抱腹絶倒!NY育児日記

ご存知ハーレム日記の弘恵ベイリー、NY郊外で育児とライター業に大奮闘!NY関連の執筆、調査依頼いつでも可能です。

夫は育児の天才かも

2005-02-28 05:30:50 | ぜ~んぶ見せます!
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母たちが日本に帰ってしまい、今週末はレイも育児に参加。
「弘恵、眠ければ、寝てていいよ」とレイ。へ?てめーがどうやって育児するんじゃい!
母と二人でも、てんてこまいだったのによぉ~。と思ってたら、

なんとデニスが昼寝している間に、やってのけたのだ。ついでに私も2時間昼寝。
起きてきたときには、レイが静かに育児をやっていた。キャンとも双子らを泣かせることなく。
しかも、自分はコンピューターをいじっているし。す、すごすぎる!

というのも、ミルクは自動で飲ませてる。寝ている横にバスタオルなどを丸めたもので
ミルクをのせるスタンドをつくり、哺乳瓶を口に吸わせてまま固定。
ちゅぱちゅぱと勝手にミルクを飲んでるベイビーたち。まるで鳥や豚を育てる飼育場みたい。

そして長女の彩は、いつも抱っこしてないと泣き止まないのが、カーシートにのせて
揺らしていれば勝手に泣きやみ、ついには寝てしまうということがわかった。
これが母のいるときにわかっていれば、母がいつも彩を抱っこしていなくてすんだのに。

寝るが寝るまで彩を抱っこして、挙句には抱っこしたまま寝ていた母。申し訳ない。

レイは、カーシートにのってる彩を、足でゆらしていた。
だから両手は自由に使える。

双子の片方、彩はベッドでミルクを飲み中。
片方の恵利加は、レイの足元でカーシートに入って、ニコニコ笑いながら
ゆらゆらとゆれていたのだった。

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とうとうキレる!

2005-02-27 10:10:37 | ぜ~んぶ見せます!
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デニスがわめく、理由もなくわめく。

スーパーでは、あっちに行きたい!と床に横たわってわめくし、家では、ビデオを見せろ、
それじゃない!とか、
シリアル食わせろ、その種類じゃない!クラッカーだ。といった具合に、つまらないことで
キャーッとクリスマス前に、あの世へ行ってしまうターキーみたいにわめくのだ。

母が日本に帰る前日。私はナーバスになっていた。
一人でデニスと双子の面倒をみきれるのか?
レイは育児をサポートしてくれるのか?だって、母がいる間じゅうレイは、コンピューターで
遊んでばかりだったのだ。

で、とうとうビデオの前でぎゃーぎゃーわめいているデニスにキレた。
「あんた、いい加減にしいやーもー」北九州弁で、デニスをソファにねじ伏せた。
デニスもその後、さすがにビクついたのか、静かになった。

母いわく、「デニスも反省してたみたいよ。ヒロエがベッドルームに行ってから、
そーっとのぞいてた。それでも、そっちに行かなかったでしょ」

ともかく、ストレスと先行き不安で、涙が出てきた。
育児で初めて泣かされた。双子のママが、一日に2回は叫ぶと言ってたが、
その気持ちがよくわかった。頭痛薬までのんでるっていうから、ハンパじゃない。

私も、そのうち必要になるのだろうか?

そうして、母が今日帰った。
レイがデニスを子守してくれている。双子は寝ている。ハッピー!
ワインとチーズさえあれば、私には頭痛薬は必要ない。どっちがヤバい?

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キャビアを買うとVIP扱いなホールフーズ?

2005-02-25 10:10:16 | ぜ~んぶ見せます!
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今日は私の誕生日!2月24日
誕生日プレゼントとしてレイからキャッシュ。欲しいものを買うならってことで、

ホールフーズでキャビアをとうとう買った。30グラムで50ドルが一番安いものだったので、
5ドルだけ高い55ドルのロイヤルってやつにした。クラシックとなにが違うんだ?
説明されても、きっとわからないと思ったので、とりあえず買ってみることにした。

魚屋のオヤジにリストプレートを見せて「これを頂戴」と言う。
「OK!」と真顔でオヤジが答えたかと思うと、スープを入れるような
プラスチックのケースを取り出す。

そして55ドルの値段のシールをそれに貼った。氷をケースの中に入れ、小さなキャビア
の小瓶を中につめたのだった。
「これからショッピングするのかい?」とオヤジ。

キャビアのついでに、ミカンとジュースを買うつもりが、あまりの緊張に
「うん、これでショッピングは終わり」と答えてしまった。
オヤジは、魚屋から出てきた。え?どこへ行くのオヤジ、まさかキャビアを車まで
運んでくれるんじゃー?

