼肉屋へ。

猫の子の舌のような小さなカルビが６スライスだけチョロリと皿に
のっていて１８００円。

足りないからとレイは２皿もオーダー。

しかもNYのコリアンレストランみたいに前菜（NYの前菜は
黒豆とかモヤシとかキムチなどといった
小皿が６皿以上はある）はつかない。

キムチも別料金だなんてあり得ない～～～。

これだったらホテルのもっと近くにあった
牛角のほうがマシだったかも。

味は、まあまあだったけどさ。
これで味がひどかったら鉄板をひっくり返してたぞ。

次の朝までに、
レイでもなんとか喜びそうな観光を探し出した。

ゆりかもめに乗って国際展示場付近にあるパナソニックセンターにて
行われているデジタルアートフェスティバル。

前日の夜中にテレビでこの模様が放送されていて
とても興味をもった。人間をセンサーで察知して、
爆発音のようなものを発しながらグルグル回るスピーカーとか。

「テレビで見たんなら、見に行く必要あるの？」とレイ。
「それってピラミッドはディスカバリーチャンネルで見るから、
エジプトに行く必要はないっていつもレイが言ってるのと同じじゃん。

そんなこと言ってたら、どこにも旅行できないよ」
レイは渋々ついてきたが、楽しかった。

ゴミばかりを集めてつくったオブジェ。
蛍光灯の音をつかってエレキギターみたいな反響音をつくってあるもの。

携帯電話なのに、腕にあててみると
手の骨がレントゲンのようにスキャンできる映像が出てきたりするもの。

子供がたててる音、風船をいじったり、包み紙を破ったりする音を集めて
音楽にしてる映像など。興味深いものばかり。

さすが日本のアートは最先端だなぁ～と関心していた。
ＮＹのダンボってエリアでも、こんな風なアートを展示してたりするが、
それは一部のアーティスト。

ここでは海外のアーティストのものも展示されてたけど、
日本では、一般の人でもアーティストとして
どんどん新しいアートを生み出してるってところがカッコいい。

パナソニックセンターを出ると
国際展示場に、たくさんの人々が吸い込まれるように入ってるので、
何を展示してるのかと私は興味津々。

知らない人に声をかけて聞いてみることにした。

「すみません、どうしてこんなにたくさんの人が国際展示場へ向かって
いるのですか？何かイベントでもあるんですか」
と急ぎ足の中年女性。

私はスマイルしてるのに、彼女は
いかにも東京風な、とっても冷たくて硬い表情のまま。
「私は取材に向かってるので、わかりません」

「なんの取材ですか？」取材によっては、展示の内容がわかると思った。
「南野陽子さんのインタビューです」
「あ、そうですか」

なんの解決にもならない回答。
南野陽子が、国際展示場でビキニで撮影でも行ってるのか？

しかしこんなにたくさんのオバちゃんとか、今時の若い人たちが、
彼女に会いに行くわけないし・・・。

で、オバちゃんなら親切だと思ったので二人組みのオバちゃんに
聞いてみた。さすがオバちゃんらは東京にいても余裕があるのか、
タフなのか、とっても親切だった。ニコニコと二人とも笑いながら

