抱腹絶倒!NY育児日記

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グリーンカード欲しさに結婚する男たち

2004-08-08 12:13:48 | ぜ~んぶ見せます!

昔は大流行だったコットンクラブも
今ではゴスペルツアーの客や教会帰りの客しか来ないみたい。

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レイの妹ナディーンが、土曜日の10時過ぎに
「ハーレムのバーへ友達と出かける約束があるけど、面倒なの」
と、ぼやいていた。「じゃー家にいれば?」とレイ。

「適齢期のシングルの女なのに、家にはいれないわ。レイが
誰か紹介してくれるっていうのなら別だけど」
「あぁ~俺の会社のセキュリティーガードだったら、みんなシングル
だぜ」と言った後、「ヘイシアン(ハイチ人)だけど」と、つけ加えた。

同時に、レイと横にいたマム(レイのママ)が大笑い。
「えっ?どうしてヘイシアンだとダメなの?」疑問な私。
マムが「彼らはアメリカのグリーンカード欲しさに結婚するだけ
だから。カードが取れれば、さっさとおさらばなのよ」

「そうなの?まるでグリーンカード欲しい日本女性がアメリカ人
男性と結婚するってケースの逆パターン。そういえば、
ジャマイカから来た友人が言ってたけど、ジャマイカンの男性も
20代でアメリカに不法移民でやってきて、ほとんどアメリカ人
女性と結婚してるって言ってた」

「ヘイシアン、ジャマイカンでも不法なら同じよ。特に彼らが
結婚したいのは看護婦なの。看護婦の女性は稼いでくれ
るからね。だったらカード取れた後も別れない」マムが続ける。

「なるほど~、そういうズルイ男っているんだ」
「そんなの常識よ」とマム。

ナディーンは、結局、しぶしぶ出かけていった。

たしかにハーレムに行っても、たいした出会いはなさそうだ。
私も5年以上ハーレムに住んでたけど、地元ではロクな男
に会わなかった。

ま、出かけないよりは出かけた方が出会いのチャンスは
多いだろうから、どんなに気が進まなくても、出かけた方が
いいか。

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