と、思ったら、オヤジはカスタマーサービスへとキャビアを持ったまま進む。
え?普通のレジを通すんじゃないんだ。
カスタマーサービスのラテン系の姉ちゃんが、
「今日は、お買い物ありがとうございます。他にお求めのものはございませんか?」

と、丁寧にあいさつ。
「い、いえ、何もありません」と私。大きなカートを引いてるのに、中には何も
入ってないんだもん、妙な客だよね。

レシートがチャッチャーッと音を立てて出てきた。
そして私は、姉ちゃんに震える手で60ドル札を手渡したのだった。

家に帰ると、さっそく食べてみることにした。
二度と買うことはないであろうキャビアの缶を記念撮影。小瓶は、
栓抜きで開けなくてはならないので驚かされた。

そしてレイが「これは、おいしいクラッカーだよ」と言うので、ストップ&ショップ
という大衆向けスーパーで購入した、大衆向けクラッカーCLUB
にのせて食べたのが悪かった。

「しょっぱい!」母と私は、クラッカーの味だけしかしないので、高級品が無意味と
なってがっかり。

「なんだか、これだったら高級明太子の方がおいしいよね」と私。
「たしかに・・・。でも話のタネになるじゃない、NYでキャビア食べたって言ったらさ」母は
もう友人に話をするつもりらしい。

「きっと明太みたいに白いご飯にのせて食べた方がおいしいかも!」私が考案すると、
「じゃーやってみよう」と母が、さっそく白いご飯にキャビアをのせた。
「たしかにこっちの方がおいしい!」と母。

「私もやってみよう」と白いご飯を一口大にして、キャビアをのせる。
「う、うまい!でも、これだったらやっぱり明太の方がおいしいよ」と私。
「そうだね」

「どうせお金出すんなら、辛子明太子だよ、九州人は」
どこまでも、日本人で九州なにおいがプンプンする親子なのだった。

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自薦をいやがる日本の人たち

2005-02-25 00:14:21 | ぜ~んぶ見せます!
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オールアバウトジャパンにて、スーパーおすすめ大賞なるものをやっている。

そこへ、クレームがきた。私が推薦しているのは、まさしく抱腹絶倒!NY育児日記。
ガイドの私自身が運営してるサイトを推薦するのは
正しくない!といった内容のメールだった。

ちなみに当サイトは、gooのブログでもヒット数でトップ10入りすることもある
人気のブログ。そう今読んでくださってる、あなたからのヒット数が私の日記のバロメーター。

あと私のサイトは、日本のメディアの方たちがNY情報をキャッチするため参考になる
サイトとして、マニュアルに書かれているほどのサイトなのだ。
それほどNY情報として使われているサイトをお勧めして何が悪いのだろう?

日本の人って自薦するなんて、驕ってるって敬遠されがちだ。
自分で自分のやってることを称賛できなければアメリカでは立場が弱い。
きっと私も平気で自薦できるようになったのは、アメリカにいるせいかもしれない。

これからは、日本の人たちも自分びいきにならないと、今までのように
おくゆかしい日本人だと、他の国の人たちに先を越されるような気がする。
っていうか、これだけ日本がリッチなときに、お金を使ってきているのに、

他の国の人は、日本という国を知らなすぎる。きっと日本のアピールの力が弱いのだと
思う。シャープの電子レンジを使いながらも、シャープが日本の会社だって知らない
という(姑)日本人以外のNY在住者はたくさんいるのだ。

※なんだか抗議文みたくなって、読みづらい日記となってしまいました。

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居酒屋リキで飲んだくれて電車で高いびき

2005-02-24 02:46:10 | ぜ~んぶ見せます!
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ドラさんミクさんへ。