「私たちは食べ物が展示されてるところに行ったんだけど、
２階では、オモチャかなんかが展示されてたみたいよ」と、
答えてくれた。

レイも私も興味なさそうな展示物なので、
目的の秋葉ツアーへ行くことに。

と、「やっぱり疲れたからホテルに戻ろう」とレイがつぶやく。
またホテルに、鮨詰めかよ。

「せっかく二人きりなんだから、リゾートにいる気分みたいなのに浸ろう」
なんて、まるでロマンティックな夜を期待させるようなことを言うレイ。

そして現実はやっぱり・・・。

てめぇ～の寝顔ばかり見せられてるワシ。このヤロォ～～～！

二日目の夜は、田町のホテルで銀座も近いってのにディナーは、
コンビニ弁当と小瓶の酒。
「温めてもらえますか？」とサバの味噌煮を温めてもらった。

うぅ～～～わびしぃ～～～。

明日は、東京を去る。

いくらなんでも、観光しなさすぎだよレイくん。
「日本人だったら、ＮＹに１週間来てるだけでナイアガラ観光とか
ミュージカルとか、スケジュールはビッシリだよ」と私。

「僕は日本人じゃないから」レイが答える。
「たしかに君は、南の島から遺伝子がやってきてるリラックス大好きな
ジャマイカン」

私の場合、東京観光といえば
日本の旧跡散策とか、ジャーナリストの友人ヒロコちゃんお勧めの歌舞伎とか
とっても行きたかった。

が、結局レイの寝顔を見ながら、田町のホテルでこれを書いている。

ホテルからの展望は
レインボーブリッジや、東京タワーが見えて
とってもロマンティック。

誰かロマンティック、止まってるロマンティック♪
胸が胸が苦しくなる（別の意味だけど）。

日本のテレビ

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日本のテレビを見ることが少ない。

「ＮＹにいると、
夜10時から始まる日本語放送や朝の日本のニュースを
時間をつくって楽しみにして見るのに不思議よね」と母。

日本語のビデオまで借りて見てるのに、
日本にいると見る気がしない。なぜだろう？

ないものねだりってやつか。

どちらにしても占い師や妙な宗教じみた番組が
流行ってるってのが、腑に落ちない。

日本ってどうなっちゃってるんだろ？

そもそも無宗教だから、宗教じみた番組がブームなのか。

だったら「いじめ」をなくすように宗教じみた番組で
訴えていくべしやね。

自殺する子供たちも、占い師に励まされれば
救われるのかもしれないな。

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ウチの子がモデルになれる？

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母がデニスの子守をしてくれてたので、双子をつれて
読者で飲み仲間である亜子ちゃんが紹介してくれた
ユウキッズプレイシステムとやらへ。

電車にのって行ってるうちに、オバちゃんや若い女性から
「かわいいぃ～～～！」と声をかけられた。
もちろんワシのことではない。

エリカとアヤのことだ。
「まぁ～お目目が大きくてかわいいことぉ」婆ちゃんが
エリカを見つめる。

日本の高齢な女性は、目が大きくて色白ってのが
美人の条件らしい。

若い子たちは、アヤのクリクリ頭と肌の黒さが
「ちょぉ～かわいい」ようだ。

今日は何人の人に「子供たちは双子？何歳？」と
聞かれたのだろう。そして何人の人に答えたのだろう。

いやはやそれでも親バカだからか、
「かわいい」の声には、ついついニヤニヤしてしまう。

「モデルさんになれるんじゃない？」の声は、
ちょっと大げさだと思った。うちの子がモデルになれるのなら
他のブラックの子たちは皆モデルじゃろ。

それにしても親のワシが地味すぎるから
これじゃーイカン！と思って、北九州でブームの帽子を
かぶってみた。

ファッショナブルな姉さんってより、
ハンチングをかぶったヤクザなオヤジみたいな風貌のワシ。

こんなダサさで「ニューヨークから来てる」なんて
恥ずかしくて言えないわぃ。

街の中で、北九州には珍しいブラックとのミックスの
女の子と男の子を見た。
女の子は、アヤに通じるものを感じたのか

じーっと見つめていた。
だから、ママに声をかけた。

去年の夏にも
偶然に街で会って、私が声をかけたことのある
ママだった。

人事ながら、
日本でブラックとのミックスを育てるのは
大変そうだなぁ～と思った。

まるで芸能人が歩いてるみたいに、皆が
ジロジロ見るんだもん。

「双子で珍しい上に、ミックスだからねぇ～目立つのも
仕方ないよ」と友人が言った。

ＮＹには双子もミックスも多いから目立たないんだけどな。

今更って感じだけど、
ミックスの子はアメリカの方が暮らしやすい。

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西松屋で子供たちが大暴れ

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寒くて風も強いので、ショッピング
子供服専門店の西松屋へ。