(※勤めていたころに、一緒に飲み歩いていたオリジナルメンバーの友人
にあてたメールより)

昨晩は、本当に二人に世話になりっぱなしで。ご馳走様でした。
居酒屋リキさんで、あんなに浴びるほどの焼酎を飲んだのは
久しぶりで。しかもトロやウニなどと、豪華なつまみ。

お二人に、電車の中までも送ってもらうという
東京だよおっかさんみたいな待遇をうけながらも、
ホワイトプレーンズまで目が覚めず。そして車掌さんに起こされたのが
ノース・ホワイトプレーンズ。

たかが隣の駅だから、タクシーが待ってるだろうと
思ってたら、閑散としていて真っ暗。まったく人がいないのでした。

前に社長さんが、ホワイトプレーンズまで
歩いたっていってたけど、とても寒くて遠いので歩けそうになく。
北風が酔いをさましてしまいました。ホームレスさえいないので、
急に、怖くなってきました。

家に電話したけど、12時すぎでレイは寝ていて場所もわからないという。
カーサービスに電話したら、13分もかかるというし。待ってられない。
と、遠くにマンハッタン行きの電車が見えたので、再びホームへ。

もしエキスプレスだったらどうしよう?などと躊躇していたところ
ホームに一人たたずむ私を見た車掌さんに「はやく乗りなさい!」と
せかされました。

どうやらマンハッタンまで行く最終電車だったみたいです。
次の駅ホワイトプレーンズへ無事に帰ることができました。

タクシーはたくさんいて、一番前のタクシーに乗り込むと
マンハッタンからの最終電車が3分で来るから待っていようと言われ、
待ちました。あいのりタクシーなのです。私のほかに兄ちゃん一人を乗せて
走り出しました。

ものの3分ほどで、家へ到着。
レイや子供三人に母たちも、暗がりの部屋で寝てました。
なんだか、現実に戻ってしまい、居酒屋リキでのひとときが
夢のようでした。

今度は、いつ居酒屋リキで飲めるのかなぁ~・・・。

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キャビアの値段に驚愕

2005-02-22 08:01:03 | ぜ~んぶ見せます!
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「一生に一度くらいはキャビアというものが食べてみたい」とキャビアを食べたことの
ない母と私はホールフーズの魚屋でうろうろ。
キャビアについてリンク

「キャビアはいくら?」と魚屋の若い兄ちゃんに聞く。
若い兄ちゃんは、ホームレスに毛がはえたような私の身なりを見て、
ケッ貧乏人が何をキャビアなんて、ぬかしてるんだ。という態度のまま

「ここに価格のリストがあるけど、どれがいい?」と、ぶっきらぼうに答えた。

まさしく貧乏人な私はリストを見て、一瞬にして息をのんだ。
最低でも50ドルからなのだ。あんな小さな小瓶に入ってる黒い卵がゴッ、五十ドル!
目がまわりそうだった。50ドルあれば、COACHのポーチだって買えるんだぜ。安ワインなら
6本は飲める。バーでカクテルが5杯・・・。

グルグルと頭の中を50ドルが駆け巡る。
たかがチョウザメの卵じゃないか。卵ごときに50ドルはあんまりだ。
リストの中にようやく10ドルのものを見つけた。10ドルのものは同じような小瓶に
入ってる鮭の卵、つまりイクラだ。イクラなら、日本でイクラでも食べれる(オヤジギャグ)

ってなわけで、私たちは魚屋から何もなかったかのように、静かにはなれたのだった。
「お母さん、キャビアってあんなに高いものなんだね。知らなかったよ。あんな小さな
瓶に入っててさ」
「だからあんなに皆、キャビアキャビアって言うのね」

料理の鉄人が、キャビアを山ほど料理の上にのせていたことを思い出す。
きっとあれほどのキャビアを使ったら、小さな皿にのってる一品だけで1万円相当の
ものだったわけで。

キャビアを一生に一度くらいは食べたいという母の願いをかなえる日は、
いつか来るのだろうか?