日本のショップって、ヤマダデンキやらマツモトキヨシ
などと日本人の名前をド～～～ン！と使ってるのが
好きだ。

日本で
英語やらフランス語にイタリヤ語の看板ってのは
邪道な気がする。

ヘアーサロンも横文字じゃなくって、
溝口理髪店とかのが
カッコイイと思うのだが。どうでしょ？

さてこの西松屋にて、わが子らは大暴れ。
靴を選ぶ間に、店に並べられてる靴のすべてを
子供らが勝手に片っ端から試し履き。

シンデレラの意地悪姉さんたちみたいに、
私がこの靴ははけるわ！って言わんばかりに、
小さいものから大きいものまで。

エリカがプーさんを履き、アヤがトーマスを履き、
エリカがシンデレラ、アヤが赤い靴。

私と母がいいなって思える靴には、サイズが同じものがない。
つまり一つのサイズに対して一足しかない。
色違いまでもが、揃わず。

「在庫もありませんねぇ」と店員さん。
結局、二人にあう同じ靴が見つからずあきらめた。
双子の靴って、探すのが一番大変なのだ。

なぜだか安い靴って、サイズが同じものは同じデザインだと
見つからない。

ジャケットを買ってやろうと移動。
エリカが「キティーちゃん」と、キティーのトレーナーを
引きちぎるようにつかむ。

ピンクのジャケットを試着中のエリカは床をスライディングして
遊び、アヤが赤いコートを着て、もう一枚ベストを
ズルズルと床を引きずっている。

「あんたら売り物なんだからぁ～汚さないでよぉ」と叫ぶ私。
キャハハと声をあげて、逃げ回る。

よその子は、大暴れするエリカとアヤを横目で見ながらも
静かにママとお買い物。

日本の子供たちは静かでいい子ばかり。
アメリカだと、子供たちは我が物顔で商品を
使って遊んでるんだけど。

日本では、
数人が静かに遊んでるだけ。うちの子３人は
商品を並べかえたり、奪い合ったりを始める。

「ばあちゃん、傘デニス欲しいよー」
「じゃーばあちゃんが買ってあげるから」と甘い顔する
ばあちゃん。

傘を持つデニスは、
メアリーポピンズが傘さして飛んできた
みたいな状態で飛び回る。

エリカも傘を欲しがって泣きわめく。

アヤは、オムツがパンパンになり
半ケツ状態で店内を走り回る。

ふと気づけば、西松屋にて３時間ほど過ごしていた。

買い物してたのか、子供を遊ばせていたのか、
どちらにしても、私と母はへとへと。

西松屋さん、レジャーランドとして使わせていただき
ありがとうございます。また来ます。

ちなみに店員さんらは、子供に飽き飽きしてるのでしょう
子供たちへスマイルのサービス０円は無しですなぁ～。
もちろんイヤミじゃないです。理解してます。

そんなもの必要ありません。
叱られさえしなければ・・・。
商品陳列ぐちゃぐちゃにして申し訳ないです。

店員さんらに、
謝謝

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動物園はちょっぴりシケていた

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到津の森公園（動物園）は、
ヤギやアライグマとほとんど小動物ばかりになっていた。
ライオンも切ない目をして遠くを見つめている。