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双子がいると、夜に眠れない売れっ子芸能人みたい

2005-02-22 04:02:03 | ぜ~んぶ見せます!
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ベイビーシッターさんは、なかなか見つからない。何度となくメールはくるけど、
時間帯があわない。

いよいよ母が日本に帰ってしまうので、一人で3人の子供の育児。
「無理だ!」とレイに言うと、「やらなきゃー仕方ないだろ。3人の子供を同時に育てて
きたのは、僕らだけじゃーないんだ」

ってったって、2歳になるばかりの子と双子ってパターンは珍しいと思う。
上の子が、もうちょっと大きくなってるところがほとんどか、双子だけってパターン。
双子だけでも近所で会う双子のママたちは「大変よぉ~」と、ぼやいている。

中国から両親で手伝いにきてもらってる双子のママも、「生まれてから当分は眠れない
わよ」と言っていた。たしかに3時間おきに起きて、デニスまで途中で起きるから最悪。
まるで3時間しか睡眠時間がない、売れっ子の芸能人みたいな生活。

誰か助けてください。

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お土産って大変

2005-02-21 04:10:59 | ぜ~んぶ見せます!
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お土産を買いに、もう3日もショッピングしている。自分たちのものは、ほとんど
買ってないのでは?母。
この日記にレスポのことを書いたおかげで、いろいろと読者の方にアドバイスいただき
ナインウエストのバッグを買うことにした。

母が背中が丸まらないようにリュックになってるバッグが欲しいと言ったからだ。
なかなかオシャレなバッグがナインウエストにはあった。
NINE WEST

バッグなどを、ひとしきり買った後、土産にクッキーでも買うといってホールフーズへ。
「ホールフーズのオーガニックフィグクッキーでも買えば?」と母にアドバイスすると
山のようにパッケージをカートへのせた。

まるで問屋が仕入れてるみたいな状態。日本に帰って叩き売りでもするの?って
感じ。「どうすんの?こんなに買って」と私。
「これが、職場で、こっちが兄ちゃんの職場で、陶芸教室の人たち、同窓生の友達
それから、近所の友達に親戚、あとは・・・」母が指をおって数えている。

「そんなにNYに来るたびに買ってたら大変だよ。何度も来るのに」
日本の「お土産習慣」には、ほとほとあきれる私であった。

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サーファーのブランドMossimo

2005-02-19 14:34:27 | ぜ~んぶ見せます!
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ターゲットは百貨店でも安いものが買えるところで、深緑のジャージがなんと30ドルも
したので目をむいてしまった。上下で60ドルになるじゃないか。

いつもお世話になってるH&Mだったら10ドルちょっとで上下を買えるぜ。しかし、
どうしても欲しかったので、バーゲンで10ドルディスカウントされてから
上着だけ買った。

これは、Mossimoというブランドらしい。
サーフブランドなのだとか。
ターゲットには、Leeのジーンズやチェロキーとかあるけど、いまや化石となってる
メーカーって気がするなぁー。

いろんなところに、ブランドって潜んでるらしいターゲット。ともかく安いので
デニスの靴も12ドルで購入。
私のLeeのジーンズも10ドル代だ。

福岡の友人の姪は、2万円もするヒステリックグラマーのジーンズをはいてるってのに、
40近くなってる私が10ドルのジーンズ。
母が「年をとったら、安物を身に着けることはできない」って言ってバッグなんかも
2万円以上のものを買ってたけど、
私は平気なのだった。

今日もまた10ドルのバッグをターゲットで購入!
スイカみたいなデザインでかわいいっす。

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lespoはNYのブランド

2005-02-18 00:12:18 | ぜ~んぶ見せます!
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Lesport sacオフィシャルサイト

ジャマイカから日本人の友人が来たとき、有名なレゲエアーティストが可愛いLesport
レスポのバッグを持ってたから、それが欲しい!ってことで
高級モールを探した。ところが、そこには売ってなかった。Macy'sには置いてあるという。

彼女からレスポの名を聞くまで、まったく私は知らなかったぞ。Lesport sac?

別の日に、友人とマンハッタンで集う時があり、ミクがレスポの黒いバッグを持っていた。
ヤッちゃんが「あ、そのレスポのバッグいいねぇ~」と言うと。
「これ、とっても使いやすいの」とミクが答えていた。ブランドに興味のない私は
聞き流していたのだが。

母が、日本の友達にバッグを買って帰るという。「COACHにしようかしら?」と母。
「猫も杓子もコーチコーチって、みんなが日本でコーチさげてるから、違うものにすれば?」
「そうね、大きくて、ちょっとそこいらに下げていけるバッグがいいわ友達には」
「じゃーレスポっていうのがあるらしいよ」
「レスポってなに?」
「多分、ブランドだと思うけど」

ということでネットで調べてみると、NY生まれのバッグだという。10ドルくらいで
買えそうなお買い物バッグみたいなスポーツタイプのバッグなんだけど、
これがまた50ドル以上はするのだ。
「いいねぇ~」と喜ぶ母。さっそくMacy'sに行ってみた。

黒にベージュといったシンプルなものから、水玉やピンク、派手な柄ものまである。
「どれがいい?」と母が聞くので「やっぱーシンプルな黒とかベージュがいいんじゃない?」
ってことで、ちょっとした旅行に下げていけそうなバッグやショルダーを両手に母が
抱えている。

「これは、西水さんに、そしてこれは娘さん。これは私の」とバンバン買ってるし。
「それって、日本の典型的なブランドあさり!」
結局、300ドル近く払っていた。「もし日本に帰っても誰も知らなかったら、ただの
ずた袋だよ」と私。

「でも、コーチだって最初に私が買ったころには、誰も知らなかったのよ。そのうち
有名になるわ」と母。
「どうでもいいけどさ。そもそも私はブランドに興味ないから。どうせなら、こっちの
Nine Westとか安いのにすれば?」「・・・・・」
どこまでもブランド名にこだわる母なのであった。

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アメリカの公立図書館にいるチャーミングな先生

2005-02-17 06:39:33 | ぜ~んぶ見せます!
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アメリカでは、パブリックライブラリーで子供のクラスがある。デニスをつれて初めて
行ってみた。おそらく60代であろう女性が、歌を歌ったり、絵本を読んでくれたり
パペットをあやつったりする。彼女はさすがプロ。なんだか子供たちが、彼女の魅力に
吸い込まれていくのだ。

一目で、大人の私たちでさえ「仲良くしてほしい!」って思うような、ショートカットの素敵な女性。
安心感を与える、なにかをもってる人。人間って不思議、どうやったらこういうパワーをもつ
ことができるんだろう?生まれつきかな。生まれつき意地悪そうなパワーをもってる人とかも
いるけど。

こういう人をひきつけるパワーのある人ってうらやましい。

それなのにデニスは大きな目をグルグルさせて、彼女の方を見ているのかと思えば、隣の子ばかりを
見ていた。怖いらしい・・・。人見知りがはげしいし。

ところが絵本を読み終わったあとに手をたたくデニス。他の子は誰もたたいてないぞ・・・。
ま、拍手はいいけどさ。かなり一人だけ浮いてない?
どうやら緊張がとけてきたらしい。さすがインストラクターがいいおかげ。

彼女のパワーは、さらにデニスを動かす。歌いだしたり「ジャンプジャンプ!」という音頭とともに
カエルのようにデニスも跳躍をはじめた。もはやジャンプは止まらず。
最後まで、ジャンプしながら、小さな子供のそばに近寄れなかったデニスが子供の中に入って
いけるほど成長。

たったの30分ちょっとで、こんなに子供の性質を変えてしまうインストラクターってすごい!
やはり親にできない教育ってあるんだな。

Children's programのカレンダー(White Plains)の公立図書館
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アメリカでは男性から贈り物のバレンタイン

2005-02-15 20:59:58 | ぜ~んぶ見せます!
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バレンタインデー、アメリカでは、男女関係なく恋人同士がお菓子や花束などを贈りあう。
レイが家に帰ってきて「弘恵からはバレンタインデーの贈り物はないの?」と問う。
「アメリカは、男性から贈り物するだけでしょ?」と私。

「日本では、女性からは贈らないの?」
「日本は、女性からバレンタインデーでクッキーデーってのに男性がお返しするのよ」と説明。
「どうせレイは、チョコもクッキーも嫌いでしょ。だから買ってきてもしかたないし」と
付け加える。