「市が運営するようになったせいもあるけど、
きっと少子化の影響かもしれないね。他にも遊ぶとこも
増えたから、動物園へ来る人が減ってしまったのかも」

と同行した友人さっちゃんが話す。

「私らが子供の頃には、ペンギンにクマにカバなどなど
いっぱい動物がいたよね。アライグマなんて、
アメリカじゃー高速や道路ではねられて死んでるのを

よく見かけるから、動物園で見るほどのモンじゃ～ないかと・・・」と私。

「ヤギの目って怖いんだよ」と、さっちゃん。
ヤギの目、今まで知らなかったのだが
マイナスの一本線が目の中に。

うわっ、ほんと気持ちワルッ。

デニスとさっちゃんの息子ヨウくん（小学生）は、
そんなヤギたちへ、楽しそうにキャベツを与えている。

「電車に乗りたいよぉ～」とデニスが言うので
乗り物コーナーへ。

ジェットコースターやロックンローラーといった
メジャーな乗り物は姿を消していた。

１００円を入れれば、上下運動する乗り物がたくさんある。
エリカやアヤも消防車やキティーちゃんの乗り物にのって
遊びはじめる。

「マミーお金入れてよー」とデニス。
「動かなくても遊ばせておけば大丈夫。
遊ばせるとキリがないわよ」と、さっちゃんが耳打ち。

さすが中学生の子供がいる育児の先輩はちがう。
「これは故障してるみたいよ」
さっちゃんから教えてもらった対処法。

デニスらは、動かない上下運動の乗り物にのって
楽しそうに遊んでいた。

と、ほかの子がお金をパパに入れてもらい
上下運動させていた。

その子が上下するたび
デニスが大きな目を見開き、まばたきもせずに
羨望のまなざし。

「リンちゃん（ＮＹのデニスの友人）の好きな
メリーゴーランドだぁ」と私。

「ほんとだぁ～」デニスが声をあげる。

すると、さっちゃんがメリーゴーランドの
音楽を聞いて大笑い。
「普通さぁ～、メリーゴーランドのバックに流れるのって

かわいいオルゴールの音とか、そういうのだよね？」

バックグラウンドは、
「矢切の渡し」みたいなパンチの効いた演歌な曲。
子供用の曲だけど、私には演歌にしか聞こえなかった。

ボール遊びの部屋は、２００円で５分間。
「こりゃー高い」と言っていたら、
デニスがさっさと靴を脱いで入っていく。

慌ててやってきた
係りの兄さんから、引っ張られ、
つまみ出されるデニス。

ネズミかごに入ったネズミが
取り出される状態みたいだった。

「デニス、ほら靴をはいて。
お金払わないと入れないんだってさ」私がなだめる。
「次に入れるのは５分後なんですよ」と兄さん。

待っているのも退屈なので、別の乗り物へ。

この後、
ドラエモンのゴーカートにユウくんと乗り
ご満悦なデニスであった。

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虫ぎらいはＮＹ育ちのせい？

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白野江植物公園へ行った。

デニスと頂上まで上る。ワシの足は重くて動かなくなってきたが、
デニスはどんどん上っていく。
年齢差を感じるわぁ～。

って当たり前だ、
こいつはまだ３歳、私はその１０倍以上生きているのだ。

頂上にて見晴らしもよく
秀樹感激！デニス感激！

「こんにちわー」と挨拶してる
おじいちゃんとおばあちゃんが、弁当を食べていた。
この絶景なら、ビール片手に喉越しスッキリやりたかったぜ。

土の上でじっとしているカマキリを見つけたので、
「デニス、虫よ、ほらカマキリ」
と触ってみせたら、

「デニス、虫こわぁ～～～い」

現代っ子だなぁ。

私の世代の男の子ってのは、虫を見たら
捕獲せずにいられないって感じで、虫かごに山ほど虫を
入れてたもんだが。

「ほら、触ってみて。このカマのところは危いから
こうやって触るんだよ」と、背中を押してみせる。

「いやだぁ～～～。デニス、虫こわいもん」

ヨワッちい虫嫌いな女の子みたいに、身体をよじる。
虫をワシづかみにして、ちぎっては投げする男の子を
育ててるつもりだったので、がっかりする私。

夏だったらセミやカブトムシを捕獲してやるつもりだったが
こんなに虫嫌いだったとは。

カエルなんて捕まえたら、悲鳴あげて
逃げそうだな。

そういえばデニス、ＮＹの海で
タニシがバケツの中を這い上がってくるのを
見て、泣き叫んだっけ。

それにしても
いつの間に、虫ぎらいになっていたのだろうか？
虫が怖いって教えたことないんだけど。

デニスの父親レイは、小さい虫を見ても
ヒャーヒャー悲鳴あげる。その影響か。

ＮＹ育ちは、弱っちい男ばかりだわい。

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日本の１００均はアメリカ９９セントと違ってハイクウォリティー

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唯一、貧しいワシが日本で、にんまりヨロ昆布（くだらんシャレですんません）
な店が100均。