と、レイが突然に銀色の龍角散が入ってるような缶につまった、コーヒー豆のような
小粋なチョコをくれた。

お味は、コーヒーのほろ苦いセンスあるものだった。こんな洒落たチョコを買ってくるなんて、
会社のロゴが入ったTシャツばかり着ている夫があり得ない!
すかさず「どこで買ってきたの?」と聞いた。

「どうして、そんなことを聞くんだ。どこで買ったかなんて関係ないだろ」と、いぶかしげな
顔をするレイ。
「このチョコおいしいから、また買いに行きたくなったときのために」と私。

「愛さえあれば、どこで買ったかなんて関係ないさ」
「だから、どこで買ったの?」
「いいじゃないか、そんなこと」ますますあやしいぞ。

「どうせ会社からバレンタインにもらったんでしょ」
しばらく沈黙するレイ。そしてニヤニヤしながら、
「いかにも、会社からもらったのだクリスマスに。去年からデスクの引き出しに入ってたの」
やはり!

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ベイビーシッターさん急募!

2005-02-15 06:39:12 | ぜ~んぶ見せます!
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デニスが二歳で、わんぱくを通り越した、トラブルメーカーぼうずとなり
双子の生まれた今、私の時間はまったくない。たまにトイレすら我慢しなくては
ならない。それでも日記は書いている。これだけが息抜なのだ。

これで手伝ってくれている母が日本へ帰ってしまったら、私は寝る暇もない。
ベイビーシッターさんがいないと、きっと育児ノイローゼにでもなってしまうのでは?
と我ながら心配。

そこでベイビーシッターさんを急募することとなった。
どなたか、私の育児を手伝ってください。ウエストチェスター近郊に住んでいて
毎日通える方が希望。

学生さんでもかまいません。
私、弘恵までメールで連絡してください。
aluchu@aol.com

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バーゲン品はレジうちに注意!

2005-02-15 06:09:41 | ぜ~んぶ見せます!
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くさってもナイキ!
兄がスニーカーを買うというので、スポーツショップへ行った。母がナイキにしよう
としつこい。「ナイキなんて、今こだわってる人はアメリカには滅多にいないよ。

どちらかといえばニューバランスとか買ってるし。そもそもナイキって日本の会社
オニヅカをもってきて起業したっていうし。わざわざ日本にいい靴があるのに、アメリカ
のボロ靴を買わなくても・・・」

とアドバイスするのだが、
「みんなアメリカに旅行にきて、わざわざナイキを買っていくのに、うちなんて
こんなに何度もNYへ来てるのに、一度もナイキを買ったことがない」と母。

「じゃーFUBUとかにすれば?FUBUってNYクィーンズが発祥の地らしいし」
「んーーー、それでもいいけど」「じゃーそうしなよ」と
靴を探してまわる。

結局、「ナイキがやっぱりいい」と兄がいい
「バーゲン品でいいんじゃない?こだわりのない兄ちゃんが履くんだから」と
40ドル程度のバーゲン品を買わせた。

ところが兄が支払いを終えて、車にのってみると、100ドル札からのつりが10ドルちょっと
しかない。どうやら80ドルくらいの元値でレジうちされていたのだった。
レシートを捨ててなかったから、それを持って私がレジへ行った。

若いキャッシャーの兄ちゃんが、売り場へ電話。しばらく待たされたけど、やはり
40ドル程度のディスカウント品だということがわかった。つりを返してもらった。

「アメリカは、さすがすぐに対応してくれるのね」と母が関心する。
「レシートがないとやってくれないけどね。日本でも同じでしょ」
「たしかにそうだけど・・・」

「アメリカのレジうちなんて、いい加減だから、バーゲン品を買うときは自分が
しっかりしてないと、元値で買わされることがよくあるのよ。だからレジをうつ
ときに私は常に確認してる。日本のキャッシャーみたいに信頼してたらダメよ」

「そうよね」と母。
ただ一つアメリカのキャッシャーのよいところは、
自分自身がよく間違えるので、レシートをつき返しても嫌な顔ひとつしないのであった。

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