って近頃では、200円や300円のモノまで置いてるじゃないか！
詐欺やないかぁ～～～と怒りが炸裂。

それでも日本の100均はアメリカの99セントショップとは
比較にならんくらい上質。

アメリカだったらタッパもフタが閉まらないような
安っぽいものが売ってるけど、日本のは隙間なく
ピッチリしてる上、デザインも大きさもバラエティー豊富だし。

ケロケロケロッピーやキティーちゃんが
デニスの購買意欲をそそる。
ＮＹイーストビレッジで買ったら同じモノが
１０ドルは下らん。

和食器や掛け軸なんて、
メトロポリタン美術館に展示されてても
問題なさそうなレベル。

さて私が今日買ったのは、子供たちのイス。

なんせデニスもアヤもエリカも
すでにアメリカンなせいか、
イスがないと座れない。

お座敷に正座できない奴らなのだ。
日本人として恥ずかしいぞ。

イスが100円で買える！
素晴らしい。
カラーも素敵な淡いミドリ色。

背もたれだってキチンとついている。

前にレイ弟嫁のジョアンがトライベッカの高級家具店で
欲しがっていた、真っ赤なイスと同じようなものも
置いてあった。

質は違うのかもしれないけど、見かけと
素材は同じっぽい。

トライベッカでは赤い子供用イスが
200ドル近い値段だった。

日本の１００均なら
同じようなイスが100円で買えてしまうのである。

ここに
赤札大好きジョアンがいたら目をランランと
輝かせてるにちがいない。

１００均万歳！

ユニクロと同じく１００均の王様
ダイソーがソーホーあたりに進出する日を待つワシで
あった。

日本で安いラップトップを購入できないかな。

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はじめてメリーゴーランドに乗った子供たち

友人の葉ちゃんが子供づれでブロンクスズーに行くという言葉に触発され
私たちも午後から行ってしまった。

いつものように子供らが白クマに声をかけるが、
白けたムードでケツむけてばかりの輩。
「あ、動いた」と母が言えば、それは奴のアクビだった。

ちょっとだけ頭を動かしただけ。

そしてまた白けたムードでケツむけた。

それでもエリカやアヤは「べあよぉ～ベアーよぉ～」と
やる気のない白クマに興奮気味。

いつものように遠くで寝そべってばかりいる
トラやバイソンなどを冷やかした後、

もしかしたら葉ちゃん家族がいるかもしれないからと
葉ちゃんの長女が好きなメリーゴーランドへ。

やっぱり、ここにもいないか。

「デニスも乗るぅ～」と言われ、3人の子をつれて
乗ることにした。

ほかの子供たちは、上下に動くバッタと思われる
昆虫などに乗って
動く前から楽しそう。

だが、デニスは
「これに乗る」と、イスを指定。
「上下に動くやつに乗らないと、意味がないんじゃない？」

と母が脇から声をかける。が、

「デニスどうする？バッタに乗らないと
回るだけだよ」

「いいの、ここで」と言ってるくせに
デニスは昆虫から視線をそらさない。

回りだすと
上下運動の昆虫に乗ってる子たちは、大喜びしてはしゃいでるのだが

私たち3人だけ、王様席で渋い顔。

なにが楽しいんじゃい、メリーゴーランドの王様席。

こんなの目も回らんワイ。

金返せ！

アメリカンファミリーに大ブームのアップルピッキングに行ってきた

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アップルピッキングといえば、なんだかカッコいいことやってるみたいな
感じがするけど、日本語だと「りんご狩り」
りんご狩りってとなると、年寄りやオバちゃんサークルの小旅行みたいな雰囲気。

アメリカは、もっと気軽な感じ。アップルピッキングには、家族づれが多い。
そして農場も、なんとなく日本の農家とは、ノリが違う感じがする。

どうしてなのだろう？

アメリカは農家だっていうのに、ラフでアバウトな感じがする。
日本の農家って逆に、
村社会から始まってるせいか掟にとらわれがち。

ここでやった
ヘイライドというのも、干草用荷馬車に乗るだけなんだけど
英語だと、なんだステキなイメージになる。

いかにもアメリカンカントリー風オッサンが赤いトラクターに乗ってて、
後ろの荷台にたくさんの家族が乗る。

一緒に行った美恵子さん家族には、その場で言わなかったけど、
乗ってる間じゅう、

燃える男のぉ～赤いトラクター、それがお前だぜぇ～～～♪の
小林旭の歌声が
頭からはなれなかった。

アメリカ人はアップルピッキングに家族で来ているが、うちはデニスと私だけ。
まだエリカとアヤは、農場を長距離歩けそうにないからレイに子守させてきた。

さて、リンゴはというと
まったく木になっていなかった。

なんにぃ～もない、なんにぃ～もない、まったぁ～くなぁんにぃ～もない♪
ここでも、はじめ人間ギャートルズのテーマソングが頭からはなれなかった。
ＢＧＭがなくても頭の中で、音楽がなりまくってる私って

得してるのか、
損してるのか。

リンゴの落ちてしまった要因は、昨今の寒さに雹が降ったりしたせいだとか。
「あぁ～デニス！ここにアップルがなってる」と、近づいてみると
一部が腐ってるものばかり。

それでもデニスは、「デニスがピックしたの」と一つだけ喜んで持って帰った。

アップルは、農場ショップで買っただけに終わった。

アップルピッキングなど面倒で参加したくなかったレイが、
「アップルピッキングに行こう！ホールフーズ（スーパーマーケット）へ」と
冗談言ってたのが、その通りになってしまった。

それでも、私たちは
ヘイライドを楽しみ、緑の中で心地よい空気を感じ
ドライブ中には、紅葉見物を楽しむことができた。

来年は、もうちょっと早くに行こうと決めた。

レイマムにリンゴを持っていったら、

「まぁ～行くのなら誘ってくれればよかったのに。
アップルピッキングは、私も好きなの。
来年は早めに一緒に行きましょ」

と、来年はレイマムやエリカやアヤもつれて
家族みんなでアップルピッキングだぜ。

私たちが行ったアップルピッキングの農場のサイト
http://www.wilkensfarm.com/index.php

レイが初めて自分のラップトップを購入。今までは、
いつも会社のラップトップを私用にも使っていた。
ようやく自分らしく楽しめると興奮気味。
なんで、興奮しとるんじゃい？
きっと、お気に入りはチェックさせてくれんだろうな。